2007年11月30日

環境を語るなら

 アメリカで“過激な環境主義者”と言われた元大統領候補アル・ゴア氏がその環境活動や映画「不都合な真実」での評価をもとにノーベル賞を受賞しました。

 私は、環境問題をテーマにした旅の道すがら色々なことを考えました。

 政治家として、自らの政治信念を環境主義に置くならば、それはとても厳しい実践を伴わなくてはいけない。と。

 環境を語るならエコカーに乗るべきだ。
 環境を語るなら出された料理を食べ残してはいけない。
 環境を語るなら自宅の冷暖房は控えるべきだ。
 環境を語るならまだ着れる服を捨ててはいけない。
 環境を語るならまだ着れる服があるのに新しい服を買ってはいけない・・・

 環境主義の観点から言えば原油の価格が高騰するのは歓迎すべきこと。なぜなら省エネが進むから
 環境主義の観点から言えば少子化も歓迎すべきこと。なぜなら人類の人口爆発は地球環境を脅かすから

 とてもとてもストイックな実践がなければ政治家、つまり言論をもってなりわいとする者が環境問題を語る資格は無いのではないか・・・

 旅の締めくくりは京都。

 京セラの本社を訪問し、世界最先端を行く太陽光発電の取り組みについて学ばせて頂きました。

 帰路の京都駅。新幹線を待つわずかな時間、三十三間堂を訪れることができました。

環境とは共生
環境とは、、再生
環境とは、、継続
環境とは、、生命
環境とは、、自分

 千手観音と二十八部衆。
 そこにもまた環境についての教えがあったように感じます。
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2007年11月27日

旅、その2

75e34c07.JPG 大阪へ来ています。大都市の中を流れる淀川と土佐堀川の中洲にある「中之島地区」そうそうあの中之島ブルースの中之島・・

 そこでは関西電力が進める地域熱供給プロジェクトが進行しています。これは川の水を利用して大規模な熱交換を行い、夏は冷房、冬は暖房と、この地域一帯に冷暖房を供給するエコシステムです。

 写真の地下5階の設備内部。
 熱交換てなに・・・?どうして?結局理論的なことはあまり理解することができませんでしたが、こうした先端的な取り組みは民間企業の中でこそ着実に進行していること、日本の技術革新がやがて地球の環境を危機から救ってくれるのではないか?関西弁で熱弁をふるう担当者の方を見ながらそんな感想を持ちました。
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1c84a616.JPG 環境関連の様々なことについて勉強すべく旅に出ています。今日は神奈川と同じように海岸侵食の進む高知県の保全活動について学ばせて頂きました。

 写真は桂浜の上から見た土佐湾内の様子ですが、砂浜に長さ50メートルほどの突堤が見えると思います。これにより砂の流出を防ぎ砂浜の復元を実現しています。今後この突堤を200メートルまで延長して砂浜の保全を図るそうです。
 そのほか川の砂を海まで運ぶ「サンドバイパス」事業や波うち際から少し離れた浅瀬に堤防を築く「離岸堤」工法などあらゆる手法を使って砂浜の侵食を防いでいます。桂浜から海を眺める坂本龍馬像も今日の環境悪化には「こりゃいかんぜよ。」と言っているかのよう・・・

 一方神奈川は?と言うとレジャーのメッカ湘南海岸と言うことからこのような人工的な構造物を築造することには県民の抵抗感もあり、現在のところは行なえていないのが現状です。

 26日はその他高知県庁を訪問し、森林保有比率で日本一を誇る高知県の人工林保全施策や、全国でも先陣をきって始めた森林環境税の取り組み状況についてレクチャーを受けてまいりました。
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2007年11月23日

たまにゃ息ぬき・・・

e576b27e.jpg ちょうど一年前、「よっしゃ!みんなで長田の必勝祈願へ行こう!」と言ってワイワイガヤガヤの珍道中。成田山新勝寺にお参りに行ったものです。
 この寺が勝負ごとにご利益のある神か仏か・・・?だれも知らないけれど、「新勝寺ってぇくれぇだから新人が勝つにゃいいに決まってらぁ・・(N氏)」(笑)ただそれだけの理由で・・・

 今年は御礼参り・・「ねえねえ、新人にご利益の寺って言うけど、次の選挙で新人が出てきたらどうするのよ。(Fさん)」「なに言ってんだぃここは御不動様を奉ってんだよ。まさに不動の地位を築くってもんよ。(N氏)」

