2010年06月29日

考えない練習

 最近読んだ本を紹介します。

・1Q84 Book3 村上春樹
 これは言わずと知れたベストセラー

・大地 パールバック
 中学生の頃読んだ大冊を読み返しています。

・考えない練習 小池龍之介
 本屋の平積みの中からタイトルが気になって何気なく手にした一冊。まだ途中ですが、これは良さそうです。どうぞ1分間でいいですから、何も考えないでみてください。


 なかなかできないでしょ。それだけ私達はどうでも良いことを常に考え、その考えの多くはネガティブな思い出や怒りに支配されていることが多いもの。筆者はこれを心のノイズと言います。
 たとえ10秒間でも何も考えないでいるとその時間、私の場合はとても心がリラックスし、周囲の音がよく聞こえます。考えないでいてもどうしても朝聞いたテレビCMの音楽だけが頭の中で再生されていてこれを消すのに苦労したりしますが、練習することでこれができるようになるそうです。下手をすると寝ている間まで“考え”に頭を支配されて、夢を見っぱなしの私ですから、この本を読んで考えない練習・・してみたいと思います。

紹介サイト↓↓
http://www.shogakukan.co.jp/kangaenai/
posted by おさだ at 07:43| Comment(0) | TrackBack(5) | 政治

2010年06月26日

サッカーも大切だけど・・・

 昼飯を食いに寄った洋食屋・・ワイドショーが流すサッカーワールドカップの様子を見ながら初老のおかみさんが「これ見た?」と聞いてくる。いやぁ・・明け方の試合でしょ、とてもとても、と受け流すとおかみさん。「あたし見ちゃったわ、起きて・・・もう今日は寝不足よ・・それにしてもすごいねぇ・・手も使わずに勝っちゃうんだから・・!」

 サッカーもいいが、テレビも新聞もそればかりで、参院選挙に関する報道はついでのように扱いが軽い。これで良いのだろうか?

 まして残念なことにインターネットを使った選挙運動を解禁する法案がろくに審議もされずにお蔵入りしてしまった。最近ではネットで候補者の様子を見て投票を決める人が増えている中でこれは残念だ。あいも変わらず選挙カーから名前を連呼するばかりの広報活動・・今どきこれに反応する人は少ないと思うのだが・・・

 投票率の低下は避けられまい。首相の首をすげ替えて支持率を回復させ、有権者が寝ている間に選挙を終えるのが菅政権の狙いなら、それは不誠実だ。
posted by おさだ at 07:18| Comment(0) | TrackBack(1) | 政治

2010年06月25日

桜木町にて

 参院選の第一声は桜木町の駅前にて

 この選挙は政権選択の選挙ではありません。残念ですが自民党がどんなに勝っても民主党がどんなに負けても衆議院で民主党が多数を占めている限り、政権がかわるわけではありません。

 では、この選挙は何のための選挙か?

 それは野党自民党にしっかりとしたチェック能力を与えて頂けるか否かの選挙であるということ。

 私は子どもの頃「参議院は良識の府」と教わりました。しかし、現状の国会は衆参で多数を占める民主党が強行採決を乱発する独走状態。その結果バラマキ行政を続けるための税収を得ようと消費税10%などという乱暴な話がぶち上げられる。バラマキだけでなく、日教組主導の偏向した法律も労組に都合のよい制度も問答無用で成立するでしょう。

 せめてこの状況を止めて国会を正常な状態に戻すための選挙だとご理解願いたい。

 以上、桜木町の駅前でマイクを握った私の訴えです。

 それにしても小泉jr.の人気はどこへ行ってもすごい。空恐ろしくさえある。彼自身は候補者よりも目立ってはいけないとかなり神経を使っているのが伝わってくる。しかしマイクを向ける記者までもミーハーに見えてくるから・・困ったものだ。
1.jpg
posted by おさだ at 08:30| Comment(0) | TrackBack(0) | 政治

2010年06月24日

鬨(とき)の声あがる

 いよいよ今日から参議院議員選挙が始まります。

 なんともコメントのしようが無いなぁ・・・

 今の自分の正直な気持ちを吐露するならば、「国政の混乱とは一線を置いたところで神奈川や海老名の地方自治に貢献していたい。」

 しかしこの政治の世界で生きていて、そんなキレイごとで済むはずもない。いざ鎌倉!となれば刀を担いで馳せ参じ、気が付けば主戦場のただ中にいる。

 この戦(いくさ)、お公家(くげ)集団(民主党)に城を取られた地侍(自民党)のリベンジマッチといった様相。地侍の意地に期待したいところだが・・
posted by おさだ at 07:51| Comment(0) | TrackBack(0) | 政治

