2006年03月18日

魚屋のおばちゃん

f8317be2.JPG トタンの壁に由美かおるのさびた「キンチョール」の看板が今でもかかっているような建物に、酒屋と乾物屋と魚屋が同居しているような、今ではあまり見なくなった商店。

 78歳のその女性は店の片隅でしわぶきながら、あかぎれした手をストーブにあてていました。鮮魚を扱う人にとって寒い冬はさぞかし辛いのでしょう。

「ご商売はどうですか?」
 あまりにもありきたりな会話しか見つけられない私に
「おとうさんが亡くなってからはねぇ・・・それでもね、食べていければね、それで充分よ。」


 警備会社を経営する社長さんが私に言ったことがあります。「うちの会社でさ、一生懸命働いて、ベテランになっても時給1,000円だよ。一日8時間、月に20日働いたって16万の収入だよ。税金だなんだって引かれりゃ手取りはいくらになる?それでもみんなまじめに働いてるよ。でもさ、生活保護ってのは働かなくても13万いくらってもらえるらしいじゃないか。それがいけないとは言わないけどさ、まじめに一生懸命働いた人がもっと報われる世の中にしてほしいよな、ホントに。」


「おばちゃん、あいさつまわりがおわったらまた寄るから、マグロの刺身を切っといてちょうだい。」
「ありがとね、あんたは家族がいるんだろ!そしたら頑張らなきゃ、それ行っといで。」
 

※この日記は書かれている人物等が特定されないように事実でない事柄を若干書き加えております。
posted by おさだ at 12:11| Comment(0) | TrackBack(0) |