 何事も気持ちの問題ですなぁ・・・合掌

 
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2007年11月21日

常任委員会

 県議会では定例議会の会期でない月も毎月常任委員会が開催され、審議が行なわれます。(これはちょっと正直言って私も驚きでした。)そんなわけで12月定例会の招集を目前に控えた昨日も常任委員会が行なわれ、私は1時間半ほどの質問を行なってきました。

 神奈川県警に対する質問では増加、悪質化する少年犯罪の問題を取り上げ、警察と教育委員会との間で犯罪被害や非行についての情報を共有する「学校警察連携制度」について一層の努力を求める意味で質疑を行ないました。

 防災分野については安全防災局に対して、県内各市町村消防署が広域化(合併など)する方向で検討が進められている現状について質疑を行ないました。その結果私たちの海老名市を含む県央地域については、秦野から伊勢原、愛甲、厚木、そして相模川を渡って海老名、座間、綾瀬、大和までの消防組織を一つにまとめる案と、海老名、座間、綾瀬、大和の4市による案の二つが示され、政府の方針により今後5年間でこれを実現して行く方針が提示されました。
 広域化して行くことのメリットは大規模災害時の緊急対応力の強化や業務の効率化など多々あり、これは実現して行かなければならない課題であるとの認識では一致できるものの、消防署とひと括りに言ってもそれぞれの消防ごとに職員(吏員)の待遇、報酬から歴史、スピリット、装備、ノウハウ、プライドに至るまで全て違いのある組織を一つにまとめることは誠にもって容易ならざること。「県は口だけ出して金出さず。」などと言われないように、広域行政たる県の主体的な取り組みを求めてまいりました。
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2007年11月20日

広くなった相鉄線ホーム

deac4be4.JPG 相鉄線海老名駅のホームが広がりました。写真の路面が白い部分が拡幅部分。線路一本分電車をずらしてホームを拡幅したかたちです。
 朝夕の混雑時などは多くの乗降客がかなり過密な状態でホームを移動しておりましたがこれでホーム部分についてはゆとりができそうです。

 何よりもこうして駅の改築などが「行なわれている。」つまり海老名に投資してもらっているという事実がうれしいですね。私も横浜まで毎日のように電車通勤していますが今の時代、駅舎やホームの改築を行なっている駅などまず見当たりませんから。
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2007年11月19日

C級グルメ

da81259a.JPG 海老名駅の目の前にあるパチンコ店ガイア。その2階部分に以前から気になっていた「海鮮どんぶり専門」の飲食店「海丼亭」(みとんてい)があります。午後から登庁予定の今日、「どこかで急いで昼飯食ってしまわなければ!!」と早足でデッキを歩く自分の目にこの店が止まりました。

 写真の「まぐろのブツ切丼」がもっともリーズナブルでポピュラーなメニューらしく550円。(酢飯の大盛りはサービス・味噌汁つき)こんなところで写メ撮ってる私もどうか?と思いますが、なかなかこれは良かったですよ。マグロもしっかりとした赤味を使っていて、シャリも海苔もなかなかですし、安くて美味い。という実感はありました。そのほか、ウニやイクラ、シャケ、貝類、ヅケなどなど高価なものまでメニューも色々。

追伸
 このお店が海老名市飲食店組合に加入しているか?は不明です・・・・たぶん加入してないだろうなぁ、もしそうだったら組合の皆さんごめんなさい。
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2007年11月18日

にわかラガーマン

74fd6124.JPG 海老名市ラグビーフットポール協会の会長をしている私。今日は保土ヶ谷公園の一角に完成した人工芝のラグビー場の落成式に参加してきました。松沢知事もラグビージャージを着てキックオフのセレモニーをするとのことで、県下各協会の会長はみんな懐かしいユニフォームを引っ張り出してきてのイベント参加となりました。

 今週末も何かと忙しい毎日です。明日は地元本郷の支援者の皆さんと研修バス旅行に行ってきます。
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2007年11月16日

議論

6474e166.JPG 12月の定例議会に向けて会派内での打ち合わせが始まりました。自民党の中では代表質問の内容について激しい議論が戦わされています。

 本来会派というものはこうでなくちゃいけないなぁ・・・と思ったりもしています。様々な意見を互いにぶつけ合い真摯な議論の中で答えを出して行く。出した答えに全員で責任を持つ。
 寄らば大樹の陰・・・であってはいけない。
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2007年11月15日

葬儀委員長

 生まれて初めて葬儀委員長という大役を務めています。

 河原口在住で私とは親戚関係にある、故本多實氏(厚木倉庫株式会社創立者)の葬儀にて。故人のご冥福をお祈り申し上げます。
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2007年11月14日

