2007年03月29日

万感の思いを込めて

9c9601d0.jpg いよいよ告示前夜となりました。公職選挙法の規定により告示後のブログの更新できません。次に日記を書けるのは投票後となります。
 どうか、喜びの日記が書けますうに。

 最近、この四年間の出来事の中で、あの伊勢原の保育園で過ごした日々のことがよく脳裡をよぎります。例えば早朝の駅前で皆さんにごあいさつしているとき、疲れて布団に入ったとき・・・・あの頃、保育園の子どもたちは私のことを「じむちょうせんせぇ」と呼んでくれました。その子どもたちの顔が、卒園式の歌声が・・・浮かんでくるのです。あの時園で流行っていた郵便遊び。みんながくれた葉書は今私のパソコンの横に飾られています。前だけを見つめていなければいけないときに、こんな思い出に浸っている私はバカですね。
 つらくもあり喜びもあった四年間のその“万感の思い”を胸に明日、決戦のときを迎えます。

知的障害者施設、みどり園の皆さん、ありがとう。
ふたば保育園のみなさん、ありがとう。
高齢者施設、あつぎみなみのみなさん、ごぶさたをしております。
在宅ヘルプをさせて頂いた障害者のみなさん、お元気ですか?
新潟の中越地震で家を失った小見さんご家族、その後いかがお過ごしですか?
一緒に丹沢の山に登ったブナ党のみなさん、また機会があったら色々と教えて下さい。

 一つ一つがキラキラと光る思い出です。

 そして何より、おの四年前の選挙を共に戦って下さった皆さん。失意のときにいつも一緒いてくれたあの人に心から感謝を申し上げます。ありがとうございました。
 絶対に、何が何でも負けられない。絶対に!絶対に!絶対に! 勝つ。

 では、しばらくの間失礼を致します。
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2007年03月27日

大艦巨砲主義

 中二の息子を連れて「男たちの大和」という映画をみてから一年くらいが経つだろうか。

 大艦巨砲主義の日本軍にとって最後にして最大の戦艦「大和」だったが、戦争末期、すでに手の内を知られ、機動力のある飛行機に制空権を握られた中での敗戦は当然の結末だったのかもしれない。

 愛する人を守るため、若くて無垢な命をささげた兵士の心は美しくもあるが「艦体ごと真珠湾に体当たりし、白兵戦を挑め。」と命じた大本営の無謀さには怒りを感じる。

 あくまでも映画の感想として。
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2007年03月25日

暴風雨

 昨夜からものすごい風と雨ですね。
 統一地方選の第一ラウンド、全国で行なわれる県議選告示前最後の日曜日。精力的な活動を展開しようとしていた陣営にとってはすっかり水をさされた感じでしょうか。

 こんな日は無理をせず選挙戦にむけて知的ストックを蓄えておくことにしようと思います。

追伸・相模原市長のご逝去に心から哀悼の意を表します。病魔と闘いながら、髪もすっかり抜け落ちてしまったその姿で津久井四町との合併を成し遂げ、政令市移行を宣言。苦しみをおし殺して車椅子で参加した式典で関係者の手を握り「政令市だぞ。」と言ったのが公式の場での最後の発言となったとか。

政治家の死に美学を感じる時があります。
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2007年03月22日

泉は湧きだす

0d9314a2.JPG家族ぐるみのお付き合いをさせて頂いている原田循環器内科クリニック(ビナウォーク内にある)の原田厚先生がこのたび市役所近くのわかば会館前に「えびなハートクリニック」という循環器系の専門病院を開院することになりました。

 昨日はテレビや、あるいはあの「ゆとり教育」を推奨したかつての中央教育審議会のメンバーでもあった数学者の秋山仁先生を招いての記念講演が行なわれました。そして不肖わたくし長田進治がその講演会の司会役を仰せ付かった次第です。(感謝!)

