これから警察分野について審議を行う委員会が始まります。私は午後一番で質問に立ちます。様々な問題について課題提起を含めた質問をしたいと思いますが、一つくらい地元(海老名)を意識した質問もさせて頂きたいもの。
そこで今回は海老名駅舎の改修に併せて小田急と県警との間で協議が進められている「鉄道警察隊」の配備について今後の状況を質問させて頂くつもりです。
現在県内の鉄道警察隊は、横浜、川崎、小田原の三駅のみの配備となっており、とりわけ県央地域への体制強化が必要となっています。今回の新規配備が実現すれば全国でも初の私鉄駅への鉄道警察隊配備となるわけで、期待せずにはいられません。
結果は後ほど報告致します。
H.19.6.29 PM13:15 県議会控室より
《続報》
委員会での県警本部の答弁により、海老名駅への鉄道警察隊の設置が言明されました。
1・建設中の海老名駅舎の完成に併せて鉄道警察隊を新設する。従って平成22年中旬の開設を目指す。
2・県下鉄道警察隊の体制は、現在横浜の本隊、川崎、新横浜、小田原の各分駐所合わせて77名の体制であり、その点を考慮しながら海老名の体制を決定して行く。
3・海老名鉄道警察隊の所管エリアは海老名のほか、厚木、伊勢原、相模原、大和、座間などである。
以上
H.19.6.29 PM18:30 県議会控室より
2007年06月29日
2007年06月28日
温泉爆発事故について
渋谷区で過日発生した温泉スパでの天然ガス爆発事故に関連して、去る25日に行われた県議会(防災警察常任委員会)で安全防災局に対して質問をさせて頂きました。
爆発発生の原因やメカニズムについては南関東ガス田の存在などすでにマスコミ等で報道され、明らかになりつつあります。しかし、政治行政の観点から見た最大の問題は大深度から温泉をくみ出す際に可燃性のガスが発生することが知られていながらそれらの安全な処理について行政指導の“想定外”に置かれていたということ。
今回の私の質問に対しても消防などを所管する安全防災局からは「これまで保健所が指導を行ってきた。」という答えが聞かれ、それはつまり「安全防災局は担当外ですよ。」という意味なのだが、保健所が温泉に対して行う指導というのはあくまでも“公衆衛生”という視点のものであり、温泉の水質だとか脱衣所がどうとか排水処理のあり方といった問題について行われたきたもの。それはそれで良いとして今回このような大事故が発生した以上、防災という視点から行政が安全管理に乗り出すのは当然のこと。むしろ千葉のいわし博物館等で同種の事故が発生した時点で対応できなかったことが実に残念でならないのです。
県の温泉地学研究所の話では県内では804ヶ所で温泉のくみ上げが行われており、そのうち70ヶ所が1000メートル以上の大深度から温泉をくみ上げているとのこと。
今日の新聞報道では海老名市内の二つの温泉施設でガス発生が確認され、かつガスが溜まる屋内のくみ上げ施設であったこと、さらにガス検知器などの設置もされていなかったことが報道されました。海老名市はこれまでの認識では南関東ガス田のエリアには含まれておらず、これもまた想定外の出来事。つまり、まだまだ未知の危険は身近なところにあり、他人事ではないのです。
爆発発生の原因やメカニズムについては南関東ガス田の存在などすでにマスコミ等で報道され、明らかになりつつあります。しかし、政治行政の観点から見た最大の問題は大深度から温泉をくみ出す際に可燃性のガスが発生することが知られていながらそれらの安全な処理について行政指導の“想定外”に置かれていたということ。
今回の私の質問に対しても消防などを所管する安全防災局からは「これまで保健所が指導を行ってきた。」という答えが聞かれ、それはつまり「安全防災局は担当外ですよ。」という意味なのだが、保健所が温泉に対して行う指導というのはあくまでも“公衆衛生”という視点のものであり、温泉の水質だとか脱衣所がどうとか排水処理のあり方といった問題について行われたきたもの。それはそれで良いとして今回このような大事故が発生した以上、防災という視点から行政が安全管理に乗り出すのは当然のこと。むしろ千葉のいわし博物館等で同種の事故が発生した時点で対応できなかったことが実に残念でならないのです。
