
今年も海老名の「ふるさとまつり」が盛大に開催されました。今年は30回目を迎える記念の祭りで、6基のみこしが海老名駅前の中央公園から市役所までを練り歩くという特別企画も組まれました。
私も小学生の頃から参加している祭りですので、すでに私にとっては夏の年中行事として身体に染み付いています。ただ時おり思うのですが、神社仏閣が行なう宗教儀式としての祭りには伝統を守る、風習を継承するといった意義はあるものの、ふるさとまつりのようなイベントについてはこうして長く続いてきますとどうしてもマンネリ化という印象を拭えません。むしろこういったイベントは時代ごとに世相を反映しながら変化していくべきかな・・・・と。
「破壊なくして創造なし」と言ったらちょっと過激かな・・むしろ毎年やっていることだから、とか変えてはいけない、といった私たちの心の中にある戒めを破るという意味では「破戒なくして想像なし」というのが真理か・・・・。
税金を使って祭りをする時代ではない。むしろ祭りを通じて収益をあげるくらいの逆転の発想もあるのでは?
新しい時代の新しい取り組みとしてこの祭りも生まれ変わっていくことを望みます。