コツ、コツ、コツ、コツ、革靴が音をたてます。
こつこつと・・・・
淡々と・・・・
そして粛々と・・・
市内全戸行脚が始まりました。
一日100世帯
何も考えないようにしています。考えてしまうと足が動かなくなってしまうから。
淡々と・・・粛々と・・目の前に現れた玄関のチャイムを鳴らすだけです。
2006年01月31日
2006年01月28日
行く道を行く
昨夜のうちに3本も電話がなり、「○○さん(現職県議のこと)が来年も頑張るって出馬表明したぞ!」てわざわざ教えてくれる人がありました。今年も大々的に行なわれた県議の新春の集いでのことのようです。「それにしても早いよなぁ。」と感想を言う人も。「そりゃいつ表明したって自由でしょ。俺なんか落選した次の瞬間に表明しちまったよ。」なんて答える私だが、確かに現職としては、例えば横浜の中田市長が3月の選挙に対してここへ来てようやく出馬表明するような事例に比べればかなり早いとは言える。
でも、私の敵は現職県議ではないし、だれが出馬表明しようがあまり関心はありません。ただ、現状ある海老名の県政に対して「良か否か?」ということを問う選挙と考えれば、ダジャレじゃないが、「いっきうち」で戦いたいというのが私の願いだ。そういう意味では前回の選挙だって私ともう一人の候補者の得票合計は現職の得票をはるかに上回っているのだから・・・・現状は否定されているとも考えられる。勝手な願いであるが是非「一対一」の勝負を望みたい。
ただし、先ほども言ったとおり、私の敵は対抗馬ではなく己にあると思っている。今週から市内全戸への、文字通り“行脚(あんぎゃ)”を始めた私である。市内の総てのお宅を訪問し、ご意見を伺い、市内の総ての道をこの足で歩いて、それでも市民の皆さんが「お前じゃだめだよ。」という結果を出されるならそれはもう仕方のないことだから。
寒さ暑さはもとより心無い言葉を浴びせられたり、犬にかまれたり・・・・そんな毎日を一年以上に渡って続けられるか?まさに自分との戦いなのだ。
でも、私の敵は現職県議ではないし、だれが出馬表明しようがあまり関心はありません。ただ、現状ある海老名の県政に対して「良か否か?」ということを問う選挙と考えれば、ダジャレじゃないが、「いっきうち」で戦いたいというのが私の願いだ。そういう意味では前回の選挙だって私ともう一人の候補者の得票合計は現職の得票をはるかに上回っているのだから・・・・現状は否定されているとも考えられる。勝手な願いであるが是非「一対一」の勝負を望みたい。
ただし、先ほども言ったとおり、私の敵は対抗馬ではなく己にあると思っている。今週から市内全戸への、文字通り“行脚(あんぎゃ)”を始めた私である。市内の総てのお宅を訪問し、ご意見を伺い、市内の総ての道をこの足で歩いて、それでも市民の皆さんが「お前じゃだめだよ。」という結果を出されるならそれはもう仕方のないことだから。
寒さ暑さはもとより心無い言葉を浴びせられたり、犬にかまれたり・・・・そんな毎日を一年以上に渡って続けられるか?まさに自分との戦いなのだ。
2006年01月27日
息子の成長
2006年01月25日
本番モード
来年4月8日に予想される統一地方選挙「神奈川県議会議員選挙・海老名選挙区・定数一」に向けて満を持して腰を上げた私です。
元旦より関係者へのあいさつ廻りを始め、2月25日(土)にはオークラフロンティアホテルの大広間を借り切って決意表明を兼ねた親睦会を開くことになりました。
さあさあ大変です。もうホントに毎日があわただしく「忙しい」なんて言葉では表しきれないほどのドタバタ状態!
地元本郷を始めとする支援者の皆さんも「今度こそは!」という思いを強く持って下さっているので次から次へと行動プランが提案され、そのあまりのボリュームに「ではそのうちに・・」なんて答えると張り飛ばされそうな勢いです。
こんなに早くから本チャンモードに入っちゃって大丈夫だろうか?と・・・・ちと不安。
昨夜も20名以上の役員さんが自治会館に集まって下さり来月25日の参加者について集計作業やら来賓関係の調整やらと遅くまで作業をして下さいました。
そして最も厳しく、そして最も思いやりある!?支持団体「本郷・おさだ進治を励ます会」より半ば強制的に与えられたプランがなんと、「海老名市内全戸を訪問せよ!!!」・・・・・しばらく声の出ない私。4万世帯ですよ海老名全戸って・・・
こともなげに答える古郡会長「一日100軒歩いて400日だ。お前にゃちょうどいいじゃないか。」
2月25日の懇親会は「おさだ進治・海老名市内全戸訪問出発式」という名称に急きょ変更されました。
不安顔の私に会長氏は続けます。
「一人でも多くの市民の皆さんにお会いして政治や行政に対するナマのご意見に耳を傾ける。それは思想信条、党派の別を乗り越えて政治家の資質を決める大切な要素。お前が本気で政治をやろうとするなら、このまちでたった一人の県議会議員になろうとするならそれくらいできるだろう。」
どうせなら、一生に一度のチャレンジだ。いっちょやったろうじゃねぇか!
