2008年09月30日

見あげてごらん・・・

J`LO.JPG 9月定例議会も真っ盛り、そこへ総選挙の準備も始まりせわしない日々が続いております。

 自民党県議団、政務調査会の副会長なんて格好よく言ってますが、つまり要望を寄せる県民と議会との調整役で、板ばさみの中であっちからもこっちからもグリグリとやられる毎日です。

 議会の仕事を終えて県庁を出るとオフィス街はすっかり夜のとばりを降ろしており、闇に浮かぶ開港記念館がまばゆく見えます。「いつかここで仕事をしたい。」と、この建物を見あげて誓った落選中のことを思えば・・・今は幸せです。
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2008年09月29日

せんたく

sentaku2.JPG いま一度、この国を洗濯致したく候

 維新に奔走する坂本龍馬が姉に送った手紙の一文である。新しい日本を作る、そんな高揚感がにじむ一節だ。

 さて平成の今、政治の混迷は日に日に深まり、今や閣僚の辞任など日常茶飯事、町内会の役員でも辞めるように安易に職を投げ出す様はまさにこの国の政治体制の末期を物語っているようだ。

 さてそんな日、この国にマニフェストを導入した元三重県知事の北川正恭氏を中心に12人の都道府県知事や102名の市町村長、そして超党派の地方議員208名が加盟する

地域・生活者起点で日本を洗濯・選択する国民連合(通称せんたく)地方政府創造会議

 による緊急総会が都内のホテルで開催され、神奈川県議会から加盟する14名の議員から私と前議長の松田良昭氏が参加してきた。

 今の日本政府にこの国を任せてはおけない。一度この国を解体して、自立して個性ある「地方政府」を樹立してゆかなければならない。それが私たちの政治信念だ。これまでの地方分権とか市町村合併などといったテーマとは比較にならないほど重厚なテーマだ。

 昨日の緊急総会ではこれからの私たちやこの国の政治のあり方を示す「せんたく八策」が採択され私も賛同者として署名した。
せんたく八策では、国や政党には「天下の政権を官僚から国民に取り戻す」ために、中央と対等な「地方政府」を憲法に明記すること、権限や機関、税財源の地方への移譲、無駄の排除の徹底を要求し、地方も自己改革として、口利きや斡旋(あつせん)の禁止、首長の多選「排除」などが盛り込まれた。

 写真は記者会見場での様子。まことに余計な話だが・・・それにしても新聞記者というのもマヌケなヤツがいるもんだ。私たちが決意をこめてこうしたアピールをしそのために開いた記者会見なのだが、記者から出された質問の大半は東国原知事に対して「今回失言で閣僚を辞任した中山氏に代わって宮崎1区から国政に出馬する考えはあるのか?」なんてお門違いな質問ばかり・・・私たちがシラけてしまったのは言うまでもないが、マスコミもこの国をここまでダメにした元凶の一人と、改めて感じさせられた。


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2008年09月26日

小泉引退!

 さすが小泉、良い引き際だと思います。

 虎は死してなお立派な毛皮を残し、人は死して名を残す。

 政治家は引退してこそできることがある。中曽根元総理もそうであるように小泉さんもバッチがはずれていよいよ自由闊達に政治を語れるのでは。今はそう願いたい。

 昨夜はなぜか小泉新党結成の夢をみた。
O2.JPG
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2008年09月25日

さぁ!

 これから二度目の一般質問に立つため議会へ行ってきます!
 練りに練った原稿を・・・忘れていかないように。


午後1時10分ころ登壇予定。
質問の様子はインターネットで同時中継されます。

http://www.pref.kanagawa.jp/gikai/pg/g_chukei/live.htm
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2008年09月23日

蟹工船

 小林多喜二の蟹工船が売れ、共産党に入党する若者が増えているという。誤解を恐れずに言うなら私はなかなか喜ばしいことだと内心思っている。(相当誤解されるだろうなぁ・・・)

 私も高校生の頃この本を読んだし、このプロレタニア文学者を虐殺した帝国日本政府を憎みもした。当時は世の中の底辺で苦しみながら生きている庶民を善とし、為政者や金持ちを悪だと思った。マルクシズムとかオルグなんて言葉を好んで使おうとしたし、大学生になったら学生運動の活動家になりたいと思ったものだ。(ちょっとマセたガキだったんだなぁ・・)

 それが若さというものだしそんな自分を恥じてはいない。いやむしろ政治なんていうものは批判から入るのが正道だとすら思っている。若いときから与党とか体制の側に立ってものを考えるのはむしろいかがなものか?若いときは色々なことに疑問や不満を抱き、ただ今そこにある大きな、権威的なものにつっかかってみたり、ぶっ壊してみたいと思うのが政治参加の入り口であって良いのでは?

