今日発行のタウンニュースにも書かせて頂いたのだが、松沢知事が鳴り物入りで導入しようとしている禁煙条例。すでに商業者の団体などから「分煙には協力するが、全面的な禁煙には賛成できない。」といった趣旨の要望が数々届くようになって来た。私が自民党の政務調査会の役員になったこともあってか、早速面会を申し込んでこられた団体もある。
一方医師の関係団体などはこの際禁煙を推進すべく講演会を開催するなどして禁煙条例の後押しともとれる動きを活発化させている。まさに県民を二分する論争がこれから展開されることになりそうだ。
私としては、今は虚心坦懐。あまり自分の意見を先行させずに県民の皆さんの声に耳を傾けて条例が審議される12月までにハラを固めていけばよいと考えている。ただ、これだけは今の段階でも言えることだと思うのだが、「守られない法(条例)を作ってはいけない。」ということ。国内にそういう法律がすでに無いわけでもないのだが、法治国家を守るための最低条件として念頭に置きながら議論を進めねばならないと考えている。