2009年01月29日

パンデミックに備えて備蓄を!

pf~bN~.jpg 私の知りうる限りの情報をお伝えします。

@鳥インフルエンザの流行が持続する限り、このウィルスは突然変異により自らその姿を変え、今や鳥から人間に感染するウィルスに発展しています。(皆さんもご存知の通り)

A更にその変異は進んでおり、現在確認されているウィルスからの情報でもあといくつかの進化をとげると人間から人間に感染するヒト型ウィルスとなります。※だれにもこれを止めることはできません。

B Aのことを新型インフルエンザと言います。

C現在すでに流行しているインフルエンザは弱毒性のもので、感染しても気管の炎症や大腸への影響で済みますが、この新型インフルエンザは強毒性のもので、およそ全ての臓器に感染し、放置すれば感染者の6割が死に至ると推定されます。

D一言にインフルエンザウィルスと言うがその型は140種以上もある。

E今年流行している型にはタミフルが効かないことが分かっており、この新型にどの薬が有効かは新型ウィルスが発生してみなければ分からない。つまり医薬品の備蓄のしようがない。

Fそこで現在行政内部で検討されているのが、国民に対する外出禁止措置である。

G新型ウィルスが確認された時点で、保育園、幼稚園、小中学校、高校、大学にいたるまで閉鎖し、児童生徒は自宅待機。同様に企業についても電気や水道、食料などのライフライン、あるいは報道機関など必要なもの以外は業務の停止を命ずる。更に電車やバス、航空機なども運行量を大幅に削減し、国民の外出行動を抑制する。などの措置が取られる。それを発生源や大都市などで局地的に行なうか、全国的に行なうかなどについてはレベル1からレベル5など段階に応じて実施するようシュミレーションしている。

Hこの新型ウィルスが発見された時点でそのウィルスをもとにワクチンの製造に入るが、現在国ではその製造体制の確立に全力をあげているが、ワクチンができるまで鶏卵を用いた従来型の製造方法で22週間、細胞培養による方法でも12週間はかかってしまう。

I更に造られるワクチンの量には限りがあるためトリアージと呼ばれる優先順位をあらかじめ決定して必要な人間から接種をする。

Jちなみに優先順位のトップには内閣総理大臣ほか国の施策に関わる人物と医師、看護師などの医療関係者であり、私のような自治体の行動に関わる県議会議員なども優先順位の何番目かに入ってくるらしい。

Kつまり一般の皆さんにワクチンが行き渡るのにはかなりの時間がかかる。

Lワクチンを打ってもらえる人はいいなぁ・・・などということはなく、そのワクチンの接種を受けるということは危険の最前線に立って被害の拡散防止に努めなければならないということ。

M繰り返すが、残念ながらこの新型ウィルスの発生を防ぐことは不可能。問題はウィルスがいつその変異を遂げるか。それが明日なのか、来年なのか?という時間の問題。

N外出禁止措置をとった場合、医療機関に押し寄せる患者や食料を求める人々にどう対処するか?これからの課題は山積。

O何より大切なことは皆さん自身が自己防衛を図って頂くこと。高性能なマスクや消毒薬、うがい薬、そして食料などの備蓄をし、いざ新型ウィルスが発生したときにはすみやかに家族と連絡をとって自宅に待機すること。

P大流行は三波まで予想されています。自宅待機などによって一度目の流行が収まっても二波、三波の大流行が予想されますので決して油断しないこと。

 以上本日の県議会での議論の中で私が知りえた重要な情報です。帰りがけの電車で足が震えました。早速駅前の薬局で写真の備蓄用品を買いこみ、これから家族で会議を開こうと思います。

 もう一度言います。ウィルスは今も進化を続けていて、致死率60%と言われる強毒性の新型インフルエンザは必ず発生します。

追伸・重要な問題ですので間違いがあるといけません。識者の方など、上記の記述に間違いがあると思われる方はご一報下さい。
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2009年01月28日

前期入試

 偏差値ばかりで生徒が評価されるのは良くない。学業以外でも努力した生徒は高く評価されるべきだ。

 県立高校の前期入試が行なわれる季節となりました。試験会場に向かうと思われる中学生を見かけるたび「きっと緊張してるんだろうなぁ・・・」と思わずにいられません。

 さて、我が家の小6の次男の母親、(つまりうちの女房)が次男が受験する頃にはまた入試制度が変わるらしい。と、どこかで噂を聞きつけてきて、しきりに先行きを案じています。