 さすが秋山博士ですねぇ・・・数学の世界では数々の定理を生み出した世界的な権威でありながら学者らしからぬその風貌(写真参照)。2時間近くに及んだ講演は本当に楽しいものでした。なにせ大の数学嫌いの私がなんだか数学が好きになってしまいそうな気になったのですから。

 講演の締めくくりにあたって秋山先生はある詩人(名前は忘れた!)の言葉を引用して言いました。

「水がめは湛(たた)える
  泉は湧きだす」

 教育というものは子どもたちのあふれ出る好奇心や探究心、その向く先を見つけてあげることだ。知識を詰め込む水がめをいっぱいに満たすような教育では満タンになったらそれで終わってしまうではないか・・・
 大学のセンター試験を700点以上で合格した学生に対して一年後に同じ試験をもう一度やってもらう実験が行なわれたそうです。結果は惨憺たるもの。平均で300点ほどだったとか。
 子どものカリキュラムを減らして学力を低下させることが目的ではなくて“教育の質を見直す”ことがあのゆとり教育の目的なんだ。と先生はおっしゃっていらっしゃいました。
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2007年03月21日

2b544330.JPG カラリと晴れ上がった日、大谷の峰から冨士と丹沢を望みます。冨士と大山が一望にできること。その美しい様子にしばし戦いを忘れます。

 桜の花はすべての花が咲きそろうまで散らないそうです。早く咲く花、なかなかつぼみを開かない花、一本の木のうえにも個性のある一輪一輪ですが、すべてが咲きそろうまで散り始めないから満開の桜は本当に美しい。
 今日はPTAの会長として出席をした小学校の卒業式でそんな話をさせて頂きました。春は出合いと惜別の季節ですが、桜の花を見上げたら「仲間はみんな咲きそろっているかな?」そんなことを思い出してみて下さい。と。

 敷島の 大和心をひと問はば 
   朝日に匂ふ 山桜花
       本居宣長


 敷島=日本 の人々の精神をどんなものかと聞かれたら、それは朝日に香る桜の花のような清々しいものだ。

 こんな日の冨士の美もまたしかりかな・・

 散るさくら 残るさくらも散るさくら

 最後の挑戦でも良し、究極の挑戦でも良し、要はだれしもいずれは去って行く者。盛者必衰もまた世の常。政治家として社会のために本当に尽くそうとする精神があるならば、むしろひとときでも永く咲いて欲しいと願われるもの。多選など問われようはずも無いのだ。
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2007年03月20日

それでも選挙は間近に迫り

b68efe2b.JPG 県知事選挙と県議会議員選挙のポスターを掲示するための公営掲示板がまちのあちこちに見られるようになった。
 
 公開討論会のことについて多くの方たちから書き込みを頂き感謝です。まったく情けない話ですが、それでも選挙は着々と近づいてくる。

 雑木林さん。政務調査費の問題は街頭でもバシバシとやらせて頂いております。
 県議会議員が毎月県民の血税から経費としてもらっている政務調査費というお金のことについてマスコミなどを通じて疑義が持たれている。こんな疑義を持たれてしまうこと自体がすでに政治家として恥ずかしいことなのだが、こんな時には積極的にその使途を公開して自らの潔白を主張すべきが政治家の本分だと思うが、いかがだろうか。それもせず誤魔化そうとするから「飲み食いなどの個人的なことに流用しているのではないか?」などと報道されてしまうのだ。

 神奈川県議会においては世論に押される形で政務調査費の使途公開についての検討委員会を立ち上げた。しかし結局何一つ答えを出さずに改選期を迎えこの委員会は解散してしまったのだ。「議論は選挙が終わってからにしましょう。」って言っていたが、こんなテイタラクをしていて次も選挙に当選しようと思っているのだからおめでたい話である。

 ちょっと前に「武士の本分」という映画が流行ったが、この人達は政治家の本分を忘れたか?あなた達は県民の血税を云わば私的なことで着服していないか?と疑われているのだ。その身が潔白なら夜を徹してでも議論し、答えを出してから選挙に出て審判を受けるべきだろうに。