仔牛

c336d8df.JPG ご批判も励ましも頂きながらの県議一年坊主の私ですが、やはり市民の皆さんとのコミュニケーションの中にしか答えは無いんだろうなぁ・・・そういう意味では8年間書き続けてきたこの日記はかなり意味はあるものだと感じます。ただ世の中インターネットを利用している人ばかりでありませんので、今日は市内のあちこちを回りながら皆さんとの対話に専念しています。

 そんな中、国分南の牧場で生まれたばかりの仔牛に出会いました。つぶらな瞳でこっちを見やがって、なんとも癒してくれるじゃないかい。
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2007年11月13日

市長、市議選挙について

 一昨日投票が行われた海老名の市長、市議選挙については終始苦しい対応を迫られた選挙でありました。何か口を開けば弁解になってしまうような気がして昨日はとうとう日記を書くことができませんでした。

 支援議員の橘川さんを落選させてしまったこと、板ばさみの市長選。自分なりに総括すべきことはたくさんありそうです。特に市長選に関しては現職で唯一の県議会議員として現職の候補者の内野さんとは市政県政の連携という観点から支援することが私の果たすべき立場であり、一方の新人渡部さんは私の選挙を事務局として支えてくれた恩人。どちらに対しても「頑張って下さい。」と激励するという立場は結局どちらからの信頼も得られないということは承知のうえだが、しかしそれでもそうせざるを得ない。苦しい数ヶ月間でありました。どちらの方にもどちらの支援者の皆さんにもゆるしを請うよりほかありません。

 そして民意は示されました。政治を私にせず、民意の選択に従って自らの果たすべき役割を担って行きたいと思います。

内野優様 当選おめでとうございます。改革の第二ステージに向かって持ち前の機動力と気さくさを発揮してこれからも具体的で市民に分かりやすい政治を行なって下さい。私のことについては何かと不足の思いもお持ちのことと思いますが、どうかお許しを頂きこれから4年間、ご指導を頂きたいと願っております。

渡部美憲様 残念な結果でしたが、公のためにあえて火中の栗を拾う、そんな挑戦だったのですからどうぞ堂々と胸をはっていて下さい。ただあなたがこれから歩まねばならない長い日々のことを思うと私も経験がありますが、胸が絞め付けられるような気持ちになります。私たちは(内野市長も含めて)なぜこんなにも厳しい人生を選んでいるのだろう?なぜ生活を犠牲にしてまでリスクの高い挑戦をするのだろう?実は私にはまだ答えが見つかりません。何かわかったら教えて下さい。

 ただ少なくとも、人生と言えば少し大げさだが、生活を賭してまで政治に向き合おうとする者がこの海老名には少なからずいるということが、私にとっての誇りであり、市民の皆さんに一番共感してほしいことであるのです。
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2007年11月11日

深夜

 海老名市長、市議会議員選挙の投票結果が出ました。まさに喜びも悲しみも悲喜交々。まずは当選された皆様に心からお祝いを申し上げ、今後のご活躍をご期待申し上げます。

 惜しくも落選された方々には、なんと申し上げて良いのか判りませんが、公のために役にたとうと努力された結果ですからどうか気を落とさずに、前向きな気持ちでいて頂けたらと願います。

 こんなとき私は改めて、厳しい世界に生きている現実を思い知ります。
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2007年11月10日

ガソリン代問題

 今年の統一地方選に立候補した人たちが選挙カーのガソリン代補助金を市や町に対して水増し請求していた問題が発覚したと新聞やテレビで報道されています。使ってもいないガソリン代を補助限度額いっぱいまで請求したということのようですが、報道ではいかに燃費の悪い車でも一日12時間、時速80km以上のスピードで走り続けなければ消費できない量だと言うのだからこれは明らかに不正な水増し請求と思われても仕方がありません。

 ただ、もう一つ疑問なのはこのガソリン代の請求はガソリンスタンドから選挙管理委員会に請求して選挙管理委員会からガソリンスタンドに直接支払われることになっています。そこで水増しがあったとすれば、ガソリンスタンドが差額分を着服したことになります。しかし、一般的なガソリンスタンドの経営者が補助金の上限額がいくらか?などということを知ってはいないだろうから、そこに選挙関係者の関与があったのであろうことは容易に想像できます。しかも例えばそこで得た差額を選挙関係者がガソリンスタンドからキックバックさせるとか、選挙カーではない別な車の給油代をのせていたようなことがあればこれは明らかな横領、詐欺のたぐいであると私は思います。

