2009年11月29日

視察へ

c.JPG 先週は水曜日から金曜日にかけて県議会安全安心特別委員会の視察(九州福岡県、佐賀県)に参加して参りました。

 初日は福岡県警察が北九州は小倉で多発する暴力団による事件を封じ込めるために徹底して行なっている対策事業について視察させて頂きました。
 山口組を筆頭に全国に22ある指定暴力団のうち五つまでもがこの福岡県内に集中しています。拳銃発砲事件も多発しており、その数はこの三年間だけでも年間13〜16件に上るとのこと。とりわけ歓楽街のある小倉北区では暴力団による覚せい剤密売、みかじめ料の徴収、暴力事件などが多発。一部の組では暴力団排除運動を行なった人の店舗に手榴弾を投げ入れたり、県議会議員の自宅に拳銃の弾を撃ち込む、警察官舎に時限爆弾を設置するなどその活動が過激化しているとのこと。
 そこで福岡県警では県警本部に暴力団対策部を設置し併せて暴力団排除条例を制定。歓楽街には写真のように特別対策隊を編成、61名の警察官が徹底した見回りや職務質問、検挙などを行ない目覚しい成果を上げている実態を視察させて頂きました。視察の性質上カメラを向けられない場面もありましたし、あまり詳しいことは書けない部分もありますので報告はこのくらいでご容赦下さい。

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 二日目はNTTによる災害対策と九州電力による“玄海原子力発電所のプルサーマル発電の内部”を視察して参りました。
 いよいよ始まった核廃棄物を再利用してのプルサーマル発電。今回特別にその内部、使用済み核廃棄物を冷却する冷却水の様子などをつぶさに見させて頂きました。IAEA(国際原子力機関)の監視カメラが常時監視する中とても緊張する体験でした。写真は実際の原子炉の実物大模型で、こういった部分は一般の方でも見学することができます。
 原子力の是非についてここで述べれば大変な文章量になってしまいますのでやめておきますが、チェルノブイリでの悪夢から核という未知の領域に恐怖した時代から最近ではCO2を排出しない環境型のエネルギー源としてその制御技術の進歩と共に原発もかなり国民に受け入れられて来ている感があります。しかし、一方で地震による柏崎刈羽原発での放射能漏れ事故など不測の事態もあります。神奈川においては原子力空母が横須賀に入港しており、安全対策という点でぬかりがあってはなりません。今回の視察は貴重な体験であったと思います。

 三日目はこのところ1時間あたりの降雨量が100mmを超える豪雨に毎年のようにさらされる博多地区の治水対策について現地視察をさせて頂きました。
 
 秋の陽光を浴びながらの九州行きでしたが、今回はなかなか実のある視察であったと思います。博多は中州の屋台で食った夜食のラーメンも旨かったなぁ・・・
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2009年11月25日

湘南大橋

O?.JPG この三連休もあちこちで激しい交通渋滞がありました。初日など戸沢橋から厚木に渡ろうとする車・・・おそらくその多くは厚木インターから東名高速に乗ろうとする車と思われますが、私の家の前から延々と車列が並んでおりました。

 さて海老名からはちょっと離れますが、神奈川県では湘南方面の交通渋滞解消を目指して相模川の河口部分にかかる湘南大橋の拡幅工事に着手しており、来年3月までに開通する予定です。写真は大橋を茅ヶ崎側から見たもの。手前の4車線の幅で橋が拡幅されます。

 先日その現場を視察して来ましたが、今後はこの4車線化を平塚方面に伸ばし、西湘バイパスの入り口まで実施して行く方針です。

 以上ご報告まで。
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2009年11月20日

いくらなんでもそれをしては・・・

 民主党の強行採決。

 青いなぁ・・と思いながらもその民主的な姿勢こそが民主党の良さであり国民も、不安はあるけれどあなたたちに賭けてみたのだと思うのだが、強行採決じゃ・・・やっぱり君たちも?そうなんだ・・

 自民党の安倍晋三氏が青い顔をして政権を投げ出したとき、これは自民党政権の終わりの始まりだと感じたものだが、今回の強行採決はこれと同じくらい民主党政権の終わりを感じさせられる。
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2009年11月19日

一般質問

 12月9日に登壇する一般質問に向けて準備を進めています。およそ1万文字(原稿用紙にして25枚)ほどの原稿を作成するわけですが・・一昨晩ひと晩で一気に書き上げてしまいました。

 万事切羽詰らないと動きださない自分ですが、ひとたび始めてしまえばそれなりに集中できるもの。
 私の場合は演説の細目と骨格を決めたらあとは自然に湧き出してくるものを活字にしていくだけ、細かな数字やデータはとりあえず空白にしてどんどんと文章を書き進めてしまいます。その辺はそれなりの才能かなぁ・・なんて自分でも思ってみたり。

