2008年12月29日

朝市三昧その2

 今朝は5時に自宅を出て、金沢区にある横浜南部市場へ!
 ここは横浜中央卸売り市場と並んで横浜市民の胃袋を満たす巨大市場。年末は一般市民も食材を買えるということでまだ朝の明けぬ市場へ。
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 しかし・・やはり本格的な市場となると私のようなシロウトは居にくい雰囲気も・・・築地で外国人観光客がヒンシュクを買っている影響もあるのか?まごまごしていると猛スピードで走り回るフォークリフトやトラックから怒鳴られそう・・怖気づいていたら魚を見てまわることもできない雰囲気です。
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 それでも年末らしくマグロを売る店などは活気に満ちて何万円もするマグロの塊を迷いもせず買っていくお客さんの姿も・・
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 漁港と違って野菜や肉のいわゆる生鮮三品のほか乾物類や加工食品、正月商品などもふんだんにあります。(最近じゃ近所のスーパーもずいぶんと安くなっているので特別に安いという印象はありませんが・・・)
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 ここは駄菓子の問屋
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 そして今日もお楽しみは市場食堂!!今日は洋食屋(!?)のB定食に決まり!朝からトンカツにキスのフライと飯と味噌汁で800円也

 私からのアドバイス・・・こうした大型市場に行くときは服装のコーディネイトに気をつけましょう。できればシャカシャカとしたナイロン系のスポーツウェア上下に長靴なんか履いて行くと一限さんに見られなくて良いかも・・・
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2008年12月28日

お休み頂いてます(朝市三昧)

 正月は元旦から仕事なので。今日から年内いっぱいお休みを頂きます。
 子どものころからの性分ですかねぇ・・・休みっていうと朝は早くから目が覚めてしまう。それならってんで今年の休みは早起きして県内あちこちで行なわれている朝市に行ってみることに!
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今朝は早朝5時に家を出て、高速道路をひとっ走り!三浦半島の東京湾側、金田湾の漁港へ!毎週日曜日に朝の5時50分から開催されている朝市は地元の漁師さんがまさに水揚げしたばかりの魚を山盛りで売っています。
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 今の旬はわかめなどの海草類とアジやキンメなどの魚・・・私は生ワカメ(500円)となすびほどの大きさのイカ(ザル一杯700円)を買いました。・・・漁港のもう一つの楽しみは言わずと知れた市場食堂。早速市場の二階にある食堂でアジづくし定食!1000円也
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 帰りがけに葉山をまわり・・・ついでに葉山マーケットという朝市(日影茶屋のケーキなどが人気)にも寄ってみましたが、今日は年末ということで休みでした。

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 さて、家に帰った私は早速買ってきたイカをさばき、ワカメとともにしゃぶしゃぶに。新鮮なイカはプリプリ、ワカメはお湯に浸すと魔法にかけたように茶色から鮮やかなグリーンに変色します。わたとげそを使ってシーフードパスタも作って・・・あぁ満足。 明日はどこの朝市に出没してやろか!
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2008年12月24日

メリークリスマス

何気ない日常の中に潜む危険
リアリティーのない、砂上の楼閣のような平和
目の前の小さな幸せすら見失ってしまう危うさ
そしてあまりにも無力な存在の自分

 私が唯一好きな歌手(詩人)と言えば“さだまさし”さんですが、その一曲に戦慄を覚え、深い深い思いの淵に迷い込むときがあります。

 危険があるからこそ平和を実感できる。
 死を意識するからこそ生を実感できる。

 メリークリスマス! だとすればこの言葉の空虚さのわけが理解できる気もする。
 どうぞこの曲を聴いてみて下さい。↓
 http://jp.youtube.com/watch?v=p0p_YpW0qT8
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2008年12月21日

書類の山

?R.JPG 議会活動に没頭してしばらく事務所を留守にしていた私。3日ぶりに自分の机に座ってみれば書類の山・・・正月の各種行事への案内状が大半。一つ一つの封を開けて内容を確認し、ファイリングすべき資料はする。手帳に記入すべきスケジュールは記入し、日程を調整して出欠の返事をする・・そんな作業で半日かかってしまいます。
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 昨夜の会合ではいすゞ自動車の元社長で現名誉顧問の飛山氏をはじめ理事者の皆さんと席を一つにする機会がありました。やはり昨今の厳しい経営環境の中で非正規社員の雇用打ち切りには心を痛めていらっしゃる様子で、県がいち早くこれらの人々の住宅確保などの支援策を打ち出したことに謝意を述べられていました。