 ちなみに神奈川県が107名の県議会議員に毎月支給している政務調査費はなんと一人一人に53万円という大金だ。私ならこのお金を使って事務所を開設し、常勤のスタッフを雇い、市民の皆さんがいつでも政治や行政のことについて気軽に相談して頂ける場所を作り、さらにマメに議会報告を発行して皆さんへの情報提供を心がけるが、例えば海老名の現職県議会議員の場合、事務所らしいものも見当たらない、スタッフもいない様子、会報などは年に一回しか発行しない。(選挙前は別だが・・)こんな実態でいったい毎月53万円もの経費を何に使っているのか?客観的に見ても疑問が持たれて仕方の無い状態なのだ。このような活動ぶりの県議など107人の県議の中でも海老名くらいのものだと思われる。

 
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2007年03月18日

それにしても残念

 県知事選挙では昨日青年会議所の主催で公開討論会が行なわれ、立候補を予定する三氏による舌戦が繰り広げられた。選挙が政策本位で行なわれるようにするためにもこれは本当に良いことだと思っている。

 しかしそれにしても残念なのは、結局海老名の県議選ではこの公開討論会が行なえないこと。開催できない理由は今さら言うまでもない。
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2007年03月17日

戦闘モード

 ことさらに若さや健康をアピールするわけじゃないんですが(今さらしてもしょうがないし・・・雑木林さんに突っ込まれそうだし・・・)人間て生き物はアクティブな状態になるとこうまで身体に変化があるのか?と実は選挙のたびに実感します。アドレナリン?ドーパミン?何だか詳しいことは分かりませんが、そういった物質がどんどんと身体の中から湧き上がり駆け巡っている感覚。

 朝5時、目覚ましが鳴ると同時に跳ね起きられる。
 演説中にナュラルハイな状態になってしゃべりながら別な案件についてアイデアが湧いたり思考がまとまったりする。
 風邪をひかない。
 ランチに抱梅のあのでっかいカツカレーを食っても3時には腹が減っておにぎりを頬張る。
 体重は2.5kgも増えたが体脂肪率は20%のまま変わらない。
 皮膚が一枚増えたか?と思うほど寒さを感じない。
 キーポードを叩く指先が自分でも驚くほど早く正確。 

 そしてなんと子どもの頃から行ってる床屋で「しんちゃん髪が増えてきたねぇ!」と驚かれる!

 選挙が終わったあとのゆりもどしが怖いのだけれど・・・日常生活ではなかなか体感できない感覚です。
 
posted by おさだ at 08:51| Comment(3) | TrackBack(0) |

2007年03月16日

すでに手遅れだが

 今日のタウンニュースに「知らせない政治の悲劇」と題して、海老名市内に県が建設する家畜病性鑑定所のことにふれ、現職県議が市民に情報を伝える努力を怠っている実態とそのことによって被る市民の不利益について書かせて頂きました。あくまでもタウン紙という公開の場で政治的な論戦を仕掛けているのであって誹謗や中傷ではないことをご理解頂きたいのと、この施設の建設自体については畜産と市民の安全を守る観点から私も“反対はできない”と考えていることをご承知おき頂きたいと思います。

 さて現職県議が県政上の大切な情報を海老名市民に伝えずにいたために私たちが不利益を被ったと考えられる例は他にもあります。それは数年前に相模川のほとりにできた県立相模三川公園にまつわること。ここには皆さんもご存知の通りかつて市民の(市営の)スポーツ広場がありました。ここを使って少年野球やサッカーなど市内の多くの団体が計画的に大会を開催するなど市有の施設として市民の皆さんが独占的かつ有効に使ってきました。しかし、ここが県の施設(県立公園)として県に移管されたことから市民の皆さんが独占的に使用することはできなくなってしまいました。県の施設ですから市外の人たちも等しく利用できなければならないというのは県立公園になった以上仕方がないこと。もうどうしようもない状態になってからその結果を知らされたスポーツ団体の関係者などは強く反発し、県に対して優先利用などを申し入れましたが、かなえられていません。「なぜもっと早く私たちにそのことを教えてくれなかったのか?」というのが多くの関係者の皆さんの声です。例えば相模原市にも同じく県立公園があります。しかし、ここを訪れた方は気づかれたかと思いますが、この公園には相模原の市立公園も併設されています。つまり相模原市は市民の皆さんが優先的に使える余地も残しておいたわけです。