 たぶん、どうしようもない散文ながらこうして日々日記を書いてることが助けになっているんでしょうね。

 12月9日の一般質問、乞うご期待。ちなみにこの県議会を傍聴しながらベイサイドマリーナや松原商店街をめぐるバスツアー(料金2200円)は間もなく定員に達しそうです。ご希望の方はお早めにご連絡下さい。長田事務所 電話236-0505
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2009年11月17日

読書の秋、向田邦子でも・・

最近読んだ本

白夜行・・・東野圭吾
夜のミッキーマウス・・・谷川俊太郎
天使の卵・・・村山由佳
潮騒・・・三島由紀夫

読書の秋ですね。
先日テレビ(BS)で向田邦子の特集番組をやっていました。日本の元祖キャリアウーマン的なイメージの強い人ですが、実は誰にも知らせない秘めた恋愛が彼女の過去にあり、その恋文と病で逝った恋人の日記が遺品の中から見つかり、遺族によって公表されたそうだ。強い女の秘めた恋の可愛らしい恋文に、それはそれは泣けました。

子どもの頃見た「寺内貫太郎一家」良かったですよね。家族で食卓を囲んで納豆を食うシーン、「ばぁちゃん汚ぇな!」、親子喧嘩、樹木希林のジュリー!!

映画の「ぁ、うん」も良かった。あれを不倫と呼ぶならこの世はあまりにも殺伐として生きる価値も無い。と私は思う。

 そうだ、今日の議会は午後5時あがり、仕事帰りにDVDでも借りてこよう。
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2009年11月16日

パンドラの箱?

 新政権による事業仕分けが連日報道されている。マスコミの報道姿勢は依然新政権へ期待感から好意的なものが多いが、仕分け作業で説明役を務める役人はあたかも罪人のような扱いであまりにもかわいそうな気がしてくる。

 こんな状況で役人の人たちもいつまでも黙ってはいられないだろう。と言うよりそういう時代がやってきたということだ。これまでのように政治と行政がなれあい、政治家がくだらない陳情で役人に媚びを売り、役人が政治家に媚びて懐柔し、議会での追求に手心を加えてもらう・・・そういうことはもう終わりにしなければならないのだ。

 かなり乱暴な言い方だが、私たちの政治はこれまでの与野党対立の時代から政・官対立の時代に移行していく・・・ある意味そういうことではないか。

 しかし、これは大変なことだ。民主党の議員も国民の皆さんも、もちろん自民党の人間もよほどハラをくくってかからねば政治主導どころかかえって官主導を強める結果になってしまうから。
 なぜなら、行政つまり役人の側は政治サイドに比べて圧倒的な情報とネットワークを持ち、執行権という極めて強い権限を持った知能的にも優秀な人たちの集団だから。
 これに我々政治家がメスを入れてチェック機能を働かせて行くには相当な努力と、議決権という権限を最大限に行使しなければ政治家と役人が対等に渡り合うことすら不可能なのだ。
 つまりこれからは与党も野党も良いことは良い、ダメなことはダメ。ダメな時はしっかりと議決権を行使して議案を否決できる議会運営でなければならないということ。

 能力の無い私には怖くもある。事業仕分けの風景を見ていると、私たち政治家はパンドラの箱を開けたのだ、という気がしてならない。これからの時代、議会での審議でもこれまでのように役人が優しく答えてはくれまい。まして役人に議会での質問を作らせていたような怠けた政治家など言語道断。そんな輩はこれからは生きていけまい。これは自民も民主も共通すること。しかし、それが議会制民主主義の本来目指すところだから、是非そうなるべきなのだ。問題は政治家がそのことの困難さを理解した上で今日の変化を迎えているか?ということ。新時代に向けた新たな幕を開けるのか、単に選挙での国民受けをねらっただけの役人いじめのようなことだったらやはりそれはパンドラの箱、しっぺ返しを食うのは明らかだ。
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2009年11月14日

神奈川県卸売市場審議会会長に就任

l222.jpg 不肖、私おさだ進治はこの度神奈川県卸売市場(おろしうりしじょう)審議会の会長に就任致しました。

 私が大の市場好きなのはこの日記を読んでいる方ならご存知でしょう。仕事に余裕があれば夜明け前から寝床を抜け出して特に海産物市場で旬の魚とセリの雰囲気に浸かるのが趣味。視察などの旅先でも市場さえあれば出かけて行きます。市場にはそのまちの特色そのものが凝縮されているから。

 さて、県内には青果、水産、食肉、花などを扱う4つの中央卸売り市場と31の地方市場があります。ここでは毎日巨大な量の品物が取引されています。私はそれら市場の運営に関する重要な事項について審議する機関のトップになったわけです。