全戸訪問出発式の概要は以下の通りです。ご参加頂ける方は取り急ぎメールを下さい。
日時 平成18年2月25日(土)
午後7時より
場所 オークラフロンティアホテル
3階 ラ・ローズ
会費 男性6,000円 女性5,000円
着席による飲食を伴います。
(注) 全戸訪問にあたっては公職選挙法に規定する「事前運動」に該当しないよう、あくまでも主義主張を伝える政治活動として行なうよう最善の注意を致しますと同時に選挙管理委員会にも状況報告を行なっています。
元旦より関係者へのあいさつ廻りを始め、2月25日(土)にはオークラフロンティアホテルの大広間を借り切って決意表明を兼ねた親睦会を開くことになりました。
さあさあ大変です。もうホントに毎日があわただしく「忙しい」なんて言葉では表しきれないほどのドタバタ状態!
地元本郷を始めとする支援者の皆さんも「今度こそは!」という思いを強く持って下さっているので次から次へと行動プランが提案され、そのあまりのボリュームに「ではそのうちに・・」なんて答えると張り飛ばされそうな勢いです。
こんなに早くから本チャンモードに入っちゃって大丈夫だろうか?と・・・・ちと不安。
昨夜も20名以上の役員さんが自治会館に集まって下さり来月25日の参加者について集計作業やら来賓関係の調整やらと遅くまで作業をして下さいました。
そして最も厳しく、そして最も思いやりある!?支持団体「本郷・おさだ進治を励ます会」より半ば強制的に与えられたプランがなんと、「海老名市内全戸を訪問せよ!!!」・・・・・しばらく声の出ない私。4万世帯ですよ海老名全戸って・・・
こともなげに答える古郡会長「一日100軒歩いて400日だ。お前にゃちょうどいいじゃないか。」
2月25日の懇親会は「おさだ進治・海老名市内全戸訪問出発式」という名称に急きょ変更されました。
不安顔の私に会長氏は続けます。
「一人でも多くの市民の皆さんにお会いして政治や行政に対するナマのご意見に耳を傾ける。それは思想信条、党派の別を乗り越えて政治家の資質を決める大切な要素。お前が本気で政治をやろうとするなら、このまちでたった一人の県議会議員になろうとするならそれくらいできるだろう。」
どうせなら、一生に一度のチャレンジだ。いっちょやったろうじゃねぇか!
全戸訪問出発式の概要は以下の通りです。ご参加頂ける方は取り急ぎメールを下さい。
日時 平成18年2月25日(土)
午後7時より
場所 オークラフロンティアホテル
3階 ラ・ローズ
会費 男性6,000円 女性5,000円
着席による飲食を伴います。
(注) 全戸訪問にあたっては公職選挙法に規定する「事前運動」に該当しないよう、あくまでも主義主張を伝える政治活動として行なうよう最善の注意を致しますと同時に選挙管理委員会にも状況報告を行なっています。
2006年01月23日
アドマチック天国に海老名が!!