2010年06月21日

どうぞ雀の宿へ

 この週末も杉久保コミセンをお借りして週末トークを実施させていただきました。おかげさまで会議室に入れ切れないほどの人に集まっていただきありがたい限りです。

今週末は
 26日(土)午後3時から 上今泉コミセン
 27日(日)午前10時30分から 中河内苺出荷所

です。是非おいで下さい。

 事務所の体制も強化し、土日も事務所を開いております。

 ただ・・スタッフを雇う人件費があるわけでなく、ボランティアで支援者の方たちに詰めていてもらっています。ですから人手が足りないことも・・そんな時は私が事務所当番。
2.jpg
 何するでもなく事務所に居りますとささやかな発見もあります。実は私の事務所の入り口の軒下にスズメの巣が・・・しかも二つも!親鳥がひっきりなしに子雀に餌を運ぶ様子がサッシ越しに見えます。私がカメラを持って近づくと「チチチチ・・・・」と親鳥が警戒の鳴き声をあげて威嚇してきます。
「また貸しになっちまうけど家賃払ってくれねぇかなぁ・・・」

 そんなわけで事務所は土日も開いています。雀のお宿へどうぞいらしてください。
posted by おさだ at 06:56| Comment(0) | TrackBack(0) | 政治

2010年06月20日

龍馬伝

^~cA.jpg 今日は大谷の真鯨親睦会による田植えが行なわれ、1反6畝の田にもち米の苗が植えられました。みんな楽しそうです・・

 その他宮城県人会、実践倫理更生会、卓球大会、カローリング協会等々・・・出席。

 最近、日曜日の夜は何とかして早く家に帰り、大河ドラマ「龍馬伝」を見るのが楽しみです。
 武田鉄也の勝海舟・・賛否両論あるみたいですけど私は悪くないと思いますよ。知性派な部分を演出するなら若い頃の石坂浩二あたりがはまり役だけれど、あんなふうなガラッパチなところが勝麟太郎の魅力でもある。少なくとも司馬遼太郎の書いた「竜馬がゆく」ではそういう人物像で描かれていましたから・・・それにしても岩崎弥太郎役を演ずる香川照之って役者はたいしたもんだなぁ・・・
posted by おさだ at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 政治

2010年06月18日

私立高校授業料

 先日の神奈川新聞のトップ記事で驚くような記事がでた。
 県は従来から私立高校に通う生徒に対して授業料の補助を行なっているが、このほど国が公立高校の無償化と併せて私学に行なう学費補助に伴い制度を変更する。その結果非課税世帯や低所得者世帯に対する給付が低くなり全国ワースト2だ!という内容であった。

 正直言って私もいきなり寝耳に水の内容。ましてトップ記事ということもあり、昨日は事実関係を確認するために県の学事振興課長氏に面会して内容の説明を受けた。

 とても複雑な制度設計の一部分をとりあげられた話(記事)なのでここで説明するのはムリだが、記事の取材源などから類推して新聞の書き方にもまたムリがあったようだ。しかし今議会の商工労働常任委員会で自民党としてこの問題については議論を尽くすよう同僚の議員に要請した。

 さて、菅総理による突然の消費税10%構想。驚きました。果敢な挑戦にエールを送りたいと思うが、何故に10%なのか、根拠が不明なまま一国のトップがぶち上げる。
 かつて一夜にして辞任に追い込まれた細川総理の姿とダブるものがあります・・

 ついでに「自民党のマニフェストも参考にする。」みたいなことを言ってしまっているが、何よりも民主党の中がこれで持つのだろうか?
posted by おさだ at 07:50| Comment(0) | TrackBack(0) | 政治

2010年06月17日

拉致問題を風化させない

cv.JPG 北朝鮮による日本人拉致問題。ここのところ国政のていたらくもあり、日本と北朝鮮との拉致問題はすっかり没交渉となってしまっている。

 絶対に許せないこの蛮行を主権国家としてただすため、またそのことを地方議会からもしっかりと求めていくため、神奈川県議会には「北朝鮮に拉致された日本人を救う神奈川県議会有志の会」があり私もメンバーとして活動している。

 一昨日この会の主催によって川崎市に在住の横田滋、早紀江夫妻の講演を行なった。あわせて横田めぐみさんの拉致事件を映像化した「アニメめぐみ」の上映会も実施した。横田夫妻は「当時のことを思い出し、あまりにも辛くて見ることはできません。」と上映会は席をはずされた。

