2008年03月28日

河原口消防分団に新しいポンプ車配備

h|v.JPG 先日、河原口の消防分団に新しい消防車が配備されました。これまで20年近く使用してきた古い車両についてはこれから後進国に寄贈され第二の人生を歩むことになります。「まだまだ使えますよ。大事にしてきましたから。」と、赤いボディーに手を置きながら団員も引退する車両に未練がありそう。

 新しい車両の購入費は約1800万円。市内15の分団すべてにポンプ車を配備している海老名。県下の各市町村でこれほど消防団の装備が充実しているまちは他にありません。一方市役所では職員の削減をはじめ様々な面で行政のスリム化を進めており、この点においても海老名市は県下でトップレベルの実績を誇っています。つまり爪で拾うような努力の中で作り出したお金を使ってこうした充実した消防装備を整えているということ。

 出火はもとより東海沖地震、首都圏直下型地震、神奈川西部地震など海老名に甚大な被害をもたらす災害は“必ず”発生します。さらに来年度から神奈川、静岡、山梨の三県共同で富士山の噴火について研究を始めることとなっています。

 新しいポンプ車と分団員の皆さんが市民の皆さんの安全安心を守って下さるよう祈ります。



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2008年03月25日

時間切れか!

 しかし大変な事になったものである。揮発油税(ガソリン税)の暫定税率問題は3月末をもって時間切れ=税率廃止という可能性が極めて濃厚になってきた。

 これによってガソリンスタンドの会計システムや税金を集めるシステムを大幅に、そして早急に変えなければならないというぼう大な作業に直面する問題や、買い控え、あるいは3月中にスタンドが仕入れたガソリンには税金がかかっているのにその在庫を4月1日から非課税で売るのか?などなど現場での混乱。あるいは自治体の道路財源が枯渇することで神奈川では相模縦貫道路の完成が10年も先延ばしになる問題などなど、大変な混乱が予想されるが、この際その論議は他に譲るとして、この問題を政争の具にしてしまった民主党とそれをどうすることもできない政権与党(自民・公明)のまさにその政争について焦点を当てて見たいと思うのだが・・・

 このまま暫定税率が廃止された場合、国民の評価は「自公」と「民主」にとってどのようなものになるのか?
 もちろん政権政党にとっても福田内閣にとっても「政権担当能力無し」の評価が下されることは必至だろう。早い段階で解散総選挙ということも充分に考えられる。が、しかし民主党に対する評価が「よくぞ頑張った。」ということになるか?と言えばそうとも言いきれない。しや、むしろ混乱をつくった元凶として、あるいは「民主党が言うことも政策になるではないか!」という新たな評価の下に彼らもまた批判される側に立つことになるのではないか。

 今回のことが政権交代可能な二大政党を作り上げていく原動力となるなら良いが・・・ところがどっこいそうは行かないというのが私の見方。むしろこれは自民党にとっても民主党にとっても瓦解の可能性を秘めた政界再編の序章と私は見ているが、皆さんはいかがだろうか?
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2008年03月24日

またしても米兵か!

 2月定例議会が今日で終わります(終わる予定です。)。今回の議会は開会当初に千葉県沖で自衛隊のイージス艦と漁船が衝突する事故があり、また沖縄での米兵による相次ぐ犯罪に対して双方とも政府の毅然とした対応を求め、神奈川県議会として意見書を提出することとなっております。

 しかし、その議会が閉会する直前、横須賀市内でタクシー運転手が強殺された事件で容疑者が米兵であるとの一報が飛び込んでまいりました。

 これが本当に米兵の、しかも脱走兵によるものだとしたら、もはや怒りを通り越して絶望的な事件。怒りをあらわにする地元選出の議員もおり、その気持ちはよくわかります。厚木基地を抱える私たちの街では決して他人事ではありません。あれは4年前、海老名でも同じような事件が起きました。米軍属の男によって国分の小野沢ストアーのご主人が殺された事件。皆さんもまだ記憶にあることと思います。

 日米の同盟関係という大きな問題とこれらの事件を同列に扱うわけにはいかないけれど、それにしても悔しい。外敵に備えて庭に狼を放っておくようなもんじゃないか。
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2008年03月23日

球春

tg{[J.JPG 選抜高校野球が開幕されました。高校まで野球部に所属していた私にはテレビなどでそのシーンを見るたびになんだかワクワクするような季節、球春の到来です。