あの人気番組「アドマチック天国」でしたっけ?ほら薬丸君とかが出ていて色々なまちやそのまちの名所、名物、名店などを紹介する番組。たまにしか見ないので詳しいことは分かりませんが・・・2月4日に放送されるこの番組は海老名の特集なんだって!!! こりゃすごいですね。今から楽しみです。
ビデオの予約録画の仕方練習しなくちゃなぁ・・
ビデオの予約録画の仕方練習しなくちゃなぁ・・
2006年01月22日
男たちの大和
忙中閑あり
雪の降った週末。
参加を予定していた行事のいくつかが中止され、ポカンと穴の開いた時間。
映画を観て来ました。
「男たちの大和」
いい映画でしたよ・・・なんて言ってしまうとね、好みの問題もあるし、聞いた人は過剰な期待をしてしまって、面白みが減じてしまうことはよくあることなので論評は避けたいと思います。が、“私は”主人公の少年水兵に恋をする少女が画面いっぱいに浮かべるほんの2秒間ほどの笑顔、あのワンカットだけで1,700円払う価値のある映画だと思いました。
平和の尊さを伝えるには余りある内容の映画を観て色々なことを考えました。そのうちの一つ。「小泉総理が、靖国参拝で国民のナショナリズムを刺激し、政権維持と改革の遂行に利用したとするならば、それは後々に憂いを残すとても大きな罪なのかもしれない。」
雪の降った週末。
参加を予定していた行事のいくつかが中止され、ポカンと穴の開いた時間。
映画を観て来ました。
「男たちの大和」
いい映画でしたよ・・・なんて言ってしまうとね、好みの問題もあるし、聞いた人は過剰な期待をしてしまって、面白みが減じてしまうことはよくあることなので論評は避けたいと思います。が、“私は”主人公の少年水兵に恋をする少女が画面いっぱいに浮かべるほんの2秒間ほどの笑顔、あのワンカットだけで1,700円払う価値のある映画だと思いました。
平和の尊さを伝えるには余りある内容の映画を観て色々なことを考えました。そのうちの一つ。「小泉総理が、靖国参拝で国民のナショナリズムを刺激し、政権維持と改革の遂行に利用したとするならば、それは後々に憂いを残すとても大きな罪なのかもしれない。」
2006年01月21日
アメリカは信ずるべきパートナーか?
まったくバカにした話である。ムリクリ輸入を再開させた牛肉にシロウトでも分かるような形で危険部位が入っていたなんて・・・・
差別や偏見でものを言うつもりはないが、やはりこの国も国民の間にレベルの差がありすぎるのではないか? エライ人が正義や自由をどんなに上手に語っても末端の国民がそれを理解していない。下手をすれば言葉さえ通じない国家ではこれを一つの単体として見て信用してしまうのはとてもキケンなのではないか?良くも悪くも自由な中でしっかりとした統一の取れている、世界に比類なき国、それが日本だとこんな時に思う。その点アメリカや中国と同じ土俵でパートナーシップを組むのはあまりにも危険なのではないか?
やはり座間キャンプに米軍第一司令部がやってくることには賛成しがたい。
アメリカ人よ、事は一塊の牛肉の話ではないのだ。
差別や偏見でものを言うつもりはないが、やはりこの国も国民の間にレベルの差がありすぎるのではないか? エライ人が正義や自由をどんなに上手に語っても末端の国民がそれを理解していない。下手をすれば言葉さえ通じない国家ではこれを一つの単体として見て信用してしまうのはとてもキケンなのではないか?良くも悪くも自由な中でしっかりとした統一の取れている、世界に比類なき国、それが日本だとこんな時に思う。その点アメリカや中国と同じ土俵でパートナーシップを組むのはあまりにも危険なのではないか?
やはり座間キャンプに米軍第一司令部がやってくることには賛成しがたい。
アメリカ人よ、事は一塊の牛肉の話ではないのだ。
2006年01月18日
だから政治家は辞めるとは言わない
だから政治家は辞めると言わない。やるとも言わない。
一つの見方としての話である。
マンションやホテルの耐震強度偽装問題に続いてライブドアの証券取引法違反事件である。どちらの問題でも自民党小泉政権との関係が問題視されており、ある意味では政権つぶしのためにリークされたのではないか?といったウワサが巷でささやかれている。
もっともどちらの事件も実際に違法な行為をしていたのだからリークもなにもないのだが、フューザーのオジマ社長への証人喚問などを聞いているとあたかもターゲットは自民党政権にあるかのごとく聞こえてしまうし、ホリエモンについても選挙で自民党が支援したことが大きく問題視されている。
しつこいようだが、一つの見方として・・・やはり小泉政権が今年の9月までとなったことで政権つぶしの圧力が一気に高まっていると見える。政治家とか政権などというものは「辞める・終わる」ということが明らかになると実にもろいものである。「だから政治家は辞めるとは言わない。」 求心力を失うどころか、だれでも一つや二つ持っているようなスネのキズを暴かれ、いとも簡単に過去の人として葬りさられ世の関心は次の権力者へと移っていく。まるで仲間どうしの賭けマージャンがごとく、勝ち逃げは難しいのだ。たしか・・・チョンドファンを始め近代韓国の歴代大統領などはほとんどが政権を降りてから監獄に入っているのが事実。フジモリしかり、近代法治国家とは言え、政治と権力をめぐる抗争の実態というのは戦国の時代となんら変わらないというのが本当なのではないか。