 県議会議員となって人脈も社交も広がる分、与えられるテーマも悩みもまた、広がるわけです。
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2008年12月19日

閉会

 平静を装おおうとする知事の顔が一瞬ゆがむ・・・選挙のマニフェストに掲げた「条例イレブン」 つまり任期中に11本の条例を制定する。と公約した条例案のうち今回提案された「自治基本条例」と「犯罪被害者等支援推進条例」の二本が継続審査となった瞬間のこと。

 議会と知事双方が角を立てあいながら先鋭化して行く関係に不安を抱かないわけではないが、双方対立する言わば「ねじれ」た状態も悪くない。と実は内心思っている。有史以来ほぼ全ての自治体議会では、知事や市長などが提案する議案をほぼ全て可決してきた。そんな馴れ合いの議会よりも是は是、非は非と言い合える論戦の場としての議会であることがこれからは必要だと思うからだ。

 一方昨日の議会最終日には議員の側から提案した「議会基本条例」が満場一致で可決された。この任期中すでに三本の議員提案による条例が成立したわけだが、これもまたこれまでの地方議会史に無い出来事だろう。なにしろ議会基本条例では知事が議会に逆質問をする反問権を与えたのだ。

 ひとまず閉会した議会にほっとしているが、年が明ければたちまち2月定例会が始まる。私は予算委員として21年度予算の審議に加わるが、その他「地球温暖化防止条例」や県立病院の独立行政法人化、あるいは話題の受動喫煙防止条例などの重要事案が目白押しなのだから大変ハードな議会となる。

 とりあえず今日も登庁して、山となった1ヶ月分の資料を整理することから次のスタートを考えよう。お陰さまで私のような者のことを「若手の中では論客の筆頭だ。」と評してくれる先輩も居て下さる。
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2008年12月18日

やけのやんぱち

 県議会・・・受動喫煙防止条例を審議する委員会である議員が質問したそうな・・・

「この県庁にはいったい何人の職員が働いているのか?」

「約3500人です。」

「県庁の職員だけで3500人ですか? そのうちタバコを吸う人間は何人いるのか?」

「職員の喫煙率を調べたところ約18%だったので、だいたい630人くらいかと・・・」

「その630人の職員が一日の勤務中に何本のタバコを吸っている?」

「午前中に一本、午後一本ということで一日二本程度にするよう指導しております。」

(本当かよ〜・・・とヤジ・・)

「広い庁舎です。一人の職員が持ち場から喫煙所まで歩いて、タバコを一本吸ってまた持ち場に帰るまでおよそ10分の時間がかかるとして、そのことによる人件費などの損失はいくらくらいになる?」

(しばし中断・・・職員は電卓で計算・・・)

「えぇ〜職員の平均給与が・・・で・・一日の平均勤務時間が・・時間で一年に・・・日・・・   だいたい三億円になると、概略ですが試算されます・・」

(一同驚きの声)


 今朝の報道によれば、神奈川県ではこの議論をふまえてかどうか?タバコを吸う全職員に対し、喫煙は一日二本までにするように!と通達したとか・・・「議会で一日二本て答えちまったからその通りにしなきゃ。」というのが案外本音かもしれないが、喫煙防止条例を制定しようっていう県なのだから、いっそのこと全面禁煙にしちまえばすぐにでも3億円の効果があがるだろうに。

 とは私の感想。
 
 職員諸氏を見ていると、ごく一部を除けばボチボチこの議論に嫌気が差してきている様子がうかがえる。

「殿!兵隊がソッポを向いては戦になりませぬぞ!」
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2008年12月17日

対立

 ここへ来て、県知事(松沢成文氏)と議会の間にはかなりの温度差が生じてきている。

 議会は107人もの議員の集合体であるから、そうそう簡単に総体の性格を変えるものではない。しかし、知事は一個の人間だ。知事の側の歩み方いかんで双方の間に距離が出来てしまうのは自明のこと。

 開会中の12月定例議会では、知事の提案する「自治基本条例案」と「犯罪被害者等支援条例案」の二案が可決されず“継続審査”、つまり次の定例会まで持ち越しとなることが事実上決まった。条例案のような重要議案が継続になること自体かなり異例のことであり、次回の審議までに議会の求める手直しが行なわれなければ廃案になるのがスジ。その他私の委員会で素案が報告されている「地球温暖化対策推進条例案」なども提出されれば継続審査となる可能性が大だし、「受動喫煙防止条例案」については否決される可能性大。