 今日は上郷の三川公園グラウンドで海老名市ソフトボール協会による春季大会の開会式が行なわれました。

 ただ皆さんに申し上げたのですが・・・春はまだまだ身体も温まりにくく、怪我をしやすい季節。「一球入魂」の気持ちは分かりますが、ときには「一休入魂」の精神でボチボチやって欲しいもの。怪我をしてしまっては意味がありませんからね。
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2008年03月20日

ザボンのラーメン

U{.JPG スマップスマップっていう番組だったかな?あのスマップのメンバーが番組の最後に談笑するシーンで「お前なら彼女とのデートでどこへ行く?」という中居君の問いに草薙君が「僕なら海老名サービスエリアです。」って応えていました。「えぇ〜お前なに言ってんのぉ?」という中居君に草薙君は「マジで色々あって面白いんですよぉ!」と。

 昨日の「ハネルのとびら」でも鈴木拓ネタで海老名の地名が連発されていましたが、こんなふうに全国ネットで海老名のことが語られると本当にうれしいですね。

 さて私たち海老名市民は旅の休憩というより裏口入場の方が多いと思いますが、私も時々利用させて頂くこのサービスエリア。話題のついでに今日ご紹介したいのは上り線の九州ラーメン専門店「ザボン」。見た目はそんなにすごいイメージは無いかも知れませんが味はいいですよ。野菜をたっぷり煮込んだ甘みとトンコツのコクですかね。是非お試し下さい。ただし土日の昼の混雑時は共有スペースのテーブルの数が足りず困ってしまうこともありますので避けた方が無難です。
 写真はネギラーメン750円。
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2008年03月17日

早春

t.JPG もうすっかり春ですねぇ。昨日あたり窓を開け放ったまま事務所に居ますと、向かいの公園から子どもたちの遊ぶ声が聞こえてなんとものどかな気持ちになります。

 自分で言うのもなんですが、私の事務所もそれなりに事務所らしくなってきました。散歩のついでにお茶を飲んでいかれる方もいらっしゃいます。皆さんも是非お気軽にお立ちより下さい。

 いつでものどかな気分に浸ってばかりいるわけじやないんだけど、こうして県議会議員として活動を続けて行きたいという気持ちの中に“安定”や“無難”を求める気持ちが巣食っていくのでしょうか。酒の勢いもあったか若い後輩から「長田さんには期待はずれだなぁ。もっとガンガン暴れてくれると思ったのに、他に気を使ったような発言が多いですよ。」と言われてしまいました。
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2008年03月16日

予算委員会

Zψ@20080310O 056.jpg 県議会では予算委員会が行われています。この委員会と決算委員会だけは県庁本庁舎の古い議事堂を使って行われます。

 県議会議員なら歴史を感じるこの重厚な部屋に劣らない審議を尽くしたいもの。

 2月定例議会もいよいよ大詰めとなり、明日の常任委員会(採決)19日の本会議(採決)と24日の本会議(採決)で一通りの審議を終えます。

 この議会が終われば県議として一年が経過します。もう「新入りなので分かりません。」では通りませんからね。頑張らねば。

 
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2008年03月15日

22年ぶりに硫黄島へ

^b`AhS[.jpg学生時代に戦没者の遺骨収集ボランティアとして1ヶ月ほど硫黄島に滞在していた経験のある私。昨日は県議会の一員として22年ぶりに同島とを訪問する機会に恵まれました。

 久しぶりのことだし懐かしかったですよぉ。絶海の孤島硫黄島。かつては千人以上の島民がここで平穏に暮らしていました。その島があの太平洋戦争末期に世界の戦史でも最も激烈な戦いの戦場となったことは皆さんもご存知の通り。日本の兵士の戦死者は約2万、そしてアメリカの戦死者はそれを上回る約2万8千。わが国にとってはこの戦争を通じて初めて領土が侵される戦いであり、ここが落ちればB29による本土への空爆を許すことになってしまうから。

 さて、今回は硫黄島で行なわれている米軍戦闘機の離発着訓練、通称タッチアンドゴーの現状視察に行ってまいりました。
 これまで厚木基地で行なわれ、周辺住民に激しい苦痛を与えてきたこの訓練、今は緊急時以外はこの硫黄島で行なわれています。その戦闘機F18スーパーホーネットが滑走路にタッチするわずか30mほど離れた場所でその状況を視察してきたわけです。類いまれな経験というやつですね。詳しいことはまたお会いしたときにでもお話したいと思いますが、耳栓が無ければ鼓膜が破れるほどの爆音は内臓をブルブルを揺するほど。