そしてこれから成るについても・・・今回で言えば安倍さんのように早く名前が出てきた人は必ず消えると言われているが、名前が突出すればつぶされる。織田信長(小泉)の次は明智光秀が乱を起こす番なのか?「だから政治家はヤルとも言わない。」最後はじっと我慢の家康か。
権力をめぐる権謀術数は私たち常人の想像を遥かに超えたところでうごめいているように思えます。
一つの見方としての話である。
マンションやホテルの耐震強度偽装問題に続いてライブドアの証券取引法違反事件である。どちらの問題でも自民党小泉政権との関係が問題視されており、ある意味では政権つぶしのためにリークされたのではないか?といったウワサが巷でささやかれている。
もっともどちらの事件も実際に違法な行為をしていたのだからリークもなにもないのだが、フューザーのオジマ社長への証人喚問などを聞いているとあたかもターゲットは自民党政権にあるかのごとく聞こえてしまうし、ホリエモンについても選挙で自民党が支援したことが大きく問題視されている。
しつこいようだが、一つの見方として・・・やはり小泉政権が今年の9月までとなったことで政権つぶしの圧力が一気に高まっていると見える。政治家とか政権などというものは「辞める・終わる」ということが明らかになると実にもろいものである。「だから政治家は辞めるとは言わない。」 求心力を失うどころか、だれでも一つや二つ持っているようなスネのキズを暴かれ、いとも簡単に過去の人として葬りさられ世の関心は次の権力者へと移っていく。まるで仲間どうしの賭けマージャンがごとく、勝ち逃げは難しいのだ。たしか・・・チョンドファンを始め近代韓国の歴代大統領などはほとんどが政権を降りてから監獄に入っているのが事実。フジモリしかり、近代法治国家とは言え、政治と権力をめぐる抗争の実態というのは戦国の時代となんら変わらないというのが本当なのではないか。
そしてこれから成るについても・・・今回で言えば安倍さんのように早く名前が出てきた人は必ず消えると言われているが、名前が突出すればつぶされる。織田信長(小泉)の次は明智光秀が乱を起こす番なのか?「だから政治家はヤルとも言わない。」最後はじっと我慢の家康か。
権力をめぐる権謀術数は私たち常人の想像を遥かに超えたところでうごめいているように思えます。
2006年01月17日
景気回復
景気回復って言いますが、本当にそうなんだろうなぁ・・・と、別に生活が楽になったとかではなくて道路の渋滞を見ていてそう思います。
私の家の前を通っている県道藤沢・伊勢原線は藤沢から東名高速厚木インターを結ぶ主要幹線でありますが、これが最近では非常に渋滞するようになりました。不謹慎な言い方かも知れませんが、あのバブル期を思い出すような光景。だって我が家から相模川を渡る戸沢橋までおよそ4kmもあろうかと思う直線の道路に車がビッシリと並んでいる様はこの15年くらいの間見ることができなかったから。
ただ昨今の景気回復についてはまだまだ我々一般市民が実感するところではない。先日ある会合で一緒になった元証券マン氏は言っておりました。
「景気回復っ言うけどさ、俺が前に勤めていた証券会社でもボーナスがバブルの頃を上回ったって!・・・でもさ、いくらボーナスが増えたって働いている人間の数は当時の三分の一になっちゃっているんだから、末端まで景気回復なんて実感できるわけ無いよ。」
まったくその通りですよね。
さて、それにしても景気が良いのなら、資金を出して政治家の一人でも育ててやろう、なんて企業はないものか?
チラシを印刷する見積書とにらめっこしながら金策に悩む私です。
私の家の前を通っている県道藤沢・伊勢原線は藤沢から東名高速厚木インターを結ぶ主要幹線でありますが、これが最近では非常に渋滞するようになりました。不謹慎な言い方かも知れませんが、あのバブル期を思い出すような光景。だって我が家から相模川を渡る戸沢橋までおよそ4kmもあろうかと思う直線の道路に車がビッシリと並んでいる様はこの15年くらいの間見ることができなかったから。
ただ昨今の景気回復についてはまだまだ我々一般市民が実感するところではない。先日ある会合で一緒になった元証券マン氏は言っておりました。
「景気回復っ言うけどさ、俺が前に勤めていた証券会社でもボーナスがバブルの頃を上回ったって!・・・でもさ、いくらボーナスが増えたって働いている人間の数は当時の三分の一になっちゃっているんだから、末端まで景気回復なんて実感できるわけ無いよ。」
まったくその通りですよね。
さて、それにしても景気が良いのなら、資金を出して政治家の一人でも育ててやろう、なんて企業はないものか?