 ただ、齢を経る中でそれが(そういう立場が)やがて変化をしていくだけなのではないだろうか?黒髪に霜の降りるころになれば批判するより批判される側に立ってたいもの。それが私なりの正道だと思っている。

 今、自民党政府は激しい批判を受けている。その批判、どうやらただ事ではない雰囲気を感じる。この批判の正体が若者のそれであるなら心配はしないのだが、むしろ私などよりも年配の方たちのものだとするならばそれは大変危うい、自己否定をはらんだ批判となりかねない。
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2008年09月21日

姿を消したセイタカアワダチソウ

E.jpg 写真の雑草をご存知のことと思います。河川敷や空き地、道路わきの植栽に至るまで日本の隅々まで繁殖している大型の植物です。

 戦後北アメリカから移入された外来植物で、当初は養蜂農家がミツバチに蜜を吸わせるために繁殖させた、とか生け花の素材として移入されたとか、由来については諸説あるようです。

 この植物は根の部分から特殊な成分を分泌し、他の植物が繁殖できないようにしてしまう、けっこうイジワルな植物で、瞬く間に全国にその生育域を広げました。秋のこの時期河川敷で銀色の穂を輝かすススキの原もすっかりセイタカアワダチソウに侵食され写真のような風景になってしまいました。

 しかし、この植物に異変が起きています。今年は屋外のどこを見てもこの見慣れた植物が見当たらない。いや一本も生えていないのです。どうぞ皆さんもご確認下さい。
 いったい彼らの身にどんな異変が起きたのか?シロウトの私には見当もつきませんが、環境問題に関心を寄せる身としてはこの異変を「目障りな外来種が消えた。」と、ただお気楽に喜んで良いのか?それとも地球の生態系に何かただならぬ異変が起きているということなのか?だれか何か知っている方がいたら教えて下さい。
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2008年09月20日

服を着た王様

 今度はだれが辞めたって?
 今さら驚きもしない・・・辞任。

 裸の王様なんて書いたこともあったけど、確かに俺みたいな議員にも「センセー、センセー」と言ってへつらう人たちがいることを思うと、政治家なんてちょっと気を許していい気になってたら本当に裸の王様になっちまうなぁ。

 ただその逆もまた然りかな。

 ちゃんと服を着ている王様なのに民衆の前に立ったら遠くの方でクスッと笑う者がいる。「王様は裸よ。」と誰かが言うと笑いは次第に広がり気付けばみんながいっせいに王様を指差して「裸だ、裸だ!王様は素っ裸だ!」と・・・

 ちゃんと服を着ている王様も次第に不安になり、ついに自分は裸なんだと思い込んでお城に逃げ込んでしまう。今の政治ってどちらかと言うとそんな感じではないだろうか。

 
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2008年09月19日

激しいストレス

「今さらいうまでも無いが私は県議会議員です。有権者の付託を得た者が自らの良心に基づいて議会で発言する内容についてだれからも制約を受けるつもりはありません。ましてあなた方行政が回答する能力が無いからと言って、はいそうですか、と24608人の県民から与えられたこの権利を放棄するわけにはいかないのです。」

 昨日も朝から県庁につめて25日の一般質問の内容について当局とのやりとりが続いている。(と言っても決して喧嘩腰にならないよう務めて柔和に対処できている。今のところ・・・)