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2008年03月13日

責任政党

 責任政党なんてものがあって良いのかどうか分からないけれど、この国の政治における結果責任はほとんど全て政権を担ってきた自民党にある。

 揮発油税の暫定税率論議にしてもいつまでも場当たり的な“暫定”を続けてきた自民党がいけない。

 そもそも原油がここまで高騰するような事態を引き起こしているのも世界第二位の経済大国日本の政治を動かしている自民党の責任だ。

 日銀総裁が決まらないって、いつでも何でも反対することでしか自己主張できない健全万年野党を作ってしまった自民党の責任のような気がしてきた。だって野党第一党の党首も幹事長も自民党の人じゃないか!

 嗚呼!なんと嘆かわしきかな責任政党。

 日本のマスメディアは日本の政治に飽きてかまだまだ先のアメリカの大統領選挙の前哨戦の報道に熱中している。だってあっちの方が面白いんだもん仕方ないよね。

 アメリカのように成熟した二大政党がガチンコでぶつかり合う政治を私たちも目指したつもりだったのに・・・これもやっぱり自民党の責任だと、自民党議員の一人として私は自戒する。
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2008年03月11日

生業(なりわい)

?C.JPG 先日は海老名市役所の前に和食レストランがオープンすると書いた。かなり大きな規模の店のようだし、たぶん大手外食チェーンによるものなのだろう。

 一方門沢橋で長いこと美味いとんかつを揚げてきた「とんかつ辰巳」が今月いっぱいで店を閉めるそうだ。常連とまではいかないけれどちょくちょくこの店で「チキンカツ定食」を注文してきた私には実に寂しいことだ。「昔は繁盛したんだけどねぇ・・・」とオーナーの内田さんご夫婦も寂しそう。「あのお客さんたちは(今)どこで飯食ってるんだろう?しんちゃん、他の店は繁盛してるの?」とも。

 世界的な規模でグローバリズムが進む中、大きな資本と特別なノウハウと巨大な組織を作り上げた者だけが一人勝ちする社会が出来上がりつつある。とんかつ一つとってもそう。個性ある個人店は次々と姿を消して行く。

 本来人とはそんなにも激しい努力をし、競争に勝ち抜き、幸運に恵まれなければ生きていけない生き物なのだろうか?コツコツと真面目に努力し、平凡に暮らそうとする人が普通に生きられる社会でなければいけないのではないか?そのために税金を払って政府を作り、政治家を選んでルールを作らせているのではないか?

 そんな疑問が湧いてくる。

 辰巳のとんかつは手作りのソースが無くなったら閉店だそうです。職人が作るとんかつを食えるのは今しか無い。
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2008年03月10日

Qちゃんよく頑張った!

 女子マラソンの高橋尚子選手。オリンピック出場はなりませんでしたね。野口と北京の街をトップで併走する姿を見たかったけれど、仕方がありません。

 しかし、彼女の場合、負けてなおさらファンを増やすような人だよなぁ・・・と。すでにおじさんの域に入りつつある私はちょっと違った目で彼女を見てしまうのだろうか?そのスター性は他の競技者にないものがあります。しかも最近では女性としての魅力を漂わすようになった高橋尚子。短い時間だったけれど先頭集団の中で走る高橋は明らかに他の選手とは違う女王の雰囲気をたたえていたように感じたのだ。

 しかしそれにしてもなぜ、ただただ走るだけの事に人はこんなにも熱狂するのだろうか?

 レースは完敗だったけれど、それでも最後まで走るあのポジティブさは多くの国民に感動を与えました。もしかすると北京を走る以上の何か強いメッセージがそこにあったようにも思えます。

 ガンバレQちゃん!!
 
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2008年03月09日

和食レストラン

sOaH.JPG 市役所前(北西側)の信号わきに看板が立ちました。「和食レストラン建設予定地」
 そして田んぼ一枚おいて隣(つまり私が選挙事務所を構えた場所の南隣)には診療所の建設が進められています。

 海老名は変わっていきますね。
 水鳥の遊び場がまた一つ無くなってしまうのは残念なことです・・・がしかし、あっちの街でもこっちの街でも次々と商店街のシャッターが閉まってしまう時代にこうして発展して行く海老名で暮らせることは幸せだと思うべきなのかもしれません。
(ただこの場所で商売がうまくいくんだろうか?ちょっと心配だなぁ・・・)