チラシを印刷する見積書とにらめっこしながら金策に悩む私です。
2006年01月15日
自治体の倒産
先日の朝日新聞の記事によれば、竹中総務相の私的諮問機関、「地方分権21世紀ビジョン懇談会」では財政が悪化した自治体を企業の倒産なみに扱い、自治体の予算編成権や首長の経営責任を問う新たな法制度の検討を行なっていると言う。
つまり簡単な話、市町村や都道府県がある限度を超える借金をしてしまったり、年間の歳入と歳出のバランスが極端に悪くなってしまったりした場合、国か、または公的機関の“破産管財人”のような人がやってきて予算を編成し、機械的に人件費などの歳出がカットされ、資産が売却され、滞納されている税金などの集金が強化され、市長や町長などの責任が問われる、そんな仕組みになるということ。(らしい。)
うん、こりゃすごいことですよ。是非やって欲しい。そんなことでもしなけりゃこの国の自治体財政は一向に健全化しないから。
考えてみれば当然のことながら市長さんも町長さんも選挙で選ばれているわけですから少しでも市民要望をかなえて市民の皆さんから喜ばれたいし、次の選挙のためにも実績を残したい。そう思うのは当然のこと。
一方、議会というのはその市長さん(執行者)がやろうとする事業を厳しい目でチェックし、不要なものは切り捨てるなどの仕事をしなければならないが、これもやっぱり選挙があるもんで、道路でも公民館でも地元や選挙地盤に利益を還元できなけりゃ「あいつは地元のためになんにもやらねぇ・・・」というお決まりの批判が巷ささやかれるようになってしまう。
結局のところ有権者の意識が変わらなきゃ政治家なんてものはなかなか公議にかなった仕事などはできないもの、なのですが。
結果として、公共事業というのはどんどんと膨らんでいき借金が増えるという、これは言わば構造的な問題であり、その結果が国と地方併せて1千兆円を超える長期債務というわけです。
(もっとも、バブル景気の崩壊と長期の不況、景気刺激策としての公共事業の増加ということもあったのですが・・・)
ただ、今回の竹中グループの考えにはいくつか言いたいこともある。一つには「お前ら国政の人間に言われたくないわい!」ということ。国の負債をそのあなたたちが作ろうとしている基準に当てはめたらどうなるの?とっくに倒産だろうに! 一刻も早く私たち地方自治体から管財人を送り込んだ方がいいんじゃないのか? ということ。
でも、考えてみりゃ竹中さんだからできるのかな?いままでその放漫政治に手を染めて来ていないから。これがさ、霞ヶ関の官庁街を町の役人や政治家をつれまわしてさんざっぱら「補助金下さい。」行脚をしていた政治家だったら言えないね、こんなこと。
今回の竹中諮問、本当に法制度化されるようなら小泉政権最後のサプライズ!竹中後継もあるかもね。もんと言っても一応国会議員ではあるもののシガラミの無さでは他に比類しないし、それが今の改革には必要だから。
つまり簡単な話、市町村や都道府県がある限度を超える借金をしてしまったり、年間の歳入と歳出のバランスが極端に悪くなってしまったりした場合、国か、または公的機関の“破産管財人”のような人がやってきて予算を編成し、機械的に人件費などの歳出がカットされ、資産が売却され、滞納されている税金などの集金が強化され、市長や町長などの責任が問われる、そんな仕組みになるということ。(らしい。)
うん、こりゃすごいことですよ。是非やって欲しい。そんなことでもしなけりゃこの国の自治体財政は一向に健全化しないから。
考えてみれば当然のことながら市長さんも町長さんも選挙で選ばれているわけですから少しでも市民要望をかなえて市民の皆さんから喜ばれたいし、次の選挙のためにも実績を残したい。そう思うのは当然のこと。
一方、議会というのはその市長さん(執行者)がやろうとする事業を厳しい目でチェックし、不要なものは切り捨てるなどの仕事をしなければならないが、これもやっぱり選挙があるもんで、道路でも公民館でも地元や選挙地盤に利益を還元できなけりゃ「あいつは地元のためになんにもやらねぇ・・・」というお決まりの批判が巷ささやかれるようになってしまう。
結局のところ有権者の意識が変わらなきゃ政治家なんてものはなかなか公議にかなった仕事などはできないもの、なのですが。
結果として、公共事業というのはどんどんと膨らんでいき借金が増えるという、これは言わば構造的な問題であり、その結果が国と地方併せて1千兆円を超える長期債務というわけです。
(もっとも、バブル景気の崩壊と長期の不況、景気刺激策としての公共事業の増加ということもあったのですが・・・)
