2009年06月04日

紳士の真摯な姿勢を求めたい。

w@C.jpg 今度は県内の海水浴場を禁煙にする。と松沢知事がぶち上げた。海岸に捨てられるタパコの吸殻は私から見ても不快極まりなく、環境美化のためにも良いことだと思う。いやむしろホテルや居酒屋やオフィスの禁煙を条例化するよりも前にこういうことからやりゃ良かったじゃないか・・・とも思う。

 ことの良し悪しは別として、県民からの激しい反発があり、議会との間であれだけの攻防があって妥協の産物としてようやっと「受動喫煙防止条例」を作り上げた矢先に、「今度は海岸」ってケロリと突発的なアイデアをメディアにぶち上げる松沢氏の“やり方”には人としての温かみを感じない。

 対立の構図を意図的に描き出して自らを浮き上がらせようとする政治手法は有権者の関心を得るためには有効な手段だが、決して紳士のすることではない。それで傷つく相手もいることを知事には知って欲しい。

 さて昨日は県議会に設置した「学童保育を支える議員連盟」のメンバーで平塚市内の学童クラブを視察させて頂き、指導員の皆さんと意見交換をさせて頂いた。子供の笑顔は何事にも代えがたい県民の宝だ。
posted by おさだ at 11:01| Comment(0) | TrackBack(0) | 政治