 まだまだ多発する犯罪を少なくして行くために、何度も何度も犯罪を繰り返す「再犯」または「累犯」と言われる犯罪者への対応が必要だと訴えたいと思っている。

 次々に目の前に現れる公務員は「私どもには回答できません。」「当課の仕事ではありません。」「センセー勘弁して下さい。」・・・とまるで時限爆弾を押し付けあうように。

 5回、10回と何度も犯罪を繰り返す人々の中には刑務所の刑期を終えて釈放されたところで帰る家も無く、迎えてくれる家族もいない、職も無い金も無い・・・という人が多く結局また犯罪を犯して刑務所に舞い戻るというケースが多いのだ。これまで法務省が保護監察所を通じて彼らの更正保護にあたってきたが、現状はまったく実情に追いついていない。(だからまた犯罪を繰り返し、その度に罪もない人が犠牲になるのだ!犯罪の三件に一件は再犯なのだ。)
 この問題、国の有識者会議などでも法務省がひとりで抱えていないで厚生労働省と連携をとり、自治体の福祉行政とも協力してこれらの人々を福祉とつなげるべきだ。としている。

 そこで私も県行政に対して積極的な対応を求めたいと一般質問の原稿を練り上げ、一ヶ月も前に行政に対して通知しているのに今になってなお「回答できるセクションが無い。」と言わば回答拒否の状態が続いている。
「こんな問題に答えちまったら、とんでもないお荷物を背負わされちまうことになるぞ!最後まで抵抗しろ!」と県庁に飛ぶ激が聞こえてくるようだ。

 それでもなお、私に与えられた言論はなんぴとの制約も受けない。議会は言論の府なのだ。
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2008年09月17日

汚染米

 農水省ってのはどこまでダメ省庁なのかと、その責任放棄の様子にあきれてものが言えない。事故米処理の関係で業者から接待を受けていた職員もいるというのだから「本当は不正流通の事実を知っていたのでは?」と疑うべきだろう。

 そのうえあの太田誠一大臣の態度には・・・これも空いた口がふさがらない。「(事故米は)安全だってことは100%言いきれる。」みたいな事を言ってのけたが、安全だったらなんで食用にして適正な価格で処分しないのか?と問いたい。

 いや、と言うよりも国民に不快感を与えているのは太田大臣の醸す雰囲気なのではないか?雰囲気なんていう抽象的なことをもって批判するのは正しくないかもしれないが、立ち居振る舞いというのはその人間の質を表す。太田大臣のことさらに泰然自若を装うそぶりにはむしろ何かを覆い隠そうとする空気さえ感じる。そしてその受け答えには、いたずらを追求された子どものような思慮の浅さを感じる。昔、若手の筆頭として古い自民党に物申していたころの氏とはまったく別人のようにも見えるのだ。

 今回の事件では第一義的に責任を問われるのは農水省の管理能力であるが、食品の流通、衛生管理という点では厚労省の管轄であり、業者の指導という点では経産省も関わってくる問題である。このように複数の監督官庁にまたがるのが“消費者問題”の実態であり、ここはそれらのことを横断的に対処できる専門省庁の設置が必要である。そこで、登場しているのが“消費者庁”の設置という福田内閣の置き土産なのだが、これもやはり国会審議では参議院で民主党が反対し、廃案の見込みと言う。
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2008年09月14日

悪そうだからいい?!

 自民党の総裁選挙の投票用紙がやってきた・・・まだそのままにしてある。

 5人の総裁候補がそろって街頭演説をしている様子がテレビで放送されているが、感想を聞かれた若者が、

「麻生さんが一番“悪そう”だからいいんじゃないですか?長続きしそうで・・・」

 って答えているのにつくづく感じ入ってしまった。悪そうでいい・・・確かに政治とはそういう面を持っている、清廉で線の細い政治よりも、清濁あわせ飲む豪胆な政治が求められることもある。安倍、福田と続けてぼっちゃん育ちの宰相に政権を投げ出されちゃそんな気持ちになるのも仕方が無い。もっとも麻生さんだって銀のスプーンをくわえて生まれてきたと言われるほど裕福な育ち方をしているのだが・・・

 悪そう・・しかし、これが麻生人気の核心部分かもしれない。

 それにしても「悪そうだからいい。」とは、やるせない評価ではある。
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2008年09月12日

キャバレー!?