ただ、今回の竹中グループの考えにはいくつか言いたいこともある。一つには「お前ら国政の人間に言われたくないわい!」ということ。国の負債をそのあなたたちが作ろうとしている基準に当てはめたらどうなるの?とっくに倒産だろうに! 一刻も早く私たち地方自治体から管財人を送り込んだ方がいいんじゃないのか? ということ。
でも、考えてみりゃ竹中さんだからできるのかな?いままでその放漫政治に手を染めて来ていないから。これがさ、霞ヶ関の官庁街を町の役人や政治家をつれまわしてさんざっぱら「補助金下さい。」行脚をしていた政治家だったら言えないね、こんなこと。
今回の竹中諮問、本当に法制度化されるようなら小泉政権最後のサプライズ!竹中後継もあるかもね。もんと言っても一応国会議員ではあるもののシガラミの無さでは他に比類しないし、それが今の改革には必要だから。
2006年01月13日
多選自粛
松沢知事が県議会に提案した多選(三期を超えて知事が選挙に出ること)自粛条例が自民、公明、県政21などの会派の反対により否決されました。
確かに行政の最高責任者である首長が長く続くことの弊害については私も感ずるところがあります。それは行政のマンネリ化であったり、議会との馴れ合いであったり、人事の偏重であったり、時には天皇と揶揄されるほど絶大な権力を陰に陽に持ってしまうケースも見受けられます。
私が市議会議員になった年、20年に渡った左藤市政が終わり亀井市政へと行政が刷新されました。そして二期8年を経て現在の内野市政へと三代(正確には四代)に渡る市政を眺めてきましたが、交代のたびに新鮮な雰囲気や新たなやる気といったものを感じましたし、それはとても良いことだと感じています。そしてそこにはいつも厳しい選挙があり、だからこそ緊張感というものが伴うのだと思うのですが。
とはいえ多選自粛を条例化することについては私も疑問を感じています。条例化もいいけど松沢さんそれって逆に言えば「三期はやりますよ」っ意味?なんてへそ曲がりな疑問が胸の内でアタマをもたげてしまったり・・・・・もっとも国政に戻ろうなんて考えずにちゃんと次の選挙でも争点を見出して戦って欲しいものです。そして自民党を始めとする野党陣営も戦える候補者を早く見つけ出してしっかりとした選挙戦を戦って欲しい。
ただね、多選自粛のまったく逆で、「政治家は三期くらいやらないと仕事はできない。」みたいな感覚が依然として市民の間にあることも事実。こっちの方がむしろ問題が大きいと私は思うのだが・・・
一期目でも頭角を現す政治家もいます。年金の獲得と役職の獲得のために期数を稼ごうとする政治家もいるでしょう。多選でも新鮮さを失わない政治家もまたいます。要は(ようは、と読んで下さい。(^^))選ばれる個々の選良の資質と選ぶ市民の感覚によったものだということではないでしょうか? ありきたりなオチですみませんが。
確かに行政の最高責任者である首長が長く続くことの弊害については私も感ずるところがあります。それは行政のマンネリ化であったり、議会との馴れ合いであったり、人事の偏重であったり、時には天皇と揶揄されるほど絶大な権力を陰に陽に持ってしまうケースも見受けられます。
私が市議会議員になった年、20年に渡った左藤市政が終わり亀井市政へと行政が刷新されました。そして二期8年を経て現在の内野市政へと三代(正確には四代)に渡る市政を眺めてきましたが、交代のたびに新鮮な雰囲気や新たなやる気といったものを感じましたし、それはとても良いことだと感じています。そしてそこにはいつも厳しい選挙があり、だからこそ緊張感というものが伴うのだと思うのですが。
とはいえ多選自粛を条例化することについては私も疑問を感じています。条例化もいいけど松沢さんそれって逆に言えば「三期はやりますよ」っ意味?なんてへそ曲がりな疑問が胸の内でアタマをもたげてしまったり・・・・・もっとも国政に戻ろうなんて考えずにちゃんと次の選挙でも争点を見出して戦って欲しいものです。そして自民党を始めとする野党陣営も戦える候補者を早く見つけ出してしっかりとした選挙戦を戦って欲しい。
ただね、多選自粛のまったく逆で、「政治家は三期くらいやらないと仕事はできない。」みたいな感覚が依然として市民の間にあることも事実。こっちの方がむしろ問題が大きいと私は思うのだが・・・
一期目でも頭角を現す政治家もいます。年金の獲得と役職の獲得のために期数を稼ごうとする政治家もいるでしょう。多選でも新鮮さを失わない政治家もまたいます。要は(ようは、と読んで下さい。(^^))選ばれる個々の選良の資質と選ぶ市民の感覚によったものだということではないでしょうか? ありきたりなオチですみませんが。
2006年01月12日
ポスト小泉と統一地方選挙
今年は9月に小泉首相の自民党総裁としての任期が満了します。これは世間一般の大方の見方ですが、おそらく小泉さんの性格からすればスッパリと総裁の座を降り、同時に首相の職も辞するものと思われます。私などは国会議員も辞めてしまうのではないか?と思ったりします。
