2006年02月25日

時のプレッシャー

 やってくれましたね。荒川静香。
 その妖艶な美しさ、長くしなやかな肢体、怖いほどの勝気な目。
 氷の上で氷のようにクールな女性がまさに世界を立ち上がらせるスタンディングオーベィション。これまでに無い日本女性のイメージを世界の人々の目に焼き付けた感がします。(一方村主のあの“しとやかさ”というのはまた対照的で良かったよなぁ・・・)

 ただ、荒川がトップに立つ中で最終の演技を行ったスルツカヤ。四年前の五輪で悔し涙を流したシーンが繰り返し放映されただけに、彼女の演技は「頑張って欲しい」と言うか、ミスしないで、と祈るような気持ちで見てしまいました。

 些細な失敗を取り戻すのに“四年”の歳月は実に永い。永すぎる。その「時のプレッシャー」の大きさと言ったら経験した者にしか分からないものがあるのではなかろうか。

 四年と言えば選挙も同じですね。
 間もなく弥生三月。あの敗選から三年が過ぎようとしています。

 人が何をしようが、いいではないですか。放っておいて欲しい。プレッシャーなんてわざわざかけて下さらなくとももう充分に感じていますから・・・・それよりお互いに自分の持てる、真実や誠実さや弛まぬ努力に裏づけされた最高のパフォーマンスを有権者の前で演じて勝負しようではありませんか。審判するのは市民の皆さんなのだから、これほど公正なものはない。そしてスタンディングオーベィションを受けるのは、戦いに勝ったときではなく、4年の任期を終えたときでなくてはならないのが政治家という仕事なのだと思います。
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2006年02月21日

ラグビー・シニア大会

56ae7c45.JPG 先週末、海老名運動公園陸上競技場にて県内の中高年ラガーマンが集ってのシニア大会が開催されました。
 35歳以上・・・上限なし。写真にはうまく写っていませんが60歳以上の人は赤いパンツ、70歳以上の人は黄色のパンツをはいてプレーします。特別ルールとして赤パン黄パンの人に対するタックルや激しいプレーは無し、30代の者はボールを持って10メートル以上走らない。など・・

 でも実際始まってしまうともう皆さん青春そのもの。すごいパワーですよ・・・

 この大会は年に6回、神奈川県内全域からラグビーの愛好家を集めて海老名を会場に行われています。海老名市内にもまだまだ「久しぶりの汗」を流したい眠れる獅子がいるのではないでしょうか?
 参加を希望される方は是非私までご一報ください。
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2006年02月20日

よく頂く質問

 政党はどちらですか?

 二大政党の時代は着実にやってきているということを実感しています。
 前回の選挙ではこんなことは無かったのですが、まったく見ず知らずの人に自己紹介すると本当によく「どこの政党ですか?」と訪ねられるのです。

 そして「無所属です。」という答えの力無さ。

 「民主党です。」
 「自民党です。」

 たぶんどちらでもいいんじゃないかな?多くの人が期待する答えは。むしろ政治家としてのスタンスを明確に示して欲しい。という思いがそこにはあるような気がしています。
 「一人区の県議会議員なので・・・より多くの皆様のご意見を集約できるように無所属なのです。」
 説得を試みても相手の得心を得た実感はあまり無いというのがここのところの感想です。

 選挙に勝つための全戸訪問ではありません。目に見えない、有権者の心と向き合うための全戸訪問なのです。
posted by おさだ at 11:32| Comment(0) | TrackBack(0) | 政治

2006年02月18日

だから県政を目指すのです・1

 海老名のために・・・・という視点

 海老名駅前の開発とビナウォークの成功によって今や注目の街となっている海老名。日本中の地価が下落する中で海老名の地価は下がらず、先日のテレビ放映を始めその魅力はとても大きなものとなりました。

 テレビ番組が私たち海老名市民に与えてくれたものは「わがまちを愛する心と誇り。」ではないでしょうか。
 「水を飲む者はまず井戸を掘った人に感謝せよ」という中国のことわざのとおり、これができる前の海老名駅前を思い返してみれば、何も無いところからここまでの街づくりを成し遂げた前市長をはじめ各行政機関、中心市街地活性化法を自ら作り上げその適用第一号をとした甘利代議士の功績は大であると思います。

 でも、これで海老名のまちづくりが完成したわけではありません。この成功は“駅前とビナウォーク”というピンポイントの成功であるのもまた事実。表現は良くありませんが、その賞味期限はどれくらい持つのか?と考えるといささか不安も残ります。(10年くらい?)