 俺に任せておけ!的な感覚ではなく、何事も市民の皆さんに相談する姿勢。分かりやすく伝える努力。いずれもこれからの政治に不可欠な資質ではないでしょうか。
 
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2007年03月15日

海援隊の意味

29d95aa9.jpg 海援隊というのぼり旗を立てて駅前で朝のごあいさつをしていたら「あら、武田鉄矢が来るの?」って女性の方に聞かれてしまいました。う〜ん・・・せめて武田でなくて坂本竜馬を連想して欲しかった(/><)/

 改めてご説明いたします。海援隊は 老名のまちづくりを応するグループ()という意味で海援隊なのです。

 金八先生は来ませんので誤解の無いように・・・(^_^;A
posted by おさだ at 10:54| Comment(6) | TrackBack(0) |

2007年03月10日

反響

 一昨日のタウンニュースに私が学生時代にボランティアとして参加した硫黄島での「遺骨収集活動」について記事が掲載されました。

 以来、今日まで反響の電話やメールなどがたくさん寄せられています。
 南方で夫を無くした女性からは「戦死を知らせる手紙だけが届き、主人の遺骨も遺品も帰ってこなかった。そんな遺族の悲しみを思うとあなたのしたことの尊さは・・」
 あるいは県内の大学に通う学生から「私も是非このボランティアに参加したい。」と申し出がありました。
 主婦の方からは「選挙に出る人って本当になぜ立候補するのか動機を疑ってしまう人が多い。その場しのぎで色々な理由を挙げる人もいるけど本当は名誉とか給料がめあてなんじゃないの?と思ってしまうことも多い。少なくとも長田さんが政治を目指した動機がわかって良かった。」

 二十歳の私が戦没者の遺骨を収集するために一ヶ月もの間海外へ行くと言ったとき、家族も友人も恋人もだれ一人それを理解してくれる人はいませんでしたが、ようやく今になって認めてもらえたようで、とてもうれしいです。


 

 

 
posted by おさだ at 08:50| Comment(1) | TrackBack(0) |

2007年03月08日

ダジャレじゃないが“いっきうち”

 一昨日行われた県議選海老名選挙区の事前説明会に参加したのは現職陣営と私どもの二陣営のみとなりました。

 望んでいた一騎打ちとなる可能性が高くなったことを歓迎したいと思います。そしてまた緊張もしています。

この戦いはお互いの良いところを存分にぶつけ合う戦いにしたいと願っています。

経験の現職 対 可能性の長田
老練の現職 対 行動力の長田
人脈の現職 対 しがらみの無い長田

継続か、刷新か。
変化か、停滞か。

前回のように甘っちょろい私ではありません。誹謗中傷は致しませんが批判は容赦なくさせて頂くつもりです。
 
posted by おさだ at 19:41| Comment(7) | TrackBack(0) |

2007年03月07日

お〜い君たちぃ・・・・

df9ee083.jpg と、後ろから問いかけたくなるような写真。
 支援者の方と二人、大きなマンションに向かって田んぼの中から街頭!?演説。
 徒手空拳の戦いとはまさにこのことか。
 布団を干しながら手を振ってくれた奥さんも思わず笑ってた。
 
posted by おさだ at 10:22| Comment(0) | TrackBack(0) |

2007年03月05日

格差を無くすためにも

 3月1日の日記が思わず4通もの書き込みを誘って、うれしい限りです。で、調子に乗って追記するならば、格差を圧縮するためにも企業や公共の職場における新規採用年齢の均等化をはかるべきであるということについて。

