2009年06月10日

借り腹!?・・大麻草事件。

123.JPG 昨日の続きです。
 目久尻川の様子を見に行けば、その日もせっせと草を刈り、花の種を蒔く人の姿があります。自分の土地でもないのに地域の環境を良くしようと黙って行動する。その人こそ目久尻川クリーン会の加藤会長。

「よう!あんたのお陰で川土手がきれいになったよ。」そう言ってくれる一言に私たち議員がどれだけ励まされるでしょうか・・・ありがたいことです。

 そこで伺った、昨日書きかけた後日談とは・・・今年の春のこと。会のメンバーが植えたポピーの花の中から、あのマリアァナの原料となるケシの花(以前大麻草と書いたものを読者の指摘により訂正)が見つかり、警察も駆けつけての大騒ぎになったと言うのです。会の皆さんが蒔いた種に混入などの問題はなく、警察の話では最近このようにポピーの植えられた花壇にこっそり麻薬の原料となるケシを植え、育ったところで収穫する悪者がいるのだとか。確かにケシの花はポピーとウリ二つ。最近では自宅などで大麻草を栽培していたのが見つかって逮捕されたというような報道は毎日のように流されていますが、ワル知恵を働かすもので、こうしてカムフラージュして見つからないようにしようというのです。警察用語ではこうして公園などのポピー花壇にこっそり大麻草を植える犯罪のことを「借り腹」と言うのだとか。

 せっかく植えたポピーも警察立会いのもとに全て根こそぎ摘み取られ、焼却処分されてしまったそうです。
 こんな風に街のために黙々と努力される人の好意を悪用するとは・・まったくもってなんとも言いようの無い悔しく、悲しい事件ですね。
 それでも会長は黙って次のタネを蒔いている。

追申・目久尻川の環境美化を行っている団体には他にも「目久尻川をきれいにする会」など、熱心に活動されている団体があります。

《追記》
ちなみに・・私も不勉強でよく知りませんでしたが。一般にケシの花として栽培される花は麻薬成分などの問題のないものですが、同じケシの中にもソムニフェルム種、セティゲルム種、ブラクテアツム種などの種については麻薬成分があることから、「あへん法」「麻薬及び向精神薬取締法」によって栽培が禁止されているそうです。

posted by おさだ at 11:00| Comment(2) | TrackBack(2) | 政治

冷静な対応を。

 海老名市内で新型インフルエンザの感染が確認されました。今私たちにとって大切なことは、風評による二次被害が出ないようにすること。新型インフルエンザが発生した当初は“疑い例”が発生した学校にマスコミや嫌がらせ、あるいは生徒が通学した電車の時刻を教えろ、などの問い合わせ、そして抗議の電話などが殺到したそうです。
 私たち海老名にはそういったことが無いよう皆で心していきましょう。
posted by おさだ at 06:45| Comment(0) | TrackBack(1) | 政治