 先日私は横浜のマイカル本牧を訪ねて愕然としました。ビナウォークと同じシネコン(複合型映画館)と大型商業施設に今はかつての賑わいは無く、テナントの多くが閉鎖され、あちこちで建物の取り壊しが進められていました。一点に頼ったまちづくりはそういった危険を伴うものか、と衝撃を受けました。

 だからこれからの海老名の課題は駅前のみに頼らない、まちの面的な整備ということだと思います。

「建設が進む高速道路は東名・第二東名・相模縦貫が結節する東京近郊の道路交通の要所となります。」

「小田急、相鉄、JR、三本の鉄道が交差するまち海老名。7つの駅、県下でも稀な鉄道交通の要です。」
 
 少し視野を広げ、大きな風呂敷を広げれば、新幹線新駅、厚木基地の民間活用、相模線の複線化など、海老名というまちが秘めたポテンシャル(性能)の高さは計り知れないものがあります。

 しかし、ここが大事なのですが、世の中全体はもはや人口減少時代に突入しました。色々な物事がダウンサイジングしなければいけないときに上記のような夢を追い求めることが適切でしょうか? 私は良いと思います。まちづくりというのは人がこのまちに住む限り永遠と続くものであり、終わりの無い作業だから。
 ただし、海老名がこの海老名一市のみの繁栄を求める態度、発想でいてはそれは無理だと思います。このテーマはより広域的に“神奈川”という視点でとらえて海老名を中心とする県央地域全体をどう作り上げていくか?という発想が必要なのです。

 だから私は県政を目指すのです。

 自然と都市機能が調和した県央というまちを作り上げていくために、残り40年の人生をかけたいのです。
posted by おさだ at 12:10| Comment(0) | TrackBack(0) |

2006年02月10日

お詫びとお願い

 今月25日(土)に開催致します。「おさだ進治・市内全戸訪問出発式」(於:オークラフロンティアホテル3階大広間)は参加申し込み者が予定人数を大幅に超えてしまったため、新規のお申し込みを受け付けられない状態となってしまいました。
 
 当初予定では定員250名を予定しておりましたが、現在のところ320名のお申し込みがあり、昨日ホテル側と交渉致しましたがどのように工夫しても280名分の対応しかできないとの回答を頂きました。そこで急きょ第二会場を設けて対応させて頂くことと致しましたが、これ以上の受け入れは困難な状況となっております。誠に恐れ入りますがメールでのお申し込みを含め新規のお申し込みに関しましては締め切らせて頂きますのでよろしくお願い致します。

おさだ進治を励ます会・事務局
posted by おさだ at 09:47| Comment(0) | TrackBack(0) |

2006年02月06日

甘利代議士が質問に

 本日
午前11時30分より12時
    及び
午後1時より1時30分

 衆議院予算委員会に地元の甘利代議士が質問に立ちます。
衆議院の審議はインターネットでもリアルタイムでご覧頂けます。

http://www.shugiintv.go.jp/jp/index.cfm
posted by おさだ at 11:48| Comment(0) | TrackBack(0) |

出没!アド街ック天国

 見ました?
 良かったですね。単純な私は益々海老名と言う街が好きになってしまいました。映像の効果もあるのでしょうけれど、紹介された30の名物の一つ一つが私には宝石箱の中の宝石のように感じられました。(ちょっと大げさ?)

「海老名ってえらいことになってますねぇ。」峰竜太
「昔は厚木が栄えていて海老名って何にも無い“寒い駅”って印象しかなかったけど今はすっごいんですよ。」榊原郁恵
「マジうまいっす、メロンパン。」薬丸英裕

 さがみ野周辺が紹介されなかったのはちょっと残念だけど・・・ヤギの牛乳専門店とか、バイク野郎の喫茶店とかアメリカンパイの店なんて知らなかったよ。恥ずかながら・・・でもそのおかげでまだまだ海老名も自分が知らない魅力があるんだなぁとかえって興味が増す思いがしました。

 愛郷心なんてものはさ、そのまちに住んでいて日々感じる実感というベースに外の人たちから、知られ、ほめられたり、うらやまれたりというスパイスが効いて育まれるものだと感じました。お国自慢てやつかな・・・

 元「東京ボンバーズ」に元アイドル「チャチャ」   知らなかったなぁ・・・
posted by おさだ at 09:01| Comment(1) | TrackBack(0) |

