2009年10月29日

食べ物を大切にする。

Li-1085.jpg おやじが作った里芋がゴロゴロと入った、おふくろ手製のけんちん汁が鍋ごと届く。私は次男坊で我が家は分家、両親とは俗に言うスープのさめない距離というやつ。子どものころはこのけんちん汁も大鍋にたっぷり作るものだから朝も晩も二日も三日も同じものを食べさせられて辟易としたものだが、今となっては懐かしいおふくろの味だから不思議なもの。

 さて、横浜のホテルで宴会料理の食べ残しをお客が持ち帰ることのできるサービスを始めたとか。日本では始めてのサービスらしいが、是非普及して欲しいと私は思う。なにしろ私たちの国は世界中の貧国が受けている食料援助のその総量の三倍もの食料を捨ててしまっている国なのだから。

 これから年末年始、日に3ヵ所4ヵ所と宴席をはしごする私の場合、料理に手をつけることはほとんど無い。テーブルに並べられる美味しそうな料理は全て廃棄されているわけだが、あまりにももったいない話。それでいて何を食ってるかと言えば・・駅のたち食いそばだったりするのだから・・・

注)写真はイメージ画像。実際はこんなに立派なもんじゃござんせん。
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2009年10月28日

相模湖のアオコ発生に着目し・・

 県議会の決算特別委員会のメンバーに選ばれました。昨日から審議が開始され、私は企業庁、つまり県営水道やダムの管理等の問題について1時間ほど質疑をさせて頂くチャンスを得ました。

 登壇は11月5日(木)午前10時40分頃より
 場所は県庁新庁舎8階大会議室

 相模湖や城山湖で今年も大量に発生したアオコの問題やダムの底に溜まってしまう土砂を浚渫(掘り出すこと)して海岸の砂浜形成に利用する事業などについて質問する考えでいます。

 特にアオコは湖に生活排水などが流れ込むことによって発生する緑色の植物性プランクトンのことで夏場にはペンキを流し込んだように湖面を覆ってしまいます。「この水を飲むの?!」と怖くなるほどその光景は醜いもの。しかし、生活排水の主な発生源は相模湖の上流に位置する山梨県からのもの。県を越えた対処が求められることからなかなか事態は複雑です。
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2009年10月27日

せめてもの救いは・・・

 べた凪とでも言うか、有権者の関心が上がらないさんざんな参議院補選だったが・・

 せめてもの救いは海老名の有権者の投票率が高かったことか。
 神奈川県全体としては28.67%という低投票率となった今回の選挙であったが、海老名は市長選などが同時に行なわれた川崎市と鎌倉市を除けば南足柄市についで2番目に投票率の高い市であった。近隣の大和、座間、綾瀬の各市と比較しても5%前後の差をつけて頂いた。

 民主党が勝った選挙で投票率が高かったことは、自民党の私にとっては脅威であるわけだが、そんな肝っ玉の小さな話ではない。これからの時代自民でも民主でもちゃんとやっていればしっかりと選んでもらえるし、いいかげんなことをしていれば吹っ飛ばされる。そういうシビアな政治環境が出来上がったということ。まして政治的な関心の高い海老名市民。その中で胸をはれる政治活動をして行くのは大変なことだけど結局それしかないのさ。一年半後の選挙に向けて俺もフンドシのひも締めていくか!

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2009年10月26日

泣きっつらに蜂

 参議院の補欠選挙では神奈川、静岡共に自民党候補の落選が決まりました。
 総選挙での大敗から立ち上がれぬまま、泣きっつらに蜂といった状況です。

 この結果を真摯に受け止めて出直していくしかありません。

 涙のあとには意地も出らぁ。
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2009年10月24日

いちじく

ichijiku2.JPG 海老名市が進める「海老名の森創造事業」で頂いたいちじくの木。我が家の庭に植えてから一年。昨秋植えつけたときには枯れてしまうかと思うほど萎びた苗木でしたが、春になって大地をつかむとみるみるうちに成長し、早くも実を付けました。

 桃栗三年柿八年なんて言いますが、いちじくのあまりに早い成熟ぶりに危うさを感じてしまうのは、なぜだろう。
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2009年10月22日

相鉄線が新横浜や渋谷に直通!

