2006年07月05日

テポドン

 ついに北朝鮮がミサイルを発射してしまった。朝一5時のNHKニュースを欠かさない私ですが、早朝から本当に緊迫した気分でなぜか家族を全員起こしました。
「どうしたのパパ・・・」
「北朝鮮がミサイルを撃ったんだ。」
「・・・だから?・・」

小学生に理解できないのも無理ないか・・・・

 小川という軍事ジャーナリストが言っていた「ヒステリックな反応は控えるべきだ。」というコメントが一番正しいような気がします。確かに喧嘩なれしていない国民性ですから一気に過熱してしまうのが怖い。テレビに映る「まちかどの声を聞いてみました。」というコーナーではむしろ女性の方が「許せない。」「徹底した制裁を。」という強行な意見を言う人が多いのに驚きます。
 今回の暴挙が北朝鮮のキムジョンイル政権の破局の序章となるにせよ、その後の政権が極端な話中国に付くのか、ロシアになびくのか?韓国との間で南北統一という流れになるのか?その行方によっては日本のアジアでの立場と将来に大きな違いが生ずるはずだからこの問題でわが国だけが突出して北朝鮮の刺客役を演じてしまうのは避けたい。
 ミサイルが落ちた場所を考えればわが国以上にロシアの方が憤激すべきであろうに、どういうわけかロシアと中国は制裁に及び腰というのが米国も含めた極東アジアの微妙な関係を象徴していると思います。つまり両国とも北朝鮮という暴れん坊に刃物を持たせて日米(韓)という大国を牽制するための道具にしている。というのが現実の姿なのではないか?

 事実わが国は中国とも韓国ともロシアとも“領土問題”という遺恨を抱えており、キム政権の崩壊は同時に心臓に刺さったナイフを抜くような新たな問題の始まりでもあるのだから。

 
posted by おさだ at 18:46| Comment(0) | TrackBack(0) |