 内申書の記述や部活動の成績、そして面接などによって結果が決まる前期試験についてはあらぬ誤解を生んでいる部分が多分にあり、例えば「あの子は生徒会をやったからプラス何点」とか、「(部活の)あの試合に勝っていれば合格ラインだった」・・・などといった会話をしている保護者の様子を目にすることがあります。

 その誤解の原因は、この入試制度をなぜ取り入れたか?ということについて基本的なことが忘れ去られてしまっていることにあるようにあるように思います。

 そもそも偏差値教育への厳しい批判がありました。生徒の進学を偏差値ばかりで評価するのではなく、一人ひとりの個性を重視し、学業以外にも努力した生徒を評価すべきである。という考えのもと、部活の成績や学級活動、教師の内申と面接などを重視した前期試験が実施されるようになったことを忘れてはいけないと思います。

 しかし、現状はその生徒の良さをどうやって評価したらいいの?という教育現場の戸惑いが、先ほどのような「生徒会やれば何点・・」みたいな悲しい誤解を生んでいるわけであります。

 きっと人が人を評価する方法にこれが絶対と言えるようなものは無いのでしょう。保護者も生徒も些細な風評に動揺しやすい存在であることは否めず、いたずらに制度を改変するのはいかがなものか、教師を始め教育現場の苦悩もまた常であろうけれど、今後のことについては「そもそも何のためにこの制度を作ったか?」ということを忘れずに、腰をすえた態度で臨んでいきたいと思います。
posted by おさだ at 08:20| Comment(0) | TrackBack(6) | 政治

2009年01月26日

忘れてた!

 先々週から各界の新年会がピーク。昨日で11夜連続で夜の酒席が続いています。とりわけ週末は忙しく、昨日も市議会最大会派の団長を務めている鈴木守議員の後援会主催賀詞交歓会に出席するなどしたあと夜は箱根に泊まりでの宴席でした。

 着替えをバッグに詰めて家を出るとき・・・
「今夜は泊まりですよ。」と私。
「そう・・・今日は結婚記念日ね・・・」と妻。
「(^_^;A・・・・」私。
「┐('〜`;)┌ 17回目 」妻。

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2009年01月23日

武道初め式

g21CV.jpg 今年も海老名警察署の署員の皆さんによる武道初め式が行なわれました。若い署員の気合の入ったぶつかり合いに招待された関係者は関心することしきり・・・しかし、こういった様子をもっと多くの市民の皆さんに見て頂いて、警察行政や警察官の仕事ぶりに関心をもって頂くような方法はないものだろうか?
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2009年01月22日

日々雑感

 国会の予算委員会で民主党の古参議員が麻生総理に漢字テストのような質問をしたことに対して「何をやっているんだ!」と国民からの批判が相次いでいると言う。
 政府与党が批判されているうちは良いが、政治全体に失望されてしまったら本当にこの国は終わってしまう。
「アメリカの政治はカッコいいなぁ・・それに引き換え日本の政治は・・・」そんなことを国民に思わせてしまっていることに私は反省をし、悲しくも思う。

 昨日は海老名市医師会の新年会が行なわれました。市内外のお医者さんたちが一堂に会する場。医療崩壊などと言われる今、政府の医療政策に一言ある知識層の皆さんを前に来賓としてスピーチすることの重圧は計り知れない。

 県の医師会長氏は「今やKY(ケーワイ)と言うと、漢字が読めないって意味らしいですが・・・ここは笑わないで「あっそ〜。」と言って欲しい(笑) その麻生総理が医者は常識が無いとか言ったそうだが、私たちに常識が無いからこそ36時間労働なんていうような過酷な医療現場を支えてきた。」と、ユーモアを交えたあいさつも私には一言一言が胸に突き刺さる。


 今の日本政治・・・マスコミの偏ったそして無節操な報道ぶりを批判したくもなるが、それは意味の無いこととも思う。彼らはいつの時代も衆愚の使者であり、しかしその大衆ほどまた賢い者もない。そして我々政治の者も、いかにも分かった気ではいるが、やはりまた大衆の使徒でしかないのだから。
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2009年01月21日

オバマ大統領就任に思う

 他国の大統領就任を日本ではテレビのニュースもワイドショーも新聞もラジオもいっせいにトップで報道するフィーバーぶりである。
 世界を震撼させる経済不況のさなか、若くて洗練された彼のセンスは国民の期待を集めるであろうし、米国初の黒人大統領誕生といったことだけでも歴史的な出来事であるには違いない。

