2005年07月10日

福祉の現場から

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 今日はちょっとつらい出来事に出会いました。福祉の現場で働く私は日々とてつもない経験をさせて頂きますが、そのほとんどが個人のプライバシーに関わることでこの日記で表現できないのがもどかしいほどです。

 そのプライバシーに配慮して簡単に言えばとても深い関わりのあるお年寄りのお見舞いに県内のあるメンタルクリニックへ行きました、つらい体験とはその場所で見た光景です。分厚い布と皮で作られたベルト(抑制帯)でベッドに縛り付けられたその人を見た衝撃。もう2ヶ月近くもこうして縛られ続けてきたのか・・・足は骨と皮膚ばかりになってしまっていました。

 看護師は微笑みながら言う、「とても安定して静かに過ごされていますよ。」

見れば隣のベッドもその隣のベッドも・・・・

抜け殻のようになってしまったその人は私の顔をみて涙を流し、10分ほど足をさすってあげると浅い眠りにつきました。

それ以上の感想はここには書けません。

 

 

私の勤める施設、「あつぎみなみ」にもどると利用者の皆さんがとても楽しそうに誕生日会を開いていました。日長の夕日とローソクの灯りがとてもまぶしく、そして美しく、思わず照明を消して写真を撮りました。
posted by おさだ at 09:27| Comment(0) | TrackBack(0) | 福祉