 9月定例議会が始まろうとしている。
 松沢知事の独走(独創?)で始まった禁煙条例制定問題だが、ここへ来てその骨子が発表された。
 当初は「不特定多数の人が集まる場所は施設の大小や公的施設、私的施設を問わず全て禁煙。」とした知事の主張だったが「総論賛成各論反対」の声に押されて結局は現実的な「受動喫煙防止条例」となり、飲食店やパチンコ店などについては分煙でも可となり、店にそのことを表示させることとなった。

 ただ驚いたのは・・・その分煙でも良いとする施設の説明書きの部分「バーやキャバレー、ナイトクラブなど・・・」って説明されている。キャバレーって何?ナイトクラブ?って、今どきその行政(用語)的な区分の仕方には「おいおい、ちょっと大丈夫?」って不安になってしまった。役所の皆さんはマジメな人が多いから夜の飲食店がどんなふうになっているのか?ご存じないのではないか・・・なんて、そんなはずはないんだが・・・

 いずれにしても完全分煙を主張してきた医師会をはじめとする皆さんにとっては不満の残る結果となり、マスコミの論調も「腰砕け」に終わったとの見方を示す記事が多い。
 県民への影響が大きく、賛否の分かれる施策をドカンとぶちあげ、自ら雑誌に論文を寄稿するなど、トップパフォーマンスで突っ走った以上、引いても出ても批判が待ち受けていることは当の松沢さん自身が一番よく承知してのことだろう。
 ただ私は「政治なんて結局なにも出来ない。変えられない。」といった今の閉塞した空気の中で果敢に挑戦しようとした知事の姿勢は評価されても良いのではないか?と思っている。

 さぁ9月の議会ではその松沢知事が進めようとしている「カジノ建設」(公営ギャンブル施設)について真っ向から論戦を挑んでみたいと思っている。

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2008年09月11日

醜態

 どうやら人間という生き物は経験に学ぶことのできる生き物らしい。ただその学び方に問題があると思うのだが・・・

 農薬などが検出された事故米を食用として故意に出荷した会社の社長は記者会見で素直に事実を認めた。これまで食品偽装事件で苦しい言い訳をして醜態をさらし、マスコミの集中砲火を浴びた社長たちの会見を見て学んだのだろうか、こういうときは潔く罪を認めた方が格好いいと。それにしても社員を全員解雇とは、まさに恐れ入った、嘘をついてもがきふためいても会社の存続を計ろうとした社長の方がなんだか立派なようにも思えてくる。

 ロシア人力士の大麻疑惑ではいかめしい顔の親方が「本人がやってないって言ってるんだから信じてやるのが親方の務めでしょう!」と・・・これも朝青龍問題で揺れた一連の事件報道に学ぶところだろうか?前代未聞の角界麻薬事件がなんだか師弟愛みたいな話になっちゃってマスコミも意表をつかれて返す言葉が無い・・・

 学ぶところが違うと思うのだが、こうしてマイクを向けられる方も利巧になってくると本当に何が何やら分からない世の中になってくる。
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2008年09月10日

裸の王様

 福田総理のことについては未だに怒りが収まらない。

裸の王様が、自分が素っ裸だってことに気付いて股間を押さえて逃げ出したってことか・・・

後継人事で話題はにぎやかだが、私は気持ちの整理がつくまで自民党の総裁選挙に投票する気になれそうもない。まさに茶番としか思えないのだ。

いつの日か、本当の意味で裸になれる人が出てきて欲しい。そう願います。
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2008年09月07日

拝啓 福田総裁

 突然の辞任以来マスコミの取材にも応じず(まぁこれは構わないが・・)公務も欠席、ダンマリを決め込んでいるそうですが、どうしたことでしょうか?今でもあなたは総理大臣であり自民党の総裁なのですからその自覚は最後までしっかりと持って欲しいと願います。例えば毎日汗水流して働き、税金を納めているサラリーマンだって会社を辞めるにはひと月やふた月前から事後処理をして辞めるものです。「今日で辞めますからあとはよろしく。」なんてとんでもない。ならばいっそ政治家自体を辞めるべきだと私は思います。賢明なあなたですからしっかりとご判断頂けるでしょう。

 自民党国会議員の皆様へ
 国政の話題はすっかり後任の総裁選挙にとって替わっていますが、まだまだ突然の総理辞任について党としてしっかりとした説明や総括がありません。どういうことでしょうか?私たち党員は党費を納めています。会社なら株主。社長の辞職についてなんの説明もないなんてことありえません。
 早速、両院議員総会を開くとか、党員による臨時総会を招集するなどして事態の説明と総括、そして今後の方針を確認しあうべきではないでしょうか?そして諸外国に対してもしっかりと説明すべき、つまるところ「私たちの国は総理大臣がいなくても大丈夫。この危機に政治家が跡目争いに興じていてもなんら問題ない、ちゃんと運営できる国です。」と。
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2008年09月04日