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2008年03月07日

開式2分前

_.JPG 先日県立中央農業高校の卒業式に来賓として招かれて参加して参りました。

 みんなとても楽しそうで良かったけれど、若者達には「リスペクトする姿勢」って、もう少し考えて欲しいな。そんな感想をもちました。
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2008年03月06日

質問

 2月定例機会が山場を迎えています。昨日までに常任委員会と特別委員会の4日間に渡る審議を終えました。

 そのうちの三日間で質問に立った私です。

 質問に先立って担当職員が私のところへやってきます。もちろん目的は「どんな質問をするのか?」聞き出すためです。たぶん上司からケツをたたかれて「もっと詳しくちゃんと聞いて来い!」ってなもんで大変なんだろうなぁ・・いやいやなかには質問項目もやりとりの手順もみんな職員に作らせる議員もいるらしくて・・そういう人の質問は聞いていればすぐにわかるし、手にもっているペーパーが役所特有の白色度の低い紙とゴシックの活字を使っているのでヤラセ丸出しなのですが・・当の職員側からすればそれをさせてくれる議員ほどありがたい存在は無いのでしょう。
 議員になりたてのころは頼んでもいないのに「こんなのでどうでしょう?」と質問項目を私のところにも持ってくる職員がいて「ふざけるな!」とすぐに顔に出る私との間で険悪なムードになったこともありました。

 だから私は質問することの要旨は自分でまとめて早めに全て渡してしまいます。

 質問する議員によってはあれやこれやと重箱の隅をつつくような細かな数値だとか法令の根拠だとか尋ねる人がいます。でもつまるところ何が言いたいの?ってところがわからないことが多い。いわば分からないことを聞く「本当の質問」をしちゃう議員がいるんですよ。「そんなこと電話で聞け!」とヤジを飛ばしたくなったりもします。

 私の質問要旨に基づいて部局では「質問想定問答集」てなものを作るそうです。こう聞かれたらこう応えよう。ああ聞かれたらそう応えよう・・・・と。
 でも私は言います。「私が言いたいことはこういうこと(趣旨)です。だからひねるつもりもないし、困らせるつもりもありません。皆さんから言質をとって“してやったり”なんて気もないし、むしろ記録より記憶に残る議論をしたい。ラフにお訊ねしますから率直に正直に答えて頂ければそれでいいんです。」と。

 役所の中を出回っていた「長田議員質問要旨」なるペーパーを見ることができました。そこには「長田議員の希望」と書かれ

・細かな数値を聞くようなことはしないそうです。
・質問の趣旨をふまえて逸脱しないように議論されるので臨機応変に応えて下さい。
・質問想定問答集をつくる必要は無いそうです。

 と注意書きがされて以下私が作った質問項目が並んでいました。

 ようやく理解してもらえるようになったかなぁ・・と安堵するような気持ちです。でもこの委員会もこれが最後の定例会。所属委員会が変わればまた一から同じやりとりをすることになるのかなぁ・・・

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2008年03月03日

映画 明日への遺言

 遊んでばかりいるわけではないんですよ。この週末もラグビースクールの卒業式やお琴の発表会や自衛隊関係団体などなど忙しくイベントを駆け回りながら、6本の陳情を受け付けました。

 さて、合間を縫って3月1日から封切られている映画を観てきました。「明日への遺言」大東亜戦争終戦後の戦犯裁判において米国捕虜を処刑した罪に問われ、「全ての責任は私にあります。」と隊の責任を一身に背負って処刑された東海軍指令、岡田資(たすく)中将のことを描いた作品です。

 感想・・何よりも藤田まことの演技が秀逸でしたね。表情も動作も抑えながらしっかり味が出ている。妻役の冨司純子さんはセリフがほとんど無いのにこの存在感・・・そして死を達観した中将の書く日記のセリフの一つ一つに感銘を受けました。
 ただし映画全体も抑揚を抑えた作品で場面のほとんどが法廷の中で進行します。従って油断すると睡魔に襲われる危険もあります。実際ほぼ満席に埋まった客席の8割がたを占めている中高年のお客さんの中にも大イビキをかき始めるお父さんやシャリシャシャリとビニール袋の音を響かせるお母さんもいてちょっと残念でしたが・・・

 東京裁判史観なんて口にするとまた右翼だナショナリストだと言われそうですが、戦勝国による一方的な裁判を批判し日本の無罪を主張したパール判事のように日本の軍人を擁護してくれた弁護士がアメリカにもいてくれたことを知りました。
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