 団塊の世代の皆さんが大量に退職する2007年問題のまさにその初年がやってきました。企業や役所などではこの人材を補うための雇用が拡大し始めています。さらにようやくわが国の景気も上昇気流に乗ってきた(ここのところの世界同時株安は気がかりですが・・・・)ため、新規職員の採用はかなり好転してゆくものと予想されます。

 そこで政府(政治)がしっかりと取り組まなければならない問題が二つあります。

 その一つは新規雇用年齢の均等化を計ること。つまり高卒、大卒などの新卒者ばかりを採用するのではなくこの20年近い間“就職氷河期”と言われる時代に社会に出、希望の職種に就くことができないでいる人たちにもう一度チャンスを持って頂くこと。全体像としては20代から30代後半までの人たちを年齢的に均等化して採用することです。当然給与体系についても年齢に合わせた一定の配慮が行なわれること。これを行なわないと・・・・現状のままフリーターやニートと言われるような方たちが高齢化したとき、その社会保障で国家が潰れかねない事態になるのではないか・・・と危惧される面もあるのです。

 そしてもう一つは派遣やパートなど、非正規職員の雇用体系についての問題。人件費のリスクを軽減するために企業の採用が過度にこれらの雇用形態に依存している現状に疑問を感じている人は多いはず、また派遣労働者と正規採用社員との間に雇用条件に格差があることはテレビドラマにもなっているほど。
 しかし、一方で“終身雇用”が幻想になりつつあるのも事実であり、時代に合わせた労働基準法などの法整備は急務であると思います。
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2007年03月01日

格差社会

 先日の座談会で「落選中に一番辛かったことは何ですか?」と聞かれ、少々答えに困ってしまいました。「辛いことなど何一つありません。」と胸をはって答えたいところでしたが、そんなことも無いのが事実ですから少し考えて正直にお答えしました。
 実はやっぱりあの就職活動ですね。37才で履歴書を書いて会社訪問。辛かったなぁ・・・なにしろ自らの履歴の欄に「海老名市議会議員」と書いて見ず知らずの会社を訪問するのですから。結局その肩書きがネックになってどこも採用してくれなかった(みたい)。確かにねぇ、市会議員をやっていた人間がいきなり就職活動にやってきても引けちゃうよなぁ。と自分でも思いましたが。
 続いて職安(ハローワーク)での失業の認定。失業保険を頂くために月に一回認定を受けに行かなければなりません。面接官に「おさだしんじさーん」と呼ばれるたびに縮こまるような気持ちになったものです。

 さてそんな経験の中でやはり格差の問題については身につまされるものを感じています。実際37才で再就職先を探しても月給20万円〜25万円もらうのがやっと。年収300万円以下のワーキングプアというのはまさにこの四年間の私のことですから。介護施設で管理者をしていた時、採用する正職員の給料など月給で18万円払えれば上々。施設長の私の月収が25万円のボーナス無し。これが世の中の現実だと感じました。一方看護師の資格を持つだけで収入は格段にあがるし、保育園でも民間保育園の保育士たちはかわいそうなほどの薄給であるのに公立保育園の保育士の収入は天と地ほどの格差がある。

 これはやはり政治的にきちっとして行かないといけないと感じています。格差社会って誤解している人もいるのではないかと思うのですが、努力を怠っている人が努力している人と収入に差が生じるのは格差ではない。問題なのは同じように努力して働いているにもかかわらず生涯克服することができないような差が生じてしまうような状態は健全な社会の発展を阻害するし、人の一生をつまらないものにしてしまう。現在で言えば官民格差は大きな政治課題と言えると思います。また再就職の困難さや派遣やパート形態での雇用の増加など、雇用の有り方についても“国家としてこの先どういう社会を目指すのか”ということにかかわってくる大きな課題であると考えています。
posted by おさだ at 10:36| Comment(4) | TrackBack(0) |