問題はその後のことですが、巷間とりざたされている増税の問題。現状の財政赤字を解消してゆくためには避けて通れない問題ですが、「新税は悪税なり」いや、「増税は悪政なり」といった言葉の通りこれは国民の大変な反発をかうことになります。しかし責任政党としてはこれをやらなければならない。森元総理などは早々と「安倍は温存」と言っている。これは裏返せばポスト小泉の政権では増税をしますということ。
年末の細木かず子さんのテレビ番組では小泉さんのあとは武部幹事長が総理になってこの増税をやる。と予言されたそうです。確かに一内閣一仕事でこれだけやって退陣なんてことならもしかすると有り得る話かと・・・・・
さて私にとっての問題はこういった問題が世間を騒がせる時期に統一地方選挙があるということ。今の流れでいけばこの地方選で自民党所属の候補者は大変な逆風の中での戦いということになるのでしょう。
まぁ私などがアタマを抱える必要もないことですが、県議会議員や知事の選挙戦全般を占う意味では大切な要素となることは間違い無いと思います。
問題はその後のことですが、巷間とりざたされている増税の問題。現状の財政赤字を解消してゆくためには避けて通れない問題ですが、「新税は悪税なり」いや、「増税は悪政なり」といった言葉の通りこれは国民の大変な反発をかうことになります。しかし責任政党としてはこれをやらなければならない。森元総理などは早々と「安倍は温存」と言っている。これは裏返せばポスト小泉の政権では増税をしますということ。
年末の細木かず子さんのテレビ番組では小泉さんのあとは武部幹事長が総理になってこの増税をやる。と予言されたそうです。確かに一内閣一仕事でこれだけやって退陣なんてことならもしかすると有り得る話かと・・・・・
さて私にとっての問題はこういった問題が世間を騒がせる時期に統一地方選挙があるということ。今の流れでいけばこの地方選で自民党所属の候補者は大変な逆風の中での戦いということになるのでしょう。
まぁ私などがアタマを抱える必要もないことですが、県議会議員や知事の選挙戦全般を占う意味では大切な要素となることは間違い無いと思います。
2006年01月11日
本腰を入れて
いよいよ私にとりましても今年は大切な一年となります。来年の4月には再起を期しての挑戦の選挙。そのためにも今年一年間の努力が大事。早速元旦より支援者の皆様のお宅を訪問してご意見を伺う活動に入っております。
今年は特に寒い日が続きますが「あがってお茶でも飲んで行きなさいな。」といって暖をとらせてくださるお宅、「寒いのに大変だねぇ。」と言ってホカロンを背中に貼ってくださる方・・・その温かさが心に沁みる毎日です。だから日々の活動が少しも苦になりません。
皆さんには選挙のゆくえをあれこれと心配して頂きますが、だれが立候補して選挙がどんな組み合わせになるのか?政党の動きや9月以降のポスト小泉がどのようなことになるのか?外的な要因は様々ありますが、誰が出ようとどんな風が吹こうと私は己の信じた道を行くまでです。
今年は特に寒い日が続きますが「あがってお茶でも飲んで行きなさいな。」といって暖をとらせてくださるお宅、「寒いのに大変だねぇ。」と言ってホカロンを背中に貼ってくださる方・・・その温かさが心に沁みる毎日です。だから日々の活動が少しも苦になりません。
皆さんには選挙のゆくえをあれこれと心配して頂きますが、だれが立候補して選挙がどんな組み合わせになるのか?政党の動きや9月以降のポスト小泉がどのようなことになるのか?外的な要因は様々ありますが、誰が出ようとどんな風が吹こうと私は己の信じた道を行くまでです。
2006年01月08日
消防出初式
2006年01月07日
,年頭にあたり
年も改まり平成18年となりました。
皆様新年あけましておめでとうございます。
今年は年当初よりPCの不具合があり、年頭の日記が遅れましたことをまずはお詫び申し上げます。
さて、ついに私たちの国は人口減少時代に突入しました。拡大、成長の時代に作り上げてきた諸制度や社会構造を再構築しなければこの国が行き詰ってしまうのは当然と言える時代に入ったのです。
先日の日記にも記しましたが、財政構造の改革、税制改革、そして新たな国づくりのための憲法制定。今年はそのための具体的な一歩を歩み始める年にしなければなりません。
そして私が携わろうとしている地方自治にとっても正に政治行政の主役になるための大事な時期に来ていると言えそうです。間もなく政府の諮問機関である「地方制度調査会」が抜本改革のための答申を提出する運びとなっておりますが、どうやらその中で道州制への移行が明言される可能性が出てきています。