 折りしも食の安全、地産地消、食料自給率の向上などが大切なテーマとなっている今、その流通をつかさどる市場の持つ役割は重大。
 一昨日の審議会では学校給食への地場食材の提供が話題となりましたが・・・
「なんてったってよぉ、2ヶ月も前に栄養士が給食の献立決めてよ、その日にアジだのサバだの決まった量をそろえておけって、そんなことできるわけねえだろ、海にどんな魚が泳いでるか漁に出てみなきゃわからねえんだから。」

 そんな話で審議は2時間・・う〜ん・・こりゃやりがいのある仕事になりそうだぞ。

 ※ 写真は横浜南部中央卸売り市場
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2009年11月11日

言いわけせずにハラをくくって

 松沢知事が沖縄の普天間基地移設に関して米国で発言したことについて、沖縄をはじめ全国から激しい怒りの声が上がっています。新聞等でも大きく取り上げていることですので皆さんもよくご存知のことと思います。

 発言したことの内容は神奈川県民の立場(注1)からすれば悪いものではありません。しかし、問題は自らの置かれている立場(注2)と発言が引き起こすハレーションというものについてまったく配慮の欠けた発言であったこと。しかも他者から問われてとっさに答えたとかいった発言ではなく、講演と言う形の中でのものですからこれは失言のたぐいではなく確信をもって語ったものと理解されてしかるべきでしょう。

 これまで他者のこうした失態については激しく非難してきた松沢知事ですから、今回のことについてはいつまでも釈明に追われていずにしっかりと責任をとるか、または「自らの信念に基づいて語ったんだ。」と、正々堂々と持論を述べるべきだと思います。

 先日行なわれた神奈川県議会の副議長就任祝賀会でのこと。相模原市選出の副議長の地元で来賓のあいさつに立った知事は、この地の抱える米軍基地の問題に触れ、だれが主役かも忘れたかのように延々と演説をぶっていました。主客を忘れた永い話に聞かされている参加者からは苦笑ももれていました。
 こうした姿が、裸の王様ということになるのか?あるいは神奈川のためになりふり構わず働いてくれている知事と受け取られるのかは今後の知事自身の身の振り方次第ではないでしょうか。せめて渉外知事会の会長職を辞して自らの発言の正当性を主張するくらいのハラは持って欲しいものです。

注1・・神奈川県民の立場とは、普天間基地の移転は厚木基地でのNLPを岩国基地に移転することも含めた総合的な米軍再配置計画の一端であり、沖縄で問題が停滞すると厚木基地の騒音問題解決も同時に停滞する恐れがあるということ。

注2・・知事の立場とは、この日米国を訪問したのは全国で基地を抱える14都道府県の知事によって組織される渉外知事会の会長としてのものであり、一神奈川県知事としての立場ではない。ということ。
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2009年11月10日

長幼について

 県議会決算特別委員会での審議が続いています。平成20年度に県行政が使った税金についてチェックするのがこの委員会。審議は4日間、朝の10時半から夕刻まで続きます。委員は原則として席を立つことができません。6時間、7時間と座ったままでいるのはなかなかしんどいこと。全身の血流が停滞して・・・帰りの電車で貧血起こしそうになったり・・・

 さて、民主党の議員諸氏の質問ですが・・相変わらず野党っけが抜けないと言いますか・・いきなり細かな数字や統計を質して職員が答えに詰まると「緊張感がないんだ〜!」「もっと勉強して来い!」なんて野次るのはいかがなものか。審議だから思いのたけを思いっきりぶつけるのは良い。いやもっともっと鋭くやればいい。けれど、ひらばで相手に恥をかかせるような態度は紳士的でない。まして長幼の序ということはどんな時代にも尊ばれなくてはならないと私は思う。それは社会秩序の基本だから。
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2009年11月09日

秋の昇仙峡へ

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 私が政治の世界にデビューしたのが29歳のとき、もう15年も前になります。その当時から地元で私の政治活動を支えてくれた本郷地区の支援者の皆さん(総勢80名)と紅葉の進む秋の昇仙峡へ親睦旅行に行ってまいりました。

 脚下照顧・・政治家として冥利を上げたい思いはついつい、地元より海老名全体、海老名より県下のこと・・と広まるものですが、やはり足元をおろそかにしては明日も無い。
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2009年11月06日

相模湖の汚染は9割県外から

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 決算特別委員会が開催され、私は県下の水道事業を行なう企業庁に対して主に相模湖で発生するアオコの問題について質問に立ちました。

 夏場になると緑色のペンキを撒き散らしたように湖面を染める植物性プランクトンのアオコは生活排水や工業排水などが湖に流れ込むことが発生の主因となります。従って湖周辺への下水道の整備が必要なのですが、相模湖町での下水道普及率は3割程度。残りの未整備部分から生活排水や工業排水が湖に流れ込んでしまっているのが現実。