 それにしても神奈川県知事まで「就任式の招待をもらいました!」と喜び勇んで県議会が開催されているさなかにアメリカへ行ってしまった。

 その就任式の様子をテレビで見るだけでも、まさか日本の一県知事がわざわざ出かけて行って何をできるやら・・・せめて一緒に写真でも写してもらえれば本人は望外の喜びだろうが、アメリカの経済失政によって発生した経済不況でみんな苦しんでいるときに、と思うと何だかミーハーな話で、情けなくなってしまう。

 一方オバマ大統領の就任演説は国民を勇気付けるものであったらしい。日本国民もこれに少しでも触発され、経済に元気が出てくれれば良いのだが。是非新大統領が提唱するグリーンニューディール政策にからんで日本の環境技術を世界にアピールして行きたいものだ。
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2009年01月19日

ご心配なきように。

 昨日、一昨日、この週末も多忙を極め・・・新年の諸行事に参加させて頂きます。あちこちの会場で「あけましておめでとうございます。」なんてスピーチしながら・・・内心では「お正月って・・・いつあったの?」みたいな・・・

 市教委ジャンボカルタ大会・県環境講演会(CWニコル氏)・東柏シニアクラブ新年会・行政書士会賀詞交歓会・本郷神輿保存会新年会・交通安全指導員、指導始め式・市駅伝大会・民踊協会新年会・夢クラブ新年会・柏ヶ谷連合自治会賀詞交歓会・大谷親和会新年会・U家通夜・母校同級会・・・

 先日行なった私の賀詞交歓会で内野市長が「厳しい話ばかりするな!と、しんちゃんには注意しておいた。」とスピーチしたことについて、「二人の間に何があった?」と心配して4〜5人の方から話しかけられました。

 特にご心配頂くようなことではございません。私が市役所職員の仕事始め式で幹部職員の皆さんを前に“厳しさを増す県の財政状況”について深刻な状況を伝え、一層の倹約を求めたことについて市長が「あまり暗い話をされるとムードが停滞する。」と、私に苦言を呈したということ。もちろんそのようなことで意気消沈するような職員諸氏ではないでしょう。ただ「順境には警戒を、逆境には忍耐を」今年はまさに基礎自治体にとって逆境の年、状況に即応した職務の遂行をお願いした次第です。

 もしかすると、私の(県の財政が厳しいという)話で一番気を重くさせてしまったのは市長ご自身だったのかも知れません。
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2009年01月17日

体は一つ・・

wVN.JPG 2月定例議会に向けて神奈川県議会はすでに動き始めています。この議会は近年に無い激しい議会になりそうです。

その理由

一つ 激しい財政難・・2000億円の財源不足をどうやって補うのか。福祉の切り捨てが続く今、歳出削減にも限界がある。されば県債という借金をどこまで増やすのか!

一つ タバコ条例(通称)・・知事が大幅譲歩をしてすでに骨抜きになってしまった「受動喫煙防止条例」。それでも取り締まり方法など課題山積の条例案は否決に向かうのか。

一つ 矢継ぎ早の条例制定・・条例イレブンと題してマニフェストにした知事の条例案が矢継ぎ早に提案される中、条例ばかりで具体的な施策が追いついていない。すでに継続審議となっている条例案も複数あるなか、更に新しい提案も。これらをどう処理するのか。

 などなど自民党の政務調査会の副会長を任されている私としては息もつけない日々が続きそうです。昨日も県立養護学校の施設整備を求めるPTAの皆さんから悲痛な叫びにも似た要望を受付ました。私立学校(通称私学)への助成が全国の中でも特に立ち遅れている神奈川、団体の新年会でも厳しいご意見を頂きました。

 平日ですから夜になっても地元に帰れないこともあります。体は一つ、昨日は私が住んでいる地域の自治会の新年会。欠席したこと、お詫び申し上げます。

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2009年01月13日

成人式

gQPl.jpg 今年も海老名市主催の成人式挙行。
 ちまた言われるような新成人による暴動も無く今年は穏やかな、そして短時間の式典が行なわれました。

 私はどうもこの成人式というのがあまり好きになれなくて・・・

 若い人たちが、懐かしい友達と会うためのイベントと割り切ってしまえば良いのだろうけれど・・・

 未来に希望の持てないこの時代、我々はこんなとき、若い彼らにかけてあげられるはなむけの言葉を持っているだろうか?おめでとう!ってとりあえずの枕詞はあるけれど、大人になることが本当にめでたいことなのだろうか?むしろこれから彼らが生きて行く先の見えない時代を思うとなかなか上手な笑顔をつくって上げられないんだ。

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2009年01月11日

政治に求められているもの

 今日の速報では麻生内閣の支持率が20%を割り込んだと言う。当然これは異常事態だ。

 政府与党の側に立つ政治家に言わせれば「マスコミにこれだけあれもこれも批判されちゃだれがやっても同じだよ。」とボヤキも聞こえてくる。
 しかし、そのマスコミ各社が一様に麻生内閣をここまで一環して貶め続けるのには何か理由があるのだろう。と私も含め自民党の者としては考えねばなるまい。

 その理由を深く深く・・私なりに考察をしてみるのだが、思いつくことはやはり今国民が求めている何かと、麻生内閣が表現しているものにいささかズレがあるのではないか?