 この報道を見て「私のところは大丈夫?」と一瞬焦った選良も多いはず。私自身もそうでした。実際候補者自身が忙しい選挙の中でこういった経理の内容まで細かく把握しているケースは少ないはずだから。

 ちなみに我が陣営についてはまったくご心配いりません。(事務局の皆さんに感謝!)
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2007年11月09日

公職選挙法の改正を

 昨日所用あって選挙管理委員会の方を話をしたところ、今回の選挙では選挙カーなどからの騒音被害について市民の皆さんからの苦情が殺到しているそうで、各陣営に対して選管より「スピーカーのボリュームを下げるように。」と異例の要請が行われたとか。

 今、自民党本部では成立後50年を経過した公職選挙法について、時代に合わないものになっているという観点から基本から洗いなおす意味での法改革を進めるべく検討作業に入りました。私は本部の研究員の方を通じて「単に違反事項を見直すだけではなく。一般国民の皆さんが受け入れてくれるような選挙運動が展開できるよう、魅力ある制度を作り上げて欲しい。」とリクエストしました。
posted by おさだ at 06:15| Comment(0) | TrackBack(0) |

2007年11月08日

(/><)/ 小沢さん!

 小沢一郎先生、あまりにも格好悪すぎますよ。それじゃ・・・いったいなんだったんですか?あの大連立騒動は・・・一っ時の気まぐれだったと言うなら今後のあなたの言動を信用するわけにはいかないし、「本当はずぅっと自民党に戻りたかった。」と言うなら民主党支持者の皆さんがあまりにもかわいそう・・・一刻も早く離党すべきだと思います。

 一部ではペースメーカーの不具合による重病説からCIAの関与までウワサされる小沢代表のご乱行・・・・これから日本の政治はいったいどうなってしまうのでしょうか?

 話は別ですが、昨日ある国会議員の方(甘利さんではありません。)とお話する機会がありました。「○○さん!悪いことしたときに載せる写真撮らせろよ!」とカメラマンが叫ぶのでムッ!とした顔でにらむとその顔をパチッと撮ってファイリングされてしまうとか。北方領土近海で日本の漁船がロシアに拿捕された事件のとき、交渉に向かった政治家の横でやたらにくだらないギャグを言う記者がいたそうです。政治家が思わず笑わせられた瞬間を写真に撮られて「この大事なときにふざけたヤツだ!」と報道されたとか・・・つまりマスコミは自分達の作りたいようにニュースを作り上げていくもの。今回の大連立騒動にもマスコミ界の大物の関与がウワサされています。小沢氏がそれに踊らされたとしたらあまりにも情けない話です。
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2007年11月07日

エコカー

34e5a89b.JPG 先日、電気自動車の試乗をしてきました。三菱自動車製と富士重工製の二機種がありましたが、私が乗った三菱自動車のものに関しては驚くほど出足の加速力(トルクって言うの?)があり、走りも安定していました。最高時速は130q/h、一回の充電で距離80qの走行が可能で、燃費はおおよそ1kmあたり1円。ガソリン車の十分の一以下でしょうか。環境に対する負荷もハイブリットカーよりも格段に低いようです。説明では2年後を目途に発売したいとのことですが、気になる価格は300万円前後!これだけはちょっと考えちゃうなぁ・・・高値の原因はリチウムイオン電池の価格が高いことだそうで、この分野の研究開発が進んで安価なものが出てくることを期待したいと思います。

 でも世界中の車がこんなのとか、燃料電池車になったら・・・それこそ世界が変わるだろうなぁ。
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2007年11月06日

選挙戦

b3157404.jpg 市長、市議選に挑戦している同志の応援に駆け回っております。

 それにしても最近の選挙は本当に結果が予想しづらいものになっています。なにしろどの候補者の陣営を見ても人が集まらない。個人演説会に行っても参加者5人、10人なんていう会場も多い。そして後援会への入会者を募るリーフレットの回収が極めて少ない。従前の市議選なら集めた名簿の5割が票になるとか、3割だとか、陣営ごとに歩留まりを読んで得票状況を把握したものですが、最近では得票数ほどにも集まらない陣営が多いようです。個人情報に関する意識の高まりも背景にあるだろうけれど、根本的に従来からの選挙のやり方に有権者が飽きてきているのだろうと思います。無節操にかけまくる電話作戦。朝から大音量の選挙カー・・・自分もしてきたことだから威張って言うわけにはいかないのだけれど、一般市民からすれば迷惑な行為だろうと思う。しかし、それをやらなきゃ選挙陣営が盛り上がらないという現実の中でしかたなくやっているというのが実態では・・・選挙直前になって「長田さんのようなホームページを立ち上げて得票を狙いたい。」なんて真顔で相談に見える陣営もありますが、直前にそんなとしたって意味ないですよって答えるほかないこともあります。

 やはり“普段”からの“不断”の努力、人柄、そういうものを見極めて、だれからも拘束されない一票を投じて頂くことが大事ですね。
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2007年11月05日

大連立!!!・・???