 しかし、もっと深刻なのは汚染物質の多くを排出しているのは相模湖の上流部、山梨県域であること。私の質問に対して企業庁は汚染物質の9割以上が県外からのものである。と答弁しました。

 県内の問題なら県の努力によって改善できるとこもある。しかし、県外の問題についてどこまで手が出せるか?「地財法」なんていう法律の壁もあり、そこが相模湖浄化のための最大のカベとなりそうです。

注・写真はアオコの参考写真。相模湖のものではありません。
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2009年11月05日

丹沢へ

1104.JPG 環境調査のため丹沢に登ってきました。今回は県が行なっている鹿の管理捕獲についてその現場を視察するのが主な目的。
 写真の通り、この日だけで15頭の鹿がハンターによって捕殺されていました。つらいことですがこれが現実。現在神奈川県では丹沢だけで年間1400〜1500頭の鹿を撃ち殺しています。そうしないと増えすぎてしまった鹿によって自然の生態系が食いつぶされてしまう。もちろん鹿だけが悪いのではないのだが・・・私も何度も丹沢に足を運んだがこれは確かに事実。

 人間の身勝手と言えばその通り、死んで行く鹿たちには申し訳ないことだが、あと数年のうちには丹沢の環境に見合った鹿の固体数まで減ずることができそう。生き残った鹿にとっては生きていくに充分な食料と環境の整った丹沢を実現してあげること。我々にできるのはそういうことしかないのだ。
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2009年11月03日

44回目の誕生日

 44歳になりました。

 40代になったころから大きく変わったことがあります。それは誕生日を迎えるごとに自分の人生をカウントダウンするような心持ちになること。特に、40回目の誕生日が落選中だったこともあってか、30代の頃には考えもしなかった人生の分水嶺に言いえぬ不安を感じたものです。

 なんだか辛気臭い話ですが、44ともなれば、60歳定年とすれば残された時間は16年。社会に出てから今までの時間22年と比較してもその残された時間の少なく感じること、まるで残り2週間の夏休みのよう。

 決して焦りを感じているのではありません。私もこれまでイケイケで来てしまったから、政治スジの人は長田の言動に野心の匂いをかぎ分けようとするかも知れませんが、むしろその逆かな。間違いのないように過ごして行きたいといったような・・・そんな44回目です。
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 今日は空気の冷たさが肌に染みますね。青い空に紅葉と柿の実・・晩秋に誕生日がめぐってくるっていうのは、私のような者に対する天の計らいかもしれません。。


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2009年11月02日

県政報告会

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 今月の県政報告会は国分コミセンにて昨日実施致しました。
・丹沢の自然保護
・神奈川県が進める最先端がん治療
・相鉄線の延伸計画
・国分の史跡逆川前交差点の改良
・受動喫煙防止条例
・圏央道のゆくえ

などなど盛りだくさんの90分でお送り致しました。

追申・それにしても今朝の神奈川新聞一面トップの記事は海老名市民にとってうれしい内容ですね。あの複写機大手のリコーが現在建設中の23階建ての建物に全国の開発関係の要員を集約し、「ものづくりの総本山とする」(社長の弁)とするとか。これによって新たに3,000人以上の社員が海老名にやってくることになるそうだ。
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2009年11月01日

NICUを視察

qAZ^[.JPG 手のひらに収まってしまいそうな小さな命が懸命に燃え続けている。ゴールに着いたばかりの駅伝選手のように大きな呼吸を繰り返して。
 思わず「助かりますか?」と聞いてしまった私に女性医師は「大丈夫ですよ。」と微笑む。

 県立子ども医療センターのNICU(新生児集中治療室)を視察してきました。
 県立子ども医療センター(横浜市)では全国的に不足するNICUに備え、これまでの15床から21床に増設を実施しました。私自身にも経験がありますが、保育器の外から顔を貼り付けるようにして子どもを見つめているお母さんお父さんの様子を見ていると本当に何とかしてこの命を救ってあげたいという気持ちになります。

 このほかこの病院では「積極的アレルギー治療」というものを開始しました。これまでは子どものアレルギーの源となる食物などを見つけ出して食べさせないようにするのが一般的な治療でしたが、この新しい治療では、例えばそばアレルギーの場合、そばの実一粒ずつから始めて、アレルギー反応を見極めながら少しずつ少しずつ量を増やしていき・・・退院する頃には毎食それが食べられるようにするのだとか・・

 視察は決算特別委員会の主催で20年度に投資した主な事業について現地で成果を見るもの。このほか来春完成する湘南大橋の4車線化事業などについて視察してきました。

 
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