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 相鉄線を現在の西谷駅からJR貨物線の羽沢駅まで2.7km延伸し、相互に乗り入れる計画がいよいよ実現します。一昨日関東運輸局がこの事業を認可したもので、相模鉄道は今年度中にも工事に着手し、2015年にはJRとの相互乗り入れを実現したいとしています。これによって相鉄線はJRの線路を使って都心へ一気にアクセスすることが可能な路線となります。ちなみに西谷駅は二俣川から二つ目の駅。

 併せてこの事業では東急東横線との接続も計画されており、将来的には私たちの海老名やかしわ台、さがみ野などの駅から新横浜までは乗り換え無しで行けることになり、海老名駅から新横浜までの所要時間は35分程度、そして渋谷までの所要時間はおよそ57分程度と推定され、毎時4本から3本程度運行される計画となっています。
 これは海老名市民の皆さんにとってはまた一つ交通の利便性が向上するということであり、横浜に近い海老名から、渋谷にも近い、新幹線にも近い海老名ともなるわけです。まして座って行ける始発駅ですから、都心の人たちの側から見ても海老名というまちは「住みたい度」がアップすることは間違い無いと思っています。

 私の12月の一般質問ではこの課題について神奈川県の行政として今後どのように取り組んでいく考えか、しっかりと質しておきたいと思います。

訂正・当初の日記に一部間違いがありましたので訂正致しました。(10/24)


 
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2009年10月21日

錦秋

秋の田のかりほの庵の苫をあらみ
     わが衣手は露にぬれつつ


《訳》
収穫の秋を迎え、刈り取られた稲が仮小屋に集めらるころだろう。
しかし、草ぶきの屋根の編み目は粗いので、農夫の袖は、夜の雨雫に濡れ、寒い思いをしているのだろう。
その様を思うと私の袖も、涙でしっとりと濡れてゆきます。

小倉百人一首でも真っ先に出てくるなじみの深い一首ですが、詠み人は天智天皇。

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憂いを忘れた政治が国民から支持されないのは当然。
一方「たわけ者」という言葉があります。たわけは田分けの意だそうで、親が子どもたちに、子どもたちがその子どもらに財産である田んぼを分けてやる。一見美しい平等主義のようだが、いずれ田は細分化され、だれひとり食べて行くことができなくなってしまう。そんな当たり前に気付かぬ者を田分け者と言ったとか。

我が家の水田にて。
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2009年10月19日

厚木土木事務所が綾瀬に出張所

 相模原市の政令市移行に伴いこれまで同市及び大和市、座間市の建築土木行政を管轄してきた相模原土木事務所が廃止され、これまで県が行なっていた業務は新生相模原市が直接行なうこととなりました。

 さて、困ったのは大和市と座間市・・・そのエリアの県の業務をどうしようか・・・そこで、これまで海老名や厚木、綾瀬などの業務を管轄していた厚木土木事務所がこれを吸収することとなったわけですが、あまりにも管轄が広すぎる。大和の人が建築確認の手続き一つのために厚木まで・・あるいは大雨による出水時の警戒その他色々な懸念がありました。

 県ではこの度この厚木土木事務所の管轄を相模川を境に二つに分け、海老名、綾瀬、大和、座間の業務を管轄する出張所のような機能を持った「東部センター(仮称)」を綾瀬市内のこれまで水道局の事業所があった建物内に設置することとしました。

 過日の建設常任委員会で「出張所であっても一通りの手続きについてワンストップで業務の行なえるセンターでなければ困る。つまりこの東部センターへ手続きに行ったら、半分の手続きは厚木へ行け、みたいなことになっては不便極まりない。」といった主張をしてまいりました。

 現在行政内部で事務の仕分けや権限のあり方について作業が進められています。
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2009年10月17日