2006年02月05日

総画37画

d7e66289.jpg 一軒一軒訪ね歩いていればいろんなことがあるもので・・・まあ中には心無い言葉を発する人もいますが、これは言わば「想定の範囲内」のこと、それにしても今日出合ったその人には・・・・楽しかった、というか励まされ、そして続く気象現象にただならぬものを感じました。

 以下その様子

ピンポーン(玄関チャイムの音)
「はぁい・・・どちらさんですかぁ?」ハリのある男性の声
「長田進治と申します。以前海老名の市議会議員をしていた者です。ちょっとごあいさつに寄りました。」(結構気合いれてハキハキと言います。)
ガチャ・・・・(玄関が開く音)
「長田進治です。」(名刺を差し出す)
「知ってるよ、あなたは・・・うん。」(思ったより高齢のおじいさん)
「そうですか、ありがとうございます。3年前の選挙では・・・」
「まぁいい、お入りなさい。」
「ありがとうございます。」
玄関のあがりがまちにひざをつく老人、恐縮して横に腰掛ける長田。狭い空間。緊張。
「総画37画」
「はい?」
「天下とりの名前だ。」
「はぁ。」
「私は姓名判断をやるんだがね。あなたの名前は以前から気になってたんだよ。総画が37画。これはやがて天下をとる人の画数なんだ。」
「あぁ・・・そうなんですか・・・・」
「ご両親は姓名判断に詳しい方ですか?」
「いえ、まったく。」
「ちなみに進という字のシンニョウは行という字と止まるという時の組み合わせで、7画に数える。サンズイは水の意味で4画だ。」

〜以下省略〜

 30分も話して失礼させて頂きました。世の中にはいろんな人がいるもんです。最後は人相の話に及び、私の顔を覗き込んで「知性と理性のバランスが大事。」とか・・・

 どんなことでもほめられれば嬉しいものです。
 やる気、わいてきます。
 と次の瞬間でした。
 南の空がにわかに暗くかき曇り、ブラックホールのような暗黒の雲が一気に空を覆います。田んぼの向うに見える海老名の街が黒い雲に飲み込まれるのが見えます。そしてブリザードのような吹雪。

 風雲急を告げる・・・か
posted by おさだ at 10:48| Comment(0) | TrackBack(0) |

2006年02月03日

コツコツと・・・

9fa670bb.jpg 今日もコツコツとコツコツとそしてコツコツと・・・
 河原口地区のお宅を訪ね歩いているといつの間にやら日が暮れて、アスファルトに靴の音までもがコツコツと響きます。

 防災無線から「遠き山に陽が落ちて」の曲が流れる頃相模川の土手に出ました。西の空は丹沢から箱根の山々にかけて真っ赤な夕日が空を染めています。その美しさにしばし心が和みます。

 暮れ行く夕日に願うことはただ一つ。
 言葉にするまでもありませんね。


 今日頂いた一言。

「へぇ〜、どぶ板選挙ってやつ?ホントにこうやって歩いて廻るんだ。テレビで見たことあるけどうちに来るとは思わなかったよ。マジ。応援すっから。おさださんね。」
 「30代男性・新築のお宅の玄関先にて」
posted by おさだ at 21:03| Comment(0) | TrackBack(0) |

2006年02月01日

災害ボランティアネットワーク

033ffce7.jpg 一昨年、新潟での震災の際にボランティアで現地入りしたこともあり、そのご縁で「災害ボランティアネットワークえびな」の会員にさせて頂き、ボチボチとではありますが活動に参加させて頂いております。

 先日の土曜日には中新田の連合自治会主催による防災訓練が行なわれ、私もスタッフの一人として参加させて頂きました。写真は避難所に設置する簡易トイレの組み立てを体験する参加者の皆さん。

 全国に広がりをみせつつあるこの「災害ボランティアネットワーク」という団体の最大の活動目的は、いざ我がまちが大規模災害に見舞われたとき、いち早くボランティアセンターを立ち上げて、全国からやってくるボランティアの人と「ボランティアを必要としている人」を速やかに効率良く結びつけること。混乱に陥っている被災地ではこれが簡単なように見えて大変なことなんです。そのため、この団体では「立ち上げ訓練」と称してボランティアセンターの立ち上げを想定した訓練を定期的に行なっております。
posted by おさだ at 20:52| Comment(0) | TrackBack(0) |