 新聞報道(読売一面トップ)によれば自民、民主の大連立は小沢氏の方から持ちかけたっ言うじゃないですか・・・・なんともありえない話だよ。選挙で散々こき下ろしておいて、いきなり連立なんて国民をバカにしてるとしか言いようがない。
 私は無所属で立候補したのに自民党の会派に所属したということでずいぶんとご批判を頂いたが、今回の騒動はその比ではない。民主党や民主党の候補者に一票を投じた人はいったいどんな気持ちでいるのだろう?当然の話だが、これほどのことをするなら選挙でその方向を示しておいて国民の審判を仰ぐべきだ。
 自民党以上に自民党的な小沢一郎氏が代表になったとき「民主党の終わりが始まった。」と日記に書いたが、まさに小沢氏の場合、新進党を作ったのも自由党を作ったのも民主党に合流したのもただ政権の座に就くための手段にすぎなかったということだ。そして民主党の中には「本当なら自民党の政治家になりたいんだけど、なれなかったから民主党」みたいな輩が少なからずいることも追々明らかになっていくだろう。こんなに国民をバカにした話があるだろうか?

 ただ、今回の騒動が改めて政界再編につながり、外交や安全保障を基軸に「イラク特措法賛成・憲法改正推進」といったグループと「集団的自衛権反対、護憲」といったグループとに色分けされた二大政党ができあがり、両者の間で真摯な議論と政権交代が行なわれるなら、それは望ましいことだとは思います。

 いよいよ海老名の市長と市議の選挙が告示されました。皆さんには高い関心をもってこの選挙を見つめて欲しいと思いますが、市議選に関しては・・・出色の候補者が見当たらないなぁ・・・何より選挙のときだけ派手なパフォーマンスをして、終わったら何処に居るの分からなくなっちゃうような事はもうやめにして欲しいものだ。

 
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2007年11月04日

湘南の砂浜が消える!

99a2c8c4.JPG 湘南海岸の砂浜が侵食され、激しいところでは国道135号線わきの松の防砂林のすぐ下まで波が打ち寄せている状況にあります。その結果、今年神奈川を直撃した台風9号による高波で西湘バイパスが崩壊し、今も復旧しない状態が続いています。このまま事態を放置すればマリンレジャーのメッカ湘南の砂浜は消滅してしまう可能性があります。

 根本的な原因は相模川などの河川にダムが建設され、山からの砂礫が川を伝って流れてこなくなったことにあります。そこで神奈川県では相模湖の湖底に堆積している土砂をすくい上げ、川の途中にその砂を置き、川の水と一緒に流したり、直接侵食の激しい海岸(茅ヶ崎)に運び、砂浜に積み上げて少しずつ波にさらわせて海岸全体に堆積させる取り組みを行なっています。

 一方相模湖は湖底に土砂が堆積し過ぎて、ダムの貯水量が減ってしまうという悩みを抱えています。そこで従来より湖底を浚渫(しゅんせつ)して土砂を取りはらっているのですが、その土砂の処分に困っていました。

 ですから、この取り組みは両者にとって都合の良いものと言え、今後の成果を期待したいと思っております。

 先日その現場を視察してまいりました。茅ヶ崎の海岸に大量に積み上げてあった砂礫は台風9号により一夜にしてさらわれてしまい、今改めて同じ場所に砂礫を積み上げる作業が行なわれています。さらわれた砂は決して無駄にはならず、100mくらいの沖に止まり、日々の穏やかな波によって少しずつ砂浜に打ち上げられてゆくはずです。

 つらいなぁ・・・視察を終えて意気揚々。地元へ戻って湘南の現状を出合った市民の皆さんに訴えます。そしたら「そんなの茅ヶ崎の県会議員がやりゃいいんだろ。お前は海老名のことやれよ。地元をおろそかにするやつは次回は落選だ。」とか・・・
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