 ダンディーにキメてみても受けない・・アキバネタを振ってみても振り向かない・・2兆円ばらまくと言っても喜ばない・・マスコミを睨み付けても得意の筆を振るっても様にならない・・・・

 私は思います。今、国民が国家の宰相に求めているものは“精神性の深さ”だと。残念だけれど総理の言動に“憂い”が感じられない。自分の考えを表現したい気持ちは前に出ていても、国民に対する思いを心に溜めている様子が伺えない。

 その辺が不人気の理由ではないか・・
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2009年01月10日

海老名発ニッポン

 明日は私の主催する賀詞交歓会がザ・ウィングス海老名を会場に行なわれる。500人ほど集まって頂けるであろう会場で私は何を表現すべきか・・・私的日記であるこの場では厳しい財政事情を前についつい悲観的なものの言い方をしてしまうが、やはりできれば前向きな話題を提供したい。

 そこで今年は海老名サービスエリア(以後S.A)を通じてニッポン中の人々に海老名をピーアールしていく政策について私の抱負を述べることにした。
xmSAy.jpg
 写真は東名高速道路の富士川というS.Aのものである。ここに写っている施設は「開放型S.A」と呼ばれるもので、近隣の住民や隣接する一般道路の利用者なども自由に入って利用できる新しいタイプのS.Aの様子である。
xm_Y.JPG
 エリア内にはスターバックスコーヒーや各種飲食店を始め地元で生産された農産物、海産物、そして富士宮焼そばなどの地元飯などを売る店が出店されている。

 さて、私たちの海老名で全国的にもっとも名が売れているものと言えば「海老名S.A」となろう。このS.A、全国で最も売り上げが高く、全国から一日に十数万人の利用者が訪れる場所だ。(海老名市民全部とほぼ同じ数)

 私はこの場所を海老名や神奈川のまちづくりに活かさない手は無い。と前々から考えている。そういった意味で昨今始まっている開放型のS.Aには着目すべきである。
 例えば私たちのまちの場合、最近あちこちに作られている道の駅のようなものをこの海老名S.Aに隣接した場所に造って地場の新鮮で特徴ある産品を販売できないか?
 S.Aが開放型なら地域の人が買い物ついでにS.A内に入ることができ、それは便利だし、現に今のS.Aにも従業員用通路を使って中に入っている市民は多い。そして高速道路を使っている人たちにとってもご当地の物産を買うことができれば旅の喜びの一つになろう。つまり双方にとってメリットの大きい政策であるというのが私の主張で、海老名のことを全国の人々にピーアールできることから、これを名づけて「海老名発ニッポン」と私は呼んでいる。

 さて来場者の皆さんをどれほど説得し、どれほどの反応を頂けるか?明日が勝負。

 
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2009年01月09日

県幹部賀詞交歓会

gQP.jpg 昨日、松沢知事はじめ県の幹部職員と議会による合同賀詞交歓会が県庁12階の食堂で行なわれた。
 
 正月はおめでたいもの。と昔からのお決まりだが、神奈川県にとっては危機的な財政状況に陥ることが確実な年の幕開けである。脳天気に正月気分で浮かれていられるはずもない。15分ほどで皆会場を去り・・・多難な一年を予感させられる。
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2009年01月08日

2009年問題

 大変なことになるのかも知れない・・・この問題が自民党政権に対する最も大きなダメージとなるのではないか?そのくらいの覚悟は決めておくべきだろう。

 2009年問題とは・・・2004年の労働者派遣法の改正によって、これまで認められてこなかった製造業への労働者の派遣が認められるようになり、更に当初一年に限られていた契約期間を2007年には三年に延長したため、この時期大量に雇用された派遣社員が今年の後半になって一斉に契約期限が切れる問題である。