 中学二年のかわいい娘がある日突然いなくなる。そのショックや悲しみを想像するだけでも辛いが、更にそれが他の国による拉致だと知ったら、人はどんな気持ちになるのだろう・・・日本政府は17名の人を北朝鮮による拉致被害者と認定しているが、更に多くの人々が拉致被害者である可能性が高いとしている。

 政府はなにをのんびりしているんだ!疲れ切った夫妻の様子を見るにつけ、「時間がない。」と感じる。
 この問題を絶対に風化させてはならない。

 ちなみに「アニメめぐみ」のDVDを私の事務所に所有しています。見たい方には貸し出ししますのでよかったら是非家族の皆さんと一緒に見てください。



posted by おさだ at 08:56| Comment(1) | TrackBack(0) | 政治

2010年06月15日

ものづくりニッポン!

 ニッポン万歳!・・・サッカー日本代表の勝利もうれしいが、惑星探査機「はやぶさ」が地球へ帰還したことの快挙はまさにものづくりニッポンが世界に示した知恵、技術、努力、執念、勤勉・・・そういったものの結晶ではなかろうか。

 7年の歳月、多くの人手、膨大な経費、人類の期待・・そういったものの成果がわずか直径30センチの容器に詰まった砂だと言うのだから、まさに結晶だ。

 苦難の連続・・。遠く手の届かない場所で、ときに漂流したりもした「はやぶさ」の姿はまさに今の日本政治そのものではないか!?
 燃料もれ、通信遮断、行方不明、エンジン停止・・
 しかし難局はいつもニッポンの知恵と工夫と忍耐で乗り切った。予定よりも時間はかかったが、その身を燃やしながらも最後はたどり着くべき場所に着床した。

 管制塔は国民。「はやぶさ」は最後までそれを信頼した。
 政治もまた、そうあるべきだ。
posted by おさだ at 07:54| Comment(1) | TrackBack(0) | 政治

2010年06月14日

悪気は無いのだが・・

 どうもキーボードに向かうと政権批判になってしまう。
 これではいけないなぁ・・と、思います。なんだか自分が小さく思えてしまう。

 国のことは国。自らに与えられた県議という職責、足元に目を移して前向きに行こう。そう思います。

 
posted by おさだ at 06:55| Comment(0) | TrackBack(0) | 政治

2010年06月13日

大きな違い。

 以前、鳩山前総理が沖縄の米海兵隊が抑止力として重要だということを知った・・・と驚くような不見識を口にしたが・・

 新内閣で枝野幹事長が、福祉や医療や失業をなんとかするためには経済を強くして原資を作らなきゃならない、ギリシャになるまで時間が無い。なんて言って、それがニュースになっている。

 そんなこと!中学生だって百年も前から分かっていることでしょ!今さらそんなこと言うならマニフェストを全部書き換えてもう一度総選挙をやるべきだ。

 極めて基本的かつ大づかみな話だが、

 まずは経済を強化して社会保障を充実する。と言ったのは自民党。

 先に社会保障を充実すれば景気が良くなり経済が強化される。といったのが民主党。

 私が言っていることは違いますか?

 順番が違うだけ?ニワトリとタマゴ?まさか!そうではありません。この違いは経済政策上、水と油ほどの違いであり、社会主義と資本主義を分けるほどの違いです。

 それを今更とぼけてスリ替えるのははなはだ卑怯ではないか?

 さもなくば、おそらく役人のレクチャーを受けて気付いたのだろう。日本の大企業が民主党政権に嫌気して海外に拠点を移し始めている事実に!
posted by おさだ at 21:20| Comment(0) | TrackBack(2) | 政治

2010年06月12日

大地

1.jpg 海老名耕地に水がひかれ、田植えの季節到来である。

海老名駅周辺の田んぼを見てお気づきの人もいらっしゃると思いますが、一般的な田んぼのサイズと少し違って細長い形をしています。
 これは古く奈良時代からの条里制のなごりと言われています。条里制、班田収授の法なんて・・そういえば中学生の頃習ったような・・
 都市と水田のマッチした姿が海老名の魅力ですが、市役所前の田んぼがまた大きく埋め立てられています。大型のレストランができるとか・・・見るにつけ、歴史に育まれた耕地がまた一つ侵される様に胸が痛みます。

 話は変わりますが、中学生の頃に読んだ「大地」という小説を今になって読み返しています。文化大革命期の中国を生きる農民の姿をえがいた長編の大作で、作者のパールバックはこの作品でピューリッツァ賞を受賞し、後に女性初のノーベル文学賞を受賞しています。