 議会という保守も革新も長老も若手も与党も野党も含めて総体の者達が感じているのは知事の「条例ありき」という姿勢に対する違和感と拙速感だと感じる。

 条例が掲げる目標は良し。しかしそれを実現する具体的な方策があいまい。極端な罰則を設けてみたりするが、実際の取り締まり手法も人員も無い。企業に義務を課してみたりもするが、本当に協力してくれるかどうかは未知数・・・・でもとりあえず条例だけは作らせて。といった拙速な提案に議会の反応はシビアだ。何よりも議員の激しい追及にさらされ「それも・・条例が出来てから考えます。」なんて答えざるを得ない職員が不憫にさえ思えてくる。

 神奈川県の“法律”に値するのが条例。淫行や痴漢を捕まえるときに適用される「迷惑防止条例」のように時には刑法などの国の法律以上に活用される制度であり、社会の変化に応じて作られたり廃止されたりしなくてはならない。しかし、神奈川にもたくさんたくさんある条例の、その条文の一語一語が県民の言動を制約したり強制したりする効力を持つことにこそ充分に意を置かねばなるまい。管理型社会が理想であるわけではないのだ。


 今日は明日の採決に向けて各派の意向を調整する日。この分では県庁近くに宿の手配が必要になりそうです。
 
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2008年12月16日

身を削る

 来年の神奈川県の予算は135,000,000,000円(1350億円)の財源不足が予想され・・・ていたが、ここへ来て更に深刻な状況に陥るのではないか?という憶測が出ている。

 おそらく、来年は福祉でも教育でも医療でも相当な支出の削減をしなくてはならず、県民の皆さんにご不便をおかけする部分が少なからず出てきそうだ。

 実は松沢知事が就任してから6年目にして初めて“景気後退局面”での予算編成となるわけだが、これまで目新しく華々しい施策ばかりを表に出して人気を博して来た知事だけに、こうした状況で“財政危機宣言”を発するなど暗いイメージの政策展開には腰が引けてしまっている様子。

 ここはまず私たち政務に携わる者が率先して身を削る覚悟をせねばなるまい。報酬のカットを始め、定数の削減、視察の縮減など議会費全体の削減等々早急に検討する必要がある。もちろん松沢知事にも同調して頂くべきだろう。


 以上、そのような状況ですので私もこの年末年始は自身の支出を減らして政治活動への悪影響を防がなくてはなりません。実際私自身県議会議員になってビックリしているが、年末年始の忘年会、新年会等への参加費用(会費)だけで70〜80万円の経費がかかるのも事実。もちろんこれらは政治活動と呼べるものではないので私個人のポケットマネーから支出しています。議員報酬だけが収入である私と私の政治団体にとってしばらくは厳しい状態が続くことになりそうです。

 年が明ければ次の選挙まで2年。戦費も蓄えておかなくては・・・
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2008年12月15日

師走

10.JPG 庭一面に霜柱の立った今朝は、厚手の外套(コート)を出しました。クリーニングに行ってたはずのポケットからガーゼのマスクが出てきて、一巡り前の冬を感じます。

 京都清水寺の和尚さんが書いた今年の一字は“変”だとか・・・

 この季節いつもそうなのですが、寒さと共に気持ちが落ち着きます。ただ最近この落ち着いた感じが、落ち込んだ感じとうまく区別がつかない気がしています。人前で陽気にしている自分と独りでだまっている自分との間に落差がありすぎるのだろうか?

 師走十二月、ようやく本格的な冬がやってきたようです。
 今週で12月定例議会も終わります。

 では、行って来ます。
 
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2008年12月14日

週末

?Vc.JPG 土日の政治家は地元(選挙区)を飛び回ります。この時期行なわれる様々なイベントへ・・・・先週は餅つき大会だけで3ヶ所。もうそんな季節なんですね。これから年末年始は忘年会に新年会、ハシゴハシゴの毎日、内臓力の試される過酷な季節です。

 中新田の餅つき大会で一言
 政治家として・・・臼はついても、ウソはつきません! 餅はここねても、理屈はこねません! 杵(キネ)を持ってハイポーズ!これがホントのキネン写真!