 今のところ自動車業界など輸出関連の業界に集中している派遣社員の契約打ち切りだが、今年の後半には広く製造業全体で一気に行なわれ、ちまたに失業者があふれることになる可能性が大だ。
 なにしろ法律によって「これ(3年)以上派遣社員と契約してはいけません。」と決められているのだから、業績の悪化している企業にとってはまさに渡りに舟。大手をふって契約打ち切りを実施できるので、経営の厳しい企業も今は我慢してこの3年のタイミングを待っているところが多いようだ。

 法のねらいとしては「派遣は好ましくない雇用形態なので、3年以上の長期の契約はダメですよ。」と労働者のためを思ってそういう規定を設けたのだが、それが完全にアダになってしまった形だ。

 野党も足並みをそろえて法改正に乗り出してくるらしい。当然と言えば当然。産業界寄りの政策を取った自民党を野党が労働者の立場で非難するのはあたりまえだが、これだけ世間の耳目を集めている派遣の問題、与党の対応いかんでは政権が吹き飛ぶほどのダメージを受けることになるだろう。

 麻生総理よ「あやまちを改めるにはばかることなかれ。」2兆円の給付金など今さら配っても国民から歓迎はされまい。派遣法は天下の悪法のレッテルを貼られることになるだろうが、企業の側からすればこの法のおかげで世界的経済危機に機敏に対応することができ、日本経済のいち早い回復が望めるのも事実。
 派遣法を維持して企業の身軽さを確保しつつ、レイオフされる労働者への手厚いセーフティーネットをその2兆円を使って行なってはもらえまいか?
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2009年01月07日

朝立ちしてます!?

 なんとまぁ下世話な言葉ではありますが・・・男の朝の生理現象を言うのではなく・・・いわゆる業界用語で、政治家が早朝の駅前に立ちピーアール行動をすることを「朝立ち」と言います。

 年明けからその朝立ちを行なっています。今日はこれから「さがみ野駅」へ行く予定。

 しかし、市民の皆さんの反応は良くないですね・・・・私自身の人気が落ちている?のかも知れませんが、こうして駅前でデモンストレーョンすること自体に飽きられているのか?あるいは政治全般に対する国民の皆さんの怒りや失望か?

 一掴みのチラシを配るのに一時間もかかってしまう、なんてこと以前では考えられなかったことです。しかし、それでもやはり、政治をなりわいとするものとして、こうして無言の大衆(という言い方は失礼かな?)の中に身を置いて五感を使って感じてみることが大切だと思うのです。
posted by おさだ at 06:09| Comment(0) | TrackBack(0) | 政治

2009年01月06日

新春賀詞交歓会のお知らせ

「賀詞交歓会!!!」って一般には耳慣れない言葉ですよね。まぁ平たく言えば新年会で、企業では名刺交換会って分かりやすく言うケースもあります。私も社会に出た頃この言葉を聞いて「お菓子の交換会!?」かと思ったくらいですから・・(笑)

 さて昨年に続いて今年も私が主催致しますところの「新春賀詞交歓会」を下記の通り開催致します。どなたでもご自由に参加頂けるものです。市民の方たちをはじめ各種文化、スポーツ、経済、福祉などなど団体の関係者の皆さんほかたくさんの方たちがおいでになりますので興味のある方は社交の場と思って是非おいで下さい。(充分なお相手はできませんが・・・)

日時 平成21年1月11日(日)午後3時より
場所 ザ・ウィングス海老名
会費 3,000円(当日受付にてお支払い下さい。)

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2009年01月05日

あけましておめでとうございます。

 平成21年の幕開け、今日から仕事始めの方も多いのではないかと思います。私もこれから海老名駅頭へ行き、ビラ配りから新年をスタートさせて行きたいと思っています。

 それにしても新年ですから明るく前向きな話でスタートしたいところですが・・社会情勢はとてもとても能天気に浮かれていられる状況ではありません。

 神奈川県においても4月から始まる新年度は2000億円からの財源不足が予想されており、すでに予算査定において各市町村への補助金をバサバサと打ち切る方針が伝えられています。

 このような中、今年も多くの方たちから例えば「福祉の切り捨て」「教育を置き去り」「医療の崩壊」といった厳しいご意見を頂くこととなるでしょう。そのことを思うとやはりとても気の重い正月であります。

 しかし、こうした事態は景気に翻弄されやすい都道府県の財源のあり方について抜本的な見直しを求める地方からの圧力を高めるであろうし、ひいては道州制など、国家体制の再構築に向けて一つのエネルギーを生んでいく側面もあるものと期待もしております。

 逆境をチャンスに!
 短期警戒、長期楽観

 そんな一年でありたいと願います。
posted by おさだ at 06:22| Comment(0) | TrackBack(0) | 政治