2009年08月17日

政権担当能力

 小泉元総理がある演説会場で言ったそうだ。
「今回の選挙は残念だけれども・・勝てない。民主党に政権を譲る可能性が高い。でも皆さん、必ず一年以内にまた選挙がありますから、その時のために今かんばっておいて下さい。」(要約)

 まったく、そこまでハッキリ言っちゃあ・・とも思うがまさにその通りだ。おそらく民主党が政権を握るようなことがあっても長続きはしないだろう。

 民主党が政権を担い続けていくにはとても大切な条件がある。と私は思っている。それは、「健全野党」として存在する一定の期間が必要であるということ。
 あれも反対これも反対。反対のための反対を繰り返してきた政党がいきなり政権を担うとたちまち自己矛盾に陥ってしまうからだ。

 分かりやすい例を挙げれば審議拒否。民主党はこれまで国会の審議の中で与党の多数に押し切られそうになると度々この審議拒否を繰り返してきた。国会のボイコットだ。そしてシビレをきらした与党が多数決を諮ると“強行採決”と与党の姿勢を糾弾してきた。
 それが自ら政権を取ったときにまるまる天に唾したように返ってくるのだ。

 本当の意味で政権担当能力のある二大政党がしのぎを削って良い政治をするためには、まず野党の側が野党であるときにスジの通った政治を行っておかなくてはならないということ。自民党にはたとえ下野したとしてもその精神だけは捨てないで欲しいと思っている。

 さて、小泉の言を励ましと受け止めて前向きに頑張るチルドレンもいるだろうが・・・もっとうがった聞き方をすれば、ここでみっともない負け方をしたやつは次の選挙では候補者にもなれません。新しい波にも乗れませんよ。という脅しと聞いた方が良さそうだ。
posted by おさだ at 09:29| Comment(0) | TrackBack(1) | 政治