来たれ政治家志望者

 かながわ自民党では政治家を志望する人及びナマの政治を学びたい人を対象に毎年「かながわ政治大学校」を開校しています。

 この度第12期生の募集が始まりましたので興味の有る方はご連絡下さい。(このホームページからメールを頂ければ結構です。)

開校期間  平成21年11月28日から一年間
講義の時間 土曜日の午後1時から午後3時まで
講師    著名政治家をはじめジャーナリストや大学教授など多彩

講座は以下の二つのコースがあります。

専門政治講座・募集定員30名・受講料6万円・24回の講座・論文、面接試査あり

一般社会人講座・募集定員50名・受講料4万円・12回の講座
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2009年10月16日

羽田をハブ空港に

 ハブの話だけに毒も強そうだねぇ。

 なんて冗談を言っている場合ではなく、前原さんが言い出した羽田空港の国際線化、ハブ空港化は国民の利益のためにホントは是非そうすべき課題だと思っています。

 実は自民党政権のときも多くの政治家がそう考えていて、扇大臣のときにもそうした発言が波紋を呼んだ経緯があります。ただ、何せ成田空港を作ったのも自民党政権。同じ政権があれほどの犠牲を払い、地元住民の生活を犠牲にして作り上げた成田をないがしろにして羽田にシフトして行くわけにも行かず・・・ズルズルと年月が過ぎていた問題。今やすっかり世界からとり残されてしまっているのが日本の空港事情だったのです。

 おそらくこんな風に自民党長期政権の中で塩漬けになってしまって来た問題は他にもたくさんあるのではないでしょうか?民主党連立政権に点数を稼がれるのはつらいものもありますが、それでも国民の利益を思えばこうした諸々の問題についてこの際表に出して陽に当てる努力をして欲しいもの。私はそう思います。 
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2009年10月14日

11月の県政報告会のお知らせ

下記の通り県政報告会を行ないます。今回は「丹沢の自然保護」をメインテーマにしてその他諸々県政の話題について報告させて頂きます。どなたでも自由にご参加頂けますのでお時間がございましたら是非会場にお越し下さい。

おさだ進治県政報告会

日時 11月1日(日)午前10時より
場所 国分コミュニティーセンター
参加費 無料

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2009年10月13日

世相・・かな

 だんだん肌寒くなってきて、秋の深まりを感じますね。我が家でも母親の得意料理の生姜の煮付けが届いたり、そろそろコタツを出そうかと、そんな話題が出たり。

 秋になるとなぜか口ずさむ歌があります。

♪京都〜大原三千院♪恋に疲れた女がひとり〜♪(デュークエイセス)

 子どものころ、何かとても悲しいことがあったんだと思います。そのときコタツに体ごと包まりながら泣いていたらテレビから流れて来たのがこの曲。秋が深まるとそのときの感覚がよみがえるんですよねぇ・・

 さてこの時期になると食品メーカーのシチューのコマーシャルが始まります。今年は素敵なお母さん(役)になった西田ひかるさんが野菜の苦手な子どもにクリームシチューを作って食べさせる内容のテレビコマーシャルが印象的。とてもほのぼのとしたコマーシャルなのですが・・・画面に出てくるのは終始母と子(男の子)のみ。だんらんの夕食にも父親の姿はありません。なんだか寂しいなぁ・・これも世相の一つでしょうか。それだけ父親の存在が家庭の中で薄くなったのか、それとも母子家庭も増える中で何らかの配慮やねらいがあるのでしょうか・・・コマーシャル一本でそんなことを考えるのは私くらいのものかな・・・

http://housefoods.jp/products/tvcm/tvcm_onair090901_02.html
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2009年10月10日

詩の話

 人は古今東西死を恐れ、不老不死を求めて来た。しかし、本当に死なない、死ねないとしたらそれはハッピーなことであろうか?死ぬのは恐怖だが、永遠に生き続けるのは更に苦痛な気もする。


 詩人、谷川俊太郎さんの詩に百三歳になった鉄腕アトムの話がある。

 103歳になったアトムは夕日を眺めながら「僕には魂というものがあるのだろうか?」と自問自答するシーン。
 姿は生まれたときと同じ。アトムは、人一倍正義感も強く寅さんにも負けない人情もあるのに・・・魂はあるのか?と自問する。