ベルトの上のプニョ

r.JPG肉体改造進行中。

ラーメン&チャーハンの昼食をかけそばに変え
エレベーターなんか使いません

万歩計なんてのも買ってしまいました。でも万歩計、車や電車に乗っても歩数が増してしまうのには困っています。

まぁとにかく贅肉を筋肉に変え、ベルトの上のプニョをなんとかせねば・・・・
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2008年09月03日

覚悟

人の世は理不尽なことに満ちている。
思うようには生きられないし、自分が正しいと思うことが他から見ても正しいとは限らない。ハッピーな事と辛いこと、どちらかと言えば辛いことの方がよほども多いし、政治家の正義なんてことは標榜するものではなく歴史が審判を下すものだ。いっそ欲望を原動力に生きる人の方がよほど正直な気もする。怠惰に生きる人の方が世の中を知っているのかもしれない。そういえば柔道で金メダルを取った石井慧君は総理大臣との面会のあと「福田さんは腹黒くないから人気がない。」と言ったそうだが、実に言い得て妙だ。

まぁ、そんなこんな秋のけだるさの中で思い悩んだりもするが、それでも私たちは生きて行く。生きて行かなければならない。ならない事情も抱えているし、それ以外の選択なんて到底できそうもない。だからこの理不尽に満ちた世の中を、やはり生きて行く。

そういったことを覚悟と言うのではないか。
覚悟・・・・だ。
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2008年09月02日

憤り

 突然の福田総理辞任である。

 なんと無責任なことか・・・昨年の安倍さんに続いて二代続けて途中でサジを投げちまいやがった。

 自民党の議員の一人として本当に恥ずかしい。激しい憤りを感じずにはいられない。


「就任以来、年金問題、防衛省の不祥事、肝炎訴訟など“積年”の課題の収拾に追われて・・・・」と辞任の理由を言った。

 積年の課題って・・・つまり過去の問題で「私には責任の無い問題をおっかぶされて・・・」って私にはそう聞こえてしまう。とんでもない!もう長いこと与党の一員として政治家をやってきた者の一人という自覚が彼にあるならばそんな他人事のような言い方ができるわけがない。まして親父も総理だったんだろうが!

 自民党に入党して、批判されながらもそれが地元のためだと思って歯食いしばってやってる俺にしてみりゃ親分がこんなふうに逃げ出されちゃ、たまったもんじゃない。こちらの方こそ離党したい気分だ。もちろんハラをくくった以上私は福田さんのようなみっともないことはしないが、これで自民党の下野は避けられないだろう。しばらくは厳しい時代が続く。支援者の皆さんに本当に申し訳ないと思う。

 今日あたり、ろくな反省もせず早くも後任人事で色めき立っているような政治屋が出てくるはず。この際そういう不謹慎な者を見極めたい。
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2008年09月01日

9月

 私たちの国の河川や下水道は多くの場合一時間あたりの降水量が50mmまでをマックスとして造られています。

 しかし、今年のゲリラ豪雨と言われる局地的かつ記録的な雨は一時間の降水量が100mmを超えることもしばしば。現在のこの国の都市機能を超えてしまっています。

 でも、全国の河川をこの出水量に耐えられるように造りかえるなんとことになったら・・・いやそれはありえないほどの莫大なコストとなってしまいます。

 地球の温暖化がもたらした気候の変化ではないか?と考えている人は多いはず。

 マイ箸持参で食事をしていると、あからさまに「そんなことしてなにになる?」とあざける人もいます。

 しかし今自分に何ができるのか?全ての人が真剣に問い直し、具体的な行動に出なければ・・・・

 季節の移ろいは早いもので・・もう9月です。

 オリンピック、甲子園、猛暑、大雨、24時間テレビ、そして夏休み。何かと刺激の多い夏から、今月は少し落ち着いた気持ちで色々なことを考えてみる季節にしたいと思っています。
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