お後がよろしいようで!
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2008年12月12日

常任委員会

昨日は県議会環境農政常任委員会
議員13人、答弁する職員約60人。
私は2時間ほど一問一答の質疑を行なって来ました。

 もっと前向きな議論をしたいところだけれど・・・昨今報道されている国庫補助事業の不正支出の問題について、神奈川県でも自主的な調査の結果7百数十件の経理ミスが発覚したのを受け、詳細について質してきました。
 幸いにして?神奈川では他県で発覚しているような、カラ出張や雇ってもいない人を雇ったことにして補助金を騙し取るカラ雇用・・・業者にまとめて金を預け、まとめて領収書をもらって経理処理、その後欲しいものを業者に納品させる“預け”と言った詐欺まがいの行為は見つからず、ちゃんと出張したけど、ちゃんとバイトも雇ったけど、国からもらった補助金の中から支払うのは適切でなかった、という不正があったわけです。

 獲得した予算は全部使い切ってしまわなければ・・という予算の消化主義、そういう体質が問題の根本にあるのだが、続いて別件について質問に立った議員が、予算の使い残しについて質問したとき、「(予算を)一生懸命使ったけれど使い切れませんでした・・・」と答えた幹部職員の答弁にはさすがに苦笑が漏れました。
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2008年12月11日

バッキンガム宮殿!?

 相変わらず県議会で最もホットな話題は「受動喫煙防止条例(案)」通称禁煙条例だ・・・

 ここへ来て知事の側から条例の素案が示され新聞などでも大きく取り上げられているが、条例に違反した者は2万円の過料が取られることになる・・・という案だ。

「まったくよぉ!この県庁でタバコ吸ったらみんな2万円の罰金取られるんだぜぇ!」と喫煙派は鼻息荒く反対論を言い募る。(正確には過料)


「それじゃここはバッキンガム宮殿ですなぁ・・・」

 とかなんとか、適度に受け流しながら自民党内にもある賛否両派の意見を一定の方向へ向けていくのも政務調査会の仕事だろう。

 この条例案が世間に知られたころはその趣旨に賛成する人々の方が多数を占めていたように思う。しかし、こうして規制の内容が見えてきた今、議会に寄せられる県民からの意見は“反対”がほとんどだ。
 実感として愛煙家の皆さんも含めて分煙や禁煙を進めることに反対の人は今もほとんどいない(総論賛成)。しかし実際に条例で取り締まるとなるとその内容に反対する人が多数を占める(各論反対)状況である。

 松沢知事にしてみれば本心は「議会で否決するならすればいい。」といったところだろう。議会に難題を投げかけて、反対(否決)するならその議会を抵抗勢力に仕立てあげてしまうくらいのシナリオは出来ていよう。もちろん条例が通れば通ったで全国に類の無い先進条例を創り上げた改革派知事の名声を手に出来る。

 つまり今、知事は両テンピンのつみ将棋にあと一手・・・そんな心境だろう。
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2008年12月08日

障害者犯罪

 千葉県東金市で発生した幼女殺害死体遺棄事件がようやく進展をみせ、容疑者逮捕となった。

 しかし誠に残念なことに今回の事件の容疑者は養護学校に通っていた経歴の持ち主だそうだ。かつて浅草で発生したレッサーパンダの帽子をかぶった男による女性殺害事件などは典型例だが、障害を持つ人による犯罪は意外に多い。

 早速マスコミでは興味本位の報道合戦が始まっている。あたかも容疑者を変質者に仕立て上げるような報道は容疑者が“養護学校に通っていた”という事実にはほとんど触れずに奇異な行動ばかりをクローズアップしてみせる。そんな報道をする動機はもちろん障害関係者からの批判をかわし、猟奇殺人として視聴率を上げ紙面を売るためにほかならない。

 一方今後続くであろう裁判では事件がなぜ起きたのか?ということよりも“責任能力があるのか?”ということに話題が集中して行く。もちろんマスコミによって煽られた世論の爆風は被告への極刑を求める方向に働くし、警察や検察の正義感は「障害を言い逃れにさせない。」強い志向を持つ。これはまさに前述のレッサーパンダ事件でも見られた傾向である。

 もちろん犯した罪に相応しい刑罰は与えられてしかるべきだ。しかし同時にこうした事件を契機に障害と犯罪の関係について少しでも理解が進むことを期待したい。



 
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2008年12月07日

今、救急医療が危ない!

081206_144934.jpg 昨日、「今、地域の救急医療を考えよう。」という市民公開シンポジウムが海老名市役所を会場に行なわれました。

 市内では救急車による患者の救急搬送件数が10年前に比べて70%も増加しており、その一方で県央地区においては二次救急を担う病院が40%も減少しております。救急患者のたらい回しといったことが社会問題となっていますが、こうした現状は救急医療の危機的な局面を如実に語っています。

 例えば海老名総合病院では救急部門だけで年間2億円もの赤字が発生している実情も報告されました。「今の救急医療を支えているのは医者としての使命感だけです。」と内山院長は語っていました。