 今読んでも実に濃くみずみずしい、そして難しい大作を当時中学生の私が何を思いながら読んだのか・・・

 今年も豊年の年でありますように・・

 
posted by おさだ at 07:15| Comment(2) | TrackBack(1) | 政治

2010年06月11日

ポーズに決まってるじゃないか。

 実に茶番な亀井大臣の辞任劇。

民主党は・・本当のことを言うと、選挙前に郵政後戻り法案を通してしまうと国民(マスコミ)の反発が強いから、会期日程を理由にしてなんとか通さずにごまかしたい。なにしろ民主党の身内にもこの法案に反対なのが多くてへたをするとこれを理由にみんなの党あたりに逃げ出すやつが出かねない。

国民新党は・・民主党の考えていることはとってもよくわかるし、連立から離脱する気なんかさらさら無い。でも全国の郵政票をもらうには最大限「法案を通さないと怒るぞ〜!」といってポーズをとることが必要。だいたいああいった輩が威張りだしたときはウラがあるのが政治の常だ。

 そしていかにも悩んだ末と見せかけるための深夜の大臣辞任・・でも後釜はしっかりお身内から。法案をどうするかは選挙が終わってから考えましょ・・・普天間にくらべりゃたいしたことない・・
これが菅政権のホンネだろう。

 どうか考えて欲しい。郵便貯金の補償額だけ引き上げたら国民の皆さんの預貯金は一気に郵貯に流れ込みます。その額は何十兆円、何百兆円という規模。そしてその金で菅政権は国債を買わせて子ども手当てなどのバラマキ政策の財源としようとしている。つまりまた国民の借金が膨らむ仕組みだ。しかも市中銀行などから皆さんの貯金が郵貯に流れてしまえば銀行の資金が不足し、中小企業や住宅ローンへの貸付ができなくなり企業が倒産する。

 まさに日本経済破綻の第一章だ。

 民主党もちゃんと分かっているからこの法案は通さない。ただ、郵政票を獲るためのポーズだってことに郵便局の皆さんも気付いて欲しい。
 自民党に諸葛孔明がいれば、「郵政の後戻り許さず!」と言って小泉純一郎を候補者に担ぎ出すのだろうが・・・
posted by おさだ at 08:46| Comment(0) | TrackBack(1) | 政治

2010年06月09日

日本人の平均年齢45歳!

 社団法人海老名青年会議所が創立30周年を迎え、私もOBとして式典に参加して来ました。
 会員として10周年と20周年を体験した私としてはこの30周年は実に感慨深いものがあります。
 この青年会議所で私は本当に多くのことを学びました。「まちの未来」なんていう実に奇特なテーマで若者が深夜まで熱い議論を交わし、私などは武闘派と言われるようなメンバーでしたから、最後は熱くなってつかみあいの喧嘩になることもちょくちょくあったものです。制御の未熟な青い想いがぶつかり合えばこぶしの交わることもありました。そのくせ人情もあって仲間は大きなイベントを終えたといっては泣き、仲間が卒業するといっては泣き・・・若いって、今思い起こすとほんとにこそばゆいなぁ・・・

 ところが・・・今の現役世代の人たちのドライでスマートな感覚・・感情的にならない、無理はしない、傷つけあわない、ミスもない。そんな感覚を感じるにつけ、世代間のギャップを感じてしまうのもまた事実。まるで愛猫を呼んでいるのに、そっぽを向いてすましていられるときのような寂しさを感じるときが私にはあります。

 戦争が終わったころ日本人の平均年齢は20歳代だったんだそうな・・・私が成人したころは平均30歳代、今私達の国の平均年齢は45歳だそうで、10年後には50歳を超えるとか・・活気が無いのも無理ないのか・・
posted by おさだ at 08:30| Comment(0) | TrackBack(0) | 政治

2010年06月08日

政治的って・・

Tg[N2.jpg 私は赤軍派やアルカイダとは違うんだけど・・・

 皆さんに県政の情報を伝えるために行なっている週末トーク。毎週のことなので会場を確保するのに若干苦労している。
 できるだけ皆さんの身近なところでこまめに行いたいのでコミュニティーセンターでなく、自治会館や公民館をお借りして行なうようにしているが・・・