県の温泉地学研究所の話では県内では804ヶ所で温泉のくみ上げが行われており、そのうち70ヶ所が1000メートル以上の大深度から温泉をくみ上げているとのこと。
今日の新聞報道では海老名市内の二つの温泉施設でガス発生が確認され、かつガスが溜まる屋内のくみ上げ施設であったこと、さらにガス検知器などの設置もされていなかったことが報道されました。海老名市はこれまでの認識では南関東ガス田のエリアには含まれておらず、これもまた想定外の出来事。つまり、まだまだ未知の危険は身近なところにあり、他人事ではないのです。
2007年06月27日
多忙と充実
2007年06月18日
小泉前総理と
べつに、自慢するわけじゃないんでよ。でもね、やっぱり野球少年がイチローや松坂に憧れるように、そんな純粋な気持ちで私は政治を道とする者としてこの人に尊敬の念を抱いています。まぁこのうれしそうな顔見りゃそりゃ言わなくともバレバレですけどね。
さて、久しぶりに目の当たりにした小泉さんですが、自慢のライオンヘアーもかなりボサボサ・・・もうすっかりリラックスしちゃってる印象で、やっぱり下手するとここらでサラリと政治の世界から引退しちゃうんじゃないかなぁ。とそんな感じでした。安倍さんがいよいよ危うくなったらここは一発小泉再登板しかない!なんて思いながらも一方でやるだけの事をやって潔く身を引くのが小泉流ダンディズム。みたいな願いもあり、心中複雑ですなぁ。
2007年06月17日
日曜休話
週末ともなりますとあちこちの団体から総会や式典などのイベントのご招待を頂きます。特に総会の場合はその団体の一年の活動や課題、問題点などを一度で知ることのできる機会ですので議員として積極的に参加させて頂きます。
しかし問題はそのあとの懇親会・・・いやとってもありがたい交流の場なのですが、困ったことに(って言うのは変かなぁ)美味しい料理がズラリと出てくる!浪人中にはなかなか食べられなかったような食べ物を前についつい手が出そうになるのだけれど、懇親会は今日一日その一件で終わるわけではない。3会場、4会場とハシゴするなかでそのたび料理に手を出していたら・・・結果は知れたもの。そこはグッと我慢して会場をあとにします。「もったいないなぁ。」といつも思います。でもある意味でこれは自分の身体を守る戦いでもあるのです。「この料理を家族のゆうげに並べてやったらどんなに・・・」なんてね、子どものころよく祖父が結婚式なんてに呼ばれて帰ってくると木製の折に詰め込んだ鯛の尾頭付きや甘いキントンなどを子どもたちの前に広げて誇らしげな顔をしてたっけ・・・。せこいこと考えてるようじゃ政治家は務まらんのかもなぁ。
すみませ〜ん (^◇^;) やっぱり折り詰めにしてもらえますぅ! ダメかぁ(^^ゞ
2007年06月16日
2007年06月15日
県営団地から暴力団排除

そばに寄れば漢(おとこ)の香匂と正義感がにおい立つような、そんな警官が一堂に会して熱戦が繰り広げられました。試合は1チーム4名の団体戦、各々3分の試合時間で勝敗を争います。我が海老名署は参加64チーム(各警察署及び交通機動隊など)の中で2回戦を勝ち抜きベスト8に輝く健闘を見せてくれました。県内各署の中でも最も小さな警察署の一つである我が署としては大健闘だと思います。
長久手の銃乱射たてこもり事件で犠牲になった林一歩警部なども地元の警察ではこうした大会で大活躍していたんだろうなぁ。などと思うとやはり無念な事件だったと・・・
今日行なわれた県議会では県営住宅から暴力団を排除するための条例を9月を目途に制定する方針が知事から示されました。(自民党代表質問に答える)
県内の一部では県営団地に暴力団ばかりか不良外国人が住み着いたり、青少年非行のたまり場になったり、そして性犯罪の多発など犯罪の温床と言うよりも下手をすればスラムになりかねない場所もあると言われています。また先日は町田の公営住宅に暴力団員が立てこもって銃を乱射した事件も発生しました。
こうしたことを一刻も放置しておくわけにはいかないのです。県行政と県警の緊密な情報交換、そして逮捕術で鍛えた警官の皆さんの活躍を期待しております。