 また救急よって搬送される患者の8割以上がいわゆる“軽症”の方たちで、中には「コップで手を切った。」「猫にかまれた。」「草むしりで爪に泥が入り痛い。」といったことで救急を利用する人。「すぐに診てもらえる。」という理由で安易に救急車を利用する人。そして「日中は忙しいから夜間のうちに。」ということで夜間の病院を訪れる人。更には「昼間診察を受けた妻の病状を説明しろ。」と夜間救急にやってくる人などなど困った利用例には事欠かないとか。

 一方海老名市消防本部で救急搬送を担当している職員からは「たとえ軽症と判断される人でも要請があれば搬送しないわけにはいかない。」現状について話があり、そうした中急増する救急出動によって救急車が現場に到着するまでの時間が以前に比べて平均2分以上も長くなっていること、そしてそれは本当に命の危険にさらされている人にとって大変重大な問題であることなどが報告されました。併せて一台の救急車を運行する救急隊一隊を維持するために年間8千万円近い費用がかかること、一度の救急出動にかかる費用は平均で5万6千円以上になるとか。

 更にかつて救急センターの責任者をしていたという医師は「翌日が休めるなら話は別ですが、救急の当直医は仮眠もそそこに朝まで救急に追われ、そして翌日も朝から診察に出なければならないのです。」と医師の厳しい職場環境を訴え、「しかもクレームとの戦いの日々でした。とりわけ酒に酔って来院し、暴言を吐いたり暴力をふるう人には本当に困った。」とその苦しい体験を語りました。


 最近では救急出動について有料化を模索する自治体も出てきています。あるいはそうしたことも考えていかねばならない手立てなのかもしれません。が、やはり救急を利用する私たち市民の自覚こそが大切なのではないか・・・そんな感想を持ちました。
 
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2008年12月06日

県政報告会

 今日は午前11時より大谷コミセンにて県政報告会を行ないます。お時間ありましたら是非おいで下さい。
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2008年12月05日

代表質問

 12月定例議会が始まり、昨日今日と各会派による代表質問が行なわれています。

 障害者自立支援法が3年目を迎え、来年早々にも改正の動きがある中で、障害者やその家族の負担がこれ以上増さないよう、国に対して働きかけるため、「意見書」を作成し提出する作業に入っています。
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2008年12月03日

講演

 昨日は「海老名市商業近代化協議会」という市内の実業家の皆さんの団体に招かれて1時間半ほど講演をしてまいりました。
 主に海老名市を中心とする道路行政について話して欲しい。というリクエストでしたので、あと1年数ヶ月でインターチェンジが開通する相模縦貫道路のことや、東名高速綾瀬インターチェンジの状況などについてタップリとお話させて頂きました。

 ちなみにこの道路、2012年(つまり4年後)には八王子をぬけて関越道〜埼玉〜つくば〜東北道あたりまで開通します。商売をされている皆さんならこれをどうビジネスチャンスにつなげて行くか?是非考えて下さい!道路だけ造っても意味がないんですよ。道路を使って幸せを運ぶか、お金(利益)を運ぶか・・・それは私たち次第なんですから・・・なんて具合に。
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2008年12月02日

定例議会開会

 午前9時30分登庁・議員出退表示板「長田進治」に灯りが灯ると同時に一日が始まります。

 議会局作成の新聞切り抜き資料に目を通し・政務調査会のミーティング開始・10:00保育行政に関する陳情団応対・10:30再び政務調査会・10:45理容衛生組合からの請願受付・11:30某区内自治会より県有地活用を求める陳情について相談受・11:50環境農政部打ち合わせ・12:05政務調査会ミーティング・12:30自民党団会議(請願、陳情の状況報告行なう)・12:50昼食・13:00県議会本会議開会・14:00本会議終了・14:05教育委員会打ち合わせ(特別委員会調査事項)・14:15商工県民働部打ち合わせ(特別委員会質疑について)14:15・議案説明会(本会議場)・15:10政務調査会・15:40教育予算の大幅拡大を求める請願団体受付・15:55環境農政部(常任委員会質疑について)・16:15自民党県議団より道路財源確保全国大会出席要請・16:30友人来訪・16:45県立病院の県営維持を求める団体より請願の相談受・17:00〜18:30政務調査会ミーティング・19:30通夜参列・19:00の都市計画に関する公聴会には参加できず・・・

 以上ざっとこんな感じです。
 日程の中で色々な団体がお見えになって陳情や請願について相談を受けていることがお分かり頂けると思います。それらのほとんどが“予算の増額”や“予算の削減阻止”を求める内容のもの。

 一方本会議では松沢知事は来年度予算が大幅な財源不足に陥ることを明言。その額は1,350億円に上る様子。

 時間がありません・・書き殴りでご容赦下さい!


 
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