つまりこれまで中央集権的に行政の主役を演じてきた国がその主な役割を地方に大幅に移譲しようとするもので、これは大変大きな国家改革であり、もっと強く言えば国家の解体作業と言えると思います。
ここで一つ分かりやすい事例をお話したいと思いますが、私たち神奈川県民は一年間に約3兆円の税金を国に収めています。しかし、逆に国から私たち神奈川県に帰ってくるお金は約1兆円にとどまっています。つまり残りの2兆円は他の都道府県に行ってしまうというのが私たちの国の現実であり、「地方交付税制度」の実態です。
戦後のまだまだ地方が貧しかった時代はこの制度によって国全体がバランスよく成長するということに成功し、それは意義ある制度でしたが、最近ではむしろ都市部の方が「悪化する生活環境」や「高い物価」、「犯罪の多発」などむしろ地方との間で逆格差と言われるような状態になりつつあると言われています。
従って私は是非ともこの道州制への移行を推進し、税金の流れを地方自治の中で完結するようにすべきであると考えますし、これがまた破綻に近い私たちの国家財政を危機から救う唯一の手立てであるの思うのです。
「お前は神奈川を無くすために神奈川県議会に行くのか?」と言った人がいます。「まったくその通り。」言っては語弊がありのすが、そう言われても仕方が無い。と思っています。市町村も今のままというわけにはいかないでしょう。
平成の大合併の次には「平成の国家解体」という作業が私達の仕事だと認識しております。
今年の正月は「オールウェイズ・三丁目の夕日」という映画を観ました。昭和30年代、この国が新たな国づくりに向かってまい進し、人々が希望に満ち溢れていた時代を素晴らしい映像で再現してくれている、とても心に残る映画でした。
たった一度の人生。どうせ生きるのなら新しいものを作り上げていく創造の時代に生きていたい。 そんな思いにふける平成18年の正月であります。
皆々様の益々のご多幸をお祈り申し上げます。
皆様新年あけましておめでとうございます。
今年は年当初よりPCの不具合があり、年頭の日記が遅れましたことをまずはお詫び申し上げます。
さて、ついに私たちの国は人口減少時代に突入しました。拡大、成長の時代に作り上げてきた諸制度や社会構造を再構築しなければこの国が行き詰ってしまうのは当然と言える時代に入ったのです。
先日の日記にも記しましたが、財政構造の改革、税制改革、そして新たな国づくりのための憲法制定。今年はそのための具体的な一歩を歩み始める年にしなければなりません。
そして私が携わろうとしている地方自治にとっても正に政治行政の主役になるための大事な時期に来ていると言えそうです。間もなく政府の諮問機関である「地方制度調査会」が抜本改革のための答申を提出する運びとなっておりますが、どうやらその中で道州制への移行が明言される可能性が出てきています。
つまりこれまで中央集権的に行政の主役を演じてきた国がその主な役割を地方に大幅に移譲しようとするもので、これは大変大きな国家改革であり、もっと強く言えば国家の解体作業と言えると思います。
ここで一つ分かりやすい事例をお話したいと思いますが、私たち神奈川県民は一年間に約3兆円の税金を国に収めています。しかし、逆に国から私たち神奈川県に帰ってくるお金は約1兆円にとどまっています。つまり残りの2兆円は他の都道府県に行ってしまうというのが私たちの国の現実であり、「地方交付税制度」の実態です。
戦後のまだまだ地方が貧しかった時代はこの制度によって国全体がバランスよく成長するということに成功し、それは意義ある制度でしたが、最近ではむしろ都市部の方が「悪化する生活環境」や「高い物価」、「犯罪の多発」などむしろ地方との間で逆格差と言われるような状態になりつつあると言われています。
従って私は是非ともこの道州制への移行を推進し、税金の流れを地方自治の中で完結するようにすべきであると考えますし、これがまた破綻に近い私たちの国家財政を危機から救う唯一の手立てであるの思うのです。
「お前は神奈川を無くすために神奈川県議会に行くのか?」と言った人がいます。「まったくその通り。」言っては語弊がありのすが、そう言われても仕方が無い。と思っています。市町村も今のままというわけにはいかないでしょう。
平成の大合併の次には「平成の国家解体」という作業が私達の仕事だと認識しております。
今年の正月は「オールウェイズ・三丁目の夕日」という映画を観ました。昭和30年代、この国が新たな国づくりに向かってまい進し、人々が希望に満ち溢れていた時代を素晴らしい映像で再現してくれている、とても心に残る映画でした。
たった一度の人生。どうせ生きるのなら新しいものを作り上げていく創造の時代に生きていたい。 そんな思いにふける平成18年の正月であります。
皆々様の益々のご多幸をお祈り申し上げます。