 ある日ピーターパンに会ったことがある。そのとき、ピーターがアトムに言う・・・「君っておちんちん無いんだって?」するとアトムはついついたずねてしまうのだ「それって魂みたいなもの?」

 ピーターは笑い転げた・・・

「美しいなぁ・・・」と夕日を眺める彼・・・・きっとこれはちょっとしたシステムのバグ(不具合)なんだと自分に言い聞かせて飛び立って行くのだった。

 谷川俊太郎 詩集「夜のミッキーマウス」より
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2009年10月07日

自助の精神で警戒を!

 参議院補欠選挙は明日告示、嵐と共にやって来るようです。日本の政治にとって将来を暗示する凶風になるや、それとも神風たるや・・

 10年に一度とも、あの伊勢湾台風以来とも言われる台風18号が近づいています。どうか各自でできる警戒態勢をとって行きましょう。特に明日8日は神奈川県にも上陸する可能性が強いので極力外出は避けましょう。私も明日は参議院補欠選挙の告示日で・・掲示板にポスターを張り出したり様々やらなければならないことも有る中で、いったいどうなることやらと気を揉んでおります。

 さて、今日で県議会9月定例会が終了します。我が家では次男坊がA型のインフルエンザに感染。当初は検査でのインフルエンザ陽性反応は出ず、発熱してから三度目の受診でようやく判定が出て、リレンザの処方を受ける頃にはもう治りかけ・・・我が家では発熱した時点から徹底した隔離をし、本人は寝室から出ることを禁止、私も書斎の床に布団を敷いて寝たりしたため、二次感染は無さそうです。

  〜自助、共助、公助〜
 自分で自分の身を守る自助。知人どうしお互いに助け合う共助、行政など公的な助けによる公助。その割合は7対2対1であると胆に銘ずべきとか。台風も流感もまずは自助の精神を!
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2009年10月05日

しなやかに 負ける日もあり・・

朝のイベント会場。
来賓席でとなりに座った甘利代議士がポツリと言う。

「昭(しょう)ちゃんが死んじまったぁ・・」

テーブルの上に置かれたペットボトルのお茶を・・右手で握ってしばらく視線を動かさない。急逝した中川昭一氏とは盟友の仲だからショックは大きいに違いない。

「畳の上で死ねる仕事じゃあないぞ。」とは政治の世界に入った私に祖父が言い残した言葉。そんなことをしばらく思い起こした私。

代議士が足早に会場を去ったあと私も同じようにペットボトルを握ってみた。伊藤園のお〜いお茶・・民間募集の俳句がプリントされている。そのうちの一句を政治家はなぞっていたに違いない。

 しなやかに 負ける日もあり 秋桜

あきざくら、と読ますのかな・・・コスモスでは字足らずだ。か細い茎だけど強い風雨にも負けないコスモスの情景が目に浮かぶ。

春の桜は散り際の潔さが魅力。秋の桜は風を受け流すしなやかさ・・・か。
どちらも政治家にとって必要な素養だなぁ・・・

中川昭一氏のご冥福をお祈り致します。


注・俳句の作者は大阪市在住・51歳・岩崎伊知子さん。引用させて頂きました。
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2009年10月04日

治安維持

Xe[V.JPG 安全・安心特別委員会が開催され、県警本部の幹部の皆さんと議論をしました。私としては地元のさがみ野駅前に交番の設置を実現したい思いで様々な角度から質問をしますが・・・なかなか埒(らち)があかない状態が続いています。

 海老名駅周辺で深夜のパトロール。6年前に仲間と立ち上げた、NPO法人ほっとステーションえびなの活動を続けています。深夜の街かどに立っても海老名の体感治安は悪くはない、と感じます。しかし実態はどうなのでしょう?ここのところひったくりや空き巣による被害が増加しています。犯罪は繁華街だけで起こるわけではありません。どうかご用心下さい。
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