2008年11月24日

丹沢へ

 塩水林道を経由して堂平へ登ってまいりました。今回は県の技術者も交えて丹沢の植生の回復状況を確認するための登山でした。

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 この写真は斜面のあちこちに器具を設置して落ち葉や土壌が流出するのを抑えている様子で、これは神奈川県の職員がオリジナルで考案したもの。設置から数年経過した現在はかなりの効果が出ており5ヶ年計画で丹沢の中でも崩壊の激しい地域に設置されます。

 「丹沢の植生の衰退と土壌の流出は鹿が原因だった。と結論づけて良いか?」との問いに研究者は「間違い無いと思います。」とキッパリと答えていました。その証拠として例年ならこの時期まったく見られないいくつもの植物が繁茂を始めており、「これは管理捕獲によって鹿の数が減り、食べられなくなったためです。」とのこと。

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 この写真は鹿が入り込まないようにテニスコートほどの面積で柵を囲い植物を保護している様子。ちょっと見にくいかもしれませんが、柵の手前は鹿の食圧で植物の姿は無く、向こう側には草や大小の樹木が植生しているのが分かって頂けると思います。

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 それでもまだまだ丹沢の荒廃はわずか数年の努力で抑えられるようなものではなく、私の背後には大規模な崩落現場が写っているのがお分かり頂けると思います。
posted by おさだ at 08:56| Comment(2) | TrackBack(0) | 政治