2007年06月14日
犯罪被害者支援
少しは行政的なことについても書かないといけませんね。
神奈川県は犯罪などで被害にあわれた方たちのために本腰を入れて支援したり救済するための施策を始めました。
依然として凶悪な犯罪や悪質、無謀な運転による交通事故などがあとを絶たないなか命を奪われた方の遺族や心身に大きな傷を負った方たちが周囲の無理解からくる孤独感にさいなまれたり、捜査や公判などの過程で配慮に欠けた対応によりセカンドレイプと言われるような二次的な被害にあうケースがあります。
神奈川県ではこのようなケースに対応するため、県庁分庁舎一階に専門コーナーを設けて相談に応じたりや情報提供を行なう体制を構築すると共に経済的な支援やカウンセリング、一時保護、住宅の提供、関係機関との連携などを実施することとなりました。
DVや怨恨などによる被害を警察に訴えて出た結果、逮捕収監された受刑者が逆恨みして出所後に被害者を襲うといったケースもあります。
レイプ被害を訴えて出た女性がその後の生活で受けることになる苦痛は生易しいものではないと思います。
むしろ遅きに失した感も否めませんが、神奈川県の取り組みに対して所管常任委員の一人として期待をしたいと思います。ただ、一点大きな不満が残るのは、その施策に中に「マスコミによる報道被害」という視点が欠けていること。重要事犯が発生した直後から起こる執拗なマスコミ取材。被害者はもとよりその周辺の人々や加害者の周辺のプライバシーまでミカンの皮でもむくようにして衆目にさらしてみせるマスコミの行きすぎた取材、報道から保護されるべき人はたくさんいるはずです。
昨日6月定例議会が開会されました。常任委員会の開催日は25日と29日と決定しました。私なりの視点で県の対応を求めて行きたいと思います。
神奈川県は犯罪などで被害にあわれた方たちのために本腰を入れて支援したり救済するための施策を始めました。
依然として凶悪な犯罪や悪質、無謀な運転による交通事故などがあとを絶たないなか命を奪われた方の遺族や心身に大きな傷を負った方たちが周囲の無理解からくる孤独感にさいなまれたり、捜査や公判などの過程で配慮に欠けた対応によりセカンドレイプと言われるような二次的な被害にあうケースがあります。
神奈川県ではこのようなケースに対応するため、県庁分庁舎一階に専門コーナーを設けて相談に応じたりや情報提供を行なう体制を構築すると共に経済的な支援やカウンセリング、一時保護、住宅の提供、関係機関との連携などを実施することとなりました。
DVや怨恨などによる被害を警察に訴えて出た結果、逮捕収監された受刑者が逆恨みして出所後に被害者を襲うといったケースもあります。
レイプ被害を訴えて出た女性がその後の生活で受けることになる苦痛は生易しいものではないと思います。
むしろ遅きに失した感も否めませんが、神奈川県の取り組みに対して所管常任委員の一人として期待をしたいと思います。ただ、一点大きな不満が残るのは、その施策に中に「マスコミによる報道被害」という視点が欠けていること。重要事犯が発生した直後から起こる執拗なマスコミ取材。被害者はもとよりその周辺の人々や加害者の周辺のプライバシーまでミカンの皮でもむくようにして衆目にさらしてみせるマスコミの行きすぎた取材、報道から保護されるべき人はたくさんいるはずです。
昨日6月定例議会が開会されました。常任委員会の開催日は25日と29日と決定しました。私なりの視点で県の対応を求めて行きたいと思います。
2007年06月11日
もそもそやるクセ
2007年06月09日
バベル
先日バベルという映画を観ました。映画の内容はさておき、聾の少女役を演じた菊地凛子という女優さんがカンヌ映画祭でその演技を高く評価されたことから一躍有名になった映画です。
評論では少女の寂しい気持ちをみごとに演じきったと彼女の演技が海外でも絶賛を浴びたとのこと。確かにその孤独な視線、陰のある表情、少女らしいぎこちなさと大胆さ、それはドキッとするほど魅力的でした。
