2009年09月08日

官僚たちの夏

 神奈川にもゆかりの深い作家(故)城山三郎氏の書いた「官僚たちの夏」という小説がテレビドラマになっている。と聞き、私もかつて読んだその本を本棚の隅から引っ張り出して読み返してみた。

 ニッポンが高度成長を走りはじめ、所得倍増を掲げる時代に生きた官僚たちが国家のために発揚たる思いで奔走するノンフィクションに近い物語。

 今のような世相の中で、この小説をドラマ化しようとしたテレビ局もなんらかの意図があったものと思うが、今ほど官僚(公務員)というものが国民から見下されてしまっている時代も無い。政治家は官僚叩きをすれば面白いほど選挙の票が集まる時代である。それでもなお公僕たちは黙して反論しようする姿もない。

 本当にそれで良いのだろうか・・・

 もとはと言えば、あれをやって下さい。これをやって下さい。と政治家が官僚に媚び、地元に小さな点数を積み上げてきた“陳情型”政治がいけない。かといって首根っこを引っ掴んで仕事をさせたからといって良い仕事ができるわけでなし。これから政治家と官僚の関係をどう再構築してゆくか・・・大切な課題だ。

 私は県の職員の皆さんとお付き合いするときに心がけている三つの訓がある。

 威張らない。
 媚びない。
 馴れ合わない。

 それが必ずしも正しいわけではないだろう。一人の政治家としての一つのスタイルだ。
posted by おさだ at 09:01| Comment(0) | TrackBack(2) | 政治