2007年12月17日

凶悪犯罪とマスコミ報道

 ついに私たちの国でも銃の乱射事件が発生してしまった。佐世保での事件はこの国の犯罪史に新たな局面を記すことになるのでは?と考えてしまう。

 犯人がいったい何を思ってこの凶行にでたか?それはおいおい捜査の中で明らかになっていくものと思うが、迷彩服を着ている点など米国で起きた乱射事件の影響を受けていまいか?という気がはてならない。小中学生による重要犯罪などもそうだがショッキングなマスコミ報道が犯罪の連鎖を呼ぶケースは間々あるように思う。今回のケースでは犯人が死亡してしまっているのでそのあたりの心理的な面での解明は困難だと思うが、他のケースではそういったことについてのデータ集積と科学的な因果関係を明らかにして欲しいと思う。

 神奈川県の新たな取り組みとして始まった犯罪被害者保護の制度がスタートしてから約半年が経過した。不幸にして犯罪の被害者となった人々を誹謗、中傷、偏見などの二次的被害から守ろうとする取り組みだが、「マスコミによる過剰な取材」なども犯罪被害者にとっては明らかな二次被害だと思う。しかし、このことを行政に問えば「報道の自由と権利が・・・・」と、まったく腰が引けてしまって話にならない。もしかすると私たちが生きているこの時代はすでに自由や権利を主張する時代から、自由も権利も上手にコントロールしなければならない時代に入っているということではないのか?
 今は佐世保の事件で亡くなった方たちのご冥福や、事件に遭遇してしまった人たち、とりわけ子どもたちへの心理的なダメージが最小限にとどめられるよう、祈るばかりである。
posted by おさだ at 07:41| Comment(2) | TrackBack(0) | 政治