2007年04月28日

雷鳴

 午後3時20分、雷鳴と共にザッーと一雨やってきました。
 ずぶ濡れの少年が自転車で家の前を通り過ぎます。

 自民党会派入りに関して新聞などで取り上げて頂いたせいか、メールや電話にて何件かの抗議を頂きました。たまたま電話を取ってしまった息子まで抗議をされてしまったようでちょっとかわいそうだったかな。

 保守系無所属の現職候補に自民党が気遣いをした結果、私の公認申請は宙に浮いたまま選挙を終え、勝ったあかつきの自民党入りなわけですが、市民の皆様には説明不足を叱られております。言い訳をするより真摯に「自民党だったらいけない。」という人たちの思いが何ゆえのものなのか、そのことに心を向けながら行動と実績で証をたてていくしかないな・・・

 逆風も向きを変えれば追い風ってカレンダーの標語に書いてあったっけ。
 やまない雨は無いさ。
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2007年04月24日

黎明

 5時前に目が覚めました。いよいよ今日は今回の県議選に初当選した新人議員30人に対する「説明会」の日。つまり当選後初めて県議会(県庁)に出向くわけです。

 午後からの説明会に先立って自民党より「午前11時から団会議(自民党県議団による会議)を召集する。」旨の通知がありました。こちらは107名の神奈川県議会の中で所属議員39名を誇る最大会派による会議で、近日中に召集される臨時議会に向けて役職などの調整が行なわれるようです。

 他の新人議員に一歩でも引けをとりたくない。率直な思いです。

 昨日自民党所属の全議員のプロファイルを作り鞄に入れました。
 旧知の先輩議員を通じて「防災・警察常任委員会」に所属したいというリクエストをさせて頂きました。県議会を構成する8つの常任委員会のうちの一つで名前の通り警察業務を所管する委員会です。

 さぁ・・。結果はどうなるかわかりません。警察業務など一部の行政分野しか県政とは関わりが無い横浜、川崎つまり政令市の議員はこの委員会を希望することが多いのだとか。
 役職の配分でゴネるような政治家にはなりたくありません・・・しかし私には「さがみ野に交番」を設置するという命題がある。良くも悪くもエース級が顔をそろえる自民党の中でどれほど通用するかわかりませんが勝負はしてみるつもりです。

 初々(ういうい)しい気持ちだなぁ。
 こんな気持ちを初心と言うのだろうか。
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2007年04月23日

丸太の橋を渡るがごとし

 統一地方選挙も後半戦が終わり、これで少しはつかの間の休息ができるかな・・・
各地の戦況を見れば「多選」と「自民党」に厳しい審判が下ったという印象です。昨夜もいくつかの選挙事務所を訪問しながら開票を見守りましたが、落選の報にはいつも胸がしめつけられるようなたまらない苦しみをおぼえます。支持者の嗚咽、うつむく候補者、敗戦の弁、家族の涙・・・なんでこんな思いまでして人は選挙なんてものに挑戦するのだろう・・・今さらながらに自分の来し方を省みて背筋の凍るような思いが致します。前だけを見て丸太の橋を渡りきってしまったものの、背後で深く大きな口をあけている漆黒の谷を見下ろして震え上がるような、そんな感じです。

追伸・自民党会派入りに関しては書き込みの中で批判を頂いております。否定的なご意見が多ければ、昨今の政治状況が続く限り次回の選挙で私は谷底に落ちることになるでしょう。それでも前を見て次の丸太に足をかけなければならない。落選の可能性を背負いながら生きていくのは政治家の宿命ですね。

 今回の統一地方選挙で果敢にも選挙に挑戦され落選された方々の心の安寧と生活の再建を心からお祈り致します。
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2007年04月19日

決断・体制内革新

 私、長田進治は神奈川県議会において所属会派を自民党とすることを決断致しました。目指すは体制内革新という立場。政治の改革を体制の内側から叫んでいくという姿勢です。
 政治家としての軸足をきちっと定めることが大切であると考えます。二大政党制が進む中、これまでのような無所属というあり方では時事によって軸がブレ、結局はどちらからも信頼を得られない時代であると考えます。大切なことは軸足を定めた上でどれだけ歩幅の広い活動ができるか、ということではないでしょうか。ただし、前回の選挙でも支援をした松沢知事とはしっかりと連携のとれる役割を「自民党の中にあって模索して行きたいと考えております。」

 自民党会派入りについては選挙を通じて支援者の皆様に訴えてまいりましたが、全ての支援者の皆さんのお考えと一致するわけにはいかないと感じておりました。不快に思う方もおいでかと思いますが、行動と成果をもってご理解を得られるよう努力してまいります。
posted by おさだ at 11:55| Comment(7) | TrackBack(0) |

2007年04月17日

花冷え

e840c0dc.JPG 4月も下旬に差し掛かるというのに、ちょっと寒い日が続きますね。今日は朝イチの日程が無いため少しノンビリと自宅の庭を眺める余裕ができました。今は梨の花が盛りですね。1年以上放ったままの庭は荒れ、雑草が伸び放題。「あぁ戦いは終わったんだなぁ・・・」