しかし、思ったんですよね。彼女のような目をした少女はときどきこの駅前でも見かけるような気がすると。彼女が演じた少女の寂しさは日本の若者たちの実は結構一般的な実態なのかもしれないと。
2007年06月06日
年金問題と自民党

しかし、実際拉致問題だけで10分間、公衆の前でしゃべるということは至難のこと。だから事前に一生懸命勉強して必要なことはアタマに叩き込んでマイクを握るわけですが、なかなかお忙しい国会の若手議員などはそうもいかないらしい。
拉致問題に焦点を、というのにはそれなりのねらいもあるのだが、あるセンセイはとうとうと年金問題をしゃべり始めてしまった。そして驚いたと言うかやっぱりかと言うべきか、その途端に駅前の雰囲気が一変したのだ。立ち止まる人が増えた、そしてその多くが険しい視線を弁士にあてて立ち去ってゆく。「ふざけるな!」というヤジが飛ぶ。若いセンセイは言われるほどに熱くなり、いかに我が自民党は正しいかということをしゃべり続ける。状況を察した車の下ではマイクの電源を切ってしまおうかという意見も出るが・・・「年金サギ!!」の声、実は俺も言いたいくらいだ。
参院選での自民党苦戦の縮図を見た気がします。自民党がとるべき態度は「年金の問題について行なうべき改革は迅速に行ないます。しかし、それでもなお過去の社保庁の怠慢や過ちについては政府、政権与党としての監督責任を感じております。」という謙虚な姿勢なのではないか。正当性を声高に叫べは叫ぶほど批判は高まるのだろう。それよりも責任政党の“責任”とは何か?謙虚な姿勢で問い直さなければならないのではないか。
2007年06月04日
熱戦
2007年06月02日
構想一ヶ月
6月25日に予定される県議会委員会質疑のことがわが脳みそのかなりの部分を占領しつつあります。3時間の討論に耐えうるネタ、質、量。
今は自分のモチベーションをグッと高められるようなネタの拾い出しと選別作業が脳の中で間断なく続いている感じでしょうか・・・一昨日の警官装備のことなどもそのうちの一つなのですが、モチベーションを高めるという意味では例えば警察分野なら北芝健の本を読んだり、現場警察官と一杯やったりするのが一番です。しかし思うところは多々あるものの、実際質問のテーマに育てていくとなると、具体性や対案が無かったり(これでは単なるグチになってしまう。)財政的な負担があまりにも大きかったりまたはテーマがあまりにも遠大であったり、すでに取り組みが始まっていたり・・・この構想の段階でほとんどのネタがふるい落とされていきます。
構想はすでに一ヶ月。ぼちぼち具体のテーマに対して現状の裏づけをしたりデータを集めたりと膨らませて行かなければならない時期。毎日時間をとって「警察白書」とか「防災白書」なんてのと睨めっこをしています。
「議員てのは議会が無いときゃヒマでいいねぇ。」なんて言われるとたまりませんなぁ。
参議院の選挙に向けて政党や立候補予定者の事務所から次々と応援の要請が来ます。6月の議会が終わるまで待ってくれなぃかなぁ・・・って感じ。
今は自分のモチベーションをグッと高められるようなネタの拾い出しと選別作業が脳の中で間断なく続いている感じでしょうか・・・一昨日の警官装備のことなどもそのうちの一つなのですが、モチベーションを高めるという意味では例えば警察分野なら北芝健の本を読んだり、現場警察官と一杯やったりするのが一番です。しかし思うところは多々あるものの、実際質問のテーマに育てていくとなると、具体性や対案が無かったり(これでは単なるグチになってしまう。)財政的な負担があまりにも大きかったりまたはテーマがあまりにも遠大であったり、すでに取り組みが始まっていたり・・・この構想の段階でほとんどのネタがふるい落とされていきます。
構想はすでに一ヶ月。ぼちぼち具体のテーマに対して現状の裏づけをしたりデータを集めたりと膨らませて行かなければならない時期。毎日時間をとって「警察白書」とか「防災白書」なんてのと睨めっこをしています。
「議員てのは議会が無いときゃヒマでいいねぇ。」なんて言われるとたまりませんなぁ。
参議院の選挙に向けて政党や立候補予定者の事務所から次々と応援の要請が来ます。6月の議会が終わるまで待ってくれなぃかなぁ・・・って感じ。