 県議会議員としての任期は今月30日から始まります。つまり29日までは従前の県議が現職として存在しているということ。そんなわけで様々な団体の会合(総会)などで現職の県議と顔を合わせる機会があります。スピーチに立つ県議は「これまで本当にお世話になりました。」と気丈なあいさつをされ、そして去りぎわよく退席されて行きます。これも渡世の義理というやつでしょうか。私も見習わなければいけない態度だな・・・と、その背中を見ながら感じます。
 
 選挙というものはとかく後にシコリを残すもの。候補者として、たがいの支援者どうしの間に感情的な軋轢が残るのだけはつらいものです。しかし、今回の選挙についてはどうやらそういった後味の悪いものは残らずに済むようです。

 良かったな、本当に良かった。
posted by おさだ at 07:26| Comment(2) | TrackBack(0) |

2007年04月16日

応援団魂

 近隣の各市で市議の選挙が始まっています。若手市議会議員の仲間として活動した同志や知人が出馬している藤沢、綾瀬、大和、伊勢原、平塚の各地を駆け回って応援をさせて頂いております。いきなり街頭でマイクを握らされて焦ることもありますが、そこはまぁ海千山千の経験でなんとかこなしております。

 しかしまぁ駅頭朝立ちなんてのを私が海老名では最初に始めたのが12年前。あるいは自転車に乗って云々とか・・・・こういった選挙のやり方というのはすっかり定着した感がありますが、まちによってはあっちもこっちも自転車部隊みたいになっちゃってて逆に二番煎じの没個性になりつつあるよなぁ・・・・
 20代30代の若い候補者も目立つようになりましたが皆さんには選挙に勝つためのテクニックばかりを身に着けないで欲しいなぁ。だいたい最近じゃすっかりポスターやのぼり旗を作っちゃってから「長田さんどんな政策で戦ったらいいかな。」なんて相談してくるやつもいる。「政策の無い人は選挙に出たりしちゃいけないんですよ。」って、なんて情けない話だろ。
posted by おさだ at 18:15| Comment(3) | TrackBack(0) |

2007年04月14日

まったくと言っていいほど・・

 余裕がありません。
 当選の喜びをかみしめるような余裕がありません。
 選挙の反省や総括をする余裕がありません。

 当選してから生活が一変しそうです。今日も8つの団体から総会などのご案内を頂き、一つも欠席することなく参加させて頂いております。時間の合間を縫って支持者の皆さんのもとへごあいさつに伺っておりますがなにせぼう大な人間関係のうえに選挙が成立しておりますのでどこから手をつけてよいやら・・・「私のところへあいさつに来ない。」というお叱りの言葉もチラホラと聞こえてくるようになってきました。本当にご支援頂いた方ならわかって頂けるはず。どうかどうか何卒ご勘弁を!!!

 5分でも時間があるならこれからの活動について思いをめぐらせたい。現在常設事務所を開設する場所を探しています。


 
posted by おさだ at 18:29| Comment(5) | TrackBack(0) |

2007年04月11日

実感

 当選の瞬間は自宅のリビングで女房と二人で迎えました。不安と自信が交錯する感情の持ってゆく場もなく、内面の興奮がアルコールランプでお湯を沸かす程度にポコポコと沸騰している。それでもけだるい身体を椅子に落ち着かせながら私はこの四年間書き続けてきた日記を読み返していました。

 開票現場からの速報に事務所に詰め掛けてくれた人々が歓喜の喜びに沸きかえるころ、我が家にやってきてくれた迎えのスタッフによるブザーの音と「おめでとう。」という言葉で私たち夫婦はとても静かに厳かな気持ちでその結果を受け入れました。きっと女房は4年前の落選のときを思い出しながらも気丈にこの報告を待っていたことでしょう。

 感想は少しずつ噛み締め、そして一つずつこれから日記に記して行こうと思います。喜びが少しずつ責任感と重圧に変化し始める当選3日目の私には複雑過ぎて思いを上手に一つにまとめる余裕が無いのです。

 今日、当選証書を頂いてまいりました。
 重圧を感じることの一つは相手方に投じられた2万1千あまりの票に対する“思い”でしょうか。これから四年間、常に胸ポケットにいれておかなければいけない命題と感じています。
posted by おさだ at 20:21| Comment(1) | TrackBack(0) |

2007年04月09日

当選しました。

 本当に本当にありがとうございました。積年の思いを果たし、当選することができました。今はただただ感無量です。「これまでの四年間を思ったらこみ上げる思いに言葉が見つかりません。これからの四年間を語ったら一晩あっても足りそうもありません。」 いよいよ県議会議員としての活動をすることになります。喜びと同時にその重責が肩に食い込むような思いもしています。

 今日のところは朝からひっきりなしに頂く電話やメールの対応でてんてこ舞いです。夜にでも落ち着いたらまた改めて日記を記したいと思います。

 取り急ぎ“心からの感謝”
posted by おさだ at 10:32| Comment(6) | TrackBack(0) |