 しかし、自治会によっては自治会館の利用を断られてしまうケースがあり驚いている。「政治的なことについては利用させないことになっている。」というのがその理由。

 実は今週末の12日土曜日の午後1時から予定していたみずほ団地集会室での週末トークも一旦は予約を了承され、タウンニュースに掲載したものの、その後「お貸しできません。」と丁重に断られてしまった。

 (※みずほ団地自治会役員の皆さんご迷惑をおかけして申し訳ございませんでした。)

 自治会館は自治会の皆さんのものだし、そういう決まりになっているなら仕方の無いこと。しかしなんだか「政治的なこと」というのが、どうも「いけないこと」と言われているようで当事者としては実に悲しい。

 政治的な主義主張を訴えるのではなく、まして選挙のための支持を集めるでもなく、例えば「相鉄線が渋谷までこんなふうに繋がりますよ。」とか、「県立のがんセンターをこんなふうにリニューアルしますよ。」といったことについて伝えているのだが・・・むしろ「政治的だ」という判断で情報にふれる機会が得られない住民の方たちも気の毒だ。

 みずほ団地での報告会は会場を私の事務所に変更して行なうことと致しました。かなり手ぜまですが、事務机を外に出して何とかやってみようと思います。是非おいで下さい。
posted by おさだ at 07:44| Comment(2) | TrackBack(0) | 政治

2010年06月07日

翻弄(ほんろう)される地方自治

 7月の参議院選挙を占う重要選挙といわれた横浜泉区の市会議員補欠選挙は民主党の勝利に終わった。

 次々と人が亡くなる・・・実に数奇な経過をたどる選挙であったが、やはり最後は国政の影響をもろに受けて翻弄される地方選挙となった。

 泉区では、民主党所属の市会議員さんが亡くなり、その欠員一を補充するための補欠選挙が昨日投票された。
 立候補したのは民主、自民、みんなの党の三名の新人、当初は小鳩政権が普天間問題などで国民のヒンシュクを買うなか、民主党の劣勢が伝えられた。

 一方、妙なことが起こっていた。みんなの党から立候補したのはこの選挙区で市会議員を務めている現職自民党議員の息子なのだ。そこには色々な計算があったものと思うが、親子で同じ選挙区から別々の政党から立候補という異例の事態だった・・・・しかも信じられないことにそのみんなの党の候補者の父親(つまり自民の市会議員)が選挙のさなかに病死する。というまさかの展開・・・

 ただでさえ第三局に社会的な関心が集まるなか、親父の急死による弔い合戦という構図を得たみんなの党の候補者が圧勝かと予想されたがそこにまた・・異変が起きる。
 民主党の鳩山総理の辞任だ。いやむしろ悪代官小沢一郎幹事長の辞任といった方がいいか・・これによって意気消沈していた民主が盛り返し・・最後に頭一つ飛び出しての勝利。

 しかし、投票率はわずか32%だった。

 泉区では選挙中に亡くなった自民党議員(みんなの党候補の父)の欠員を補充する選挙がまたしても7月11日に行なわれる・・・
posted by おさだ at 07:49| Comment(0) | TrackBack(0) | 政治

2010年06月06日

道ゆけば

TLcNT.JPG 朝露をふんで道をゆけば、いつの間にやらムラサキツユクサの花が咲いる。

 やり始めると根つめて、箪笥から冬物の背広を出して洗濯屋へ、半そでのワイシャツにはアイロンを当てなおしました。

 水の来るのが遅い海老名耕地もようよくうるおい、地中から追い出された小動物にシジュウカラが目移りしたように飛び回る。

 内閣が代わったとか、政の世事もまた季節の移り変わりのようなもの。

 ムラサキツユクサの花が下から少しずつ上をめざし、天辺の花が咲くと梅雨が終えるのだそうだ。
posted by おさだ at 09:12| Comment(0) | TrackBack(0) | 政治

2010年06月04日

今週の週末トーク

 今週の週末トークは・・

日時 6月5日(土)午前10時30分より
場所 河原口自治会館

今回は河原口が会場ですので、相模川に関する環境保全の話や圏央道の今後の開通予定などを中心にお話させて頂きたいと思っています。
 是非おいで下さい。

posted by おさだ at 06:19| Comment(0) | TrackBack(0) | 政治

2010年06月03日

団結を!

 思えばあれからまだ2年くらいか・・・自民党の福田総理と民主党の小沢幹事長が大同団結しようと話し合ったことがあった。密事が露見したとき小沢氏はこう言った。「今の民主党は未熟でまだまだ政権は担えない。」と。

 自民党もそうだが、もう首相の逃げ出しや首のすげ替えは懲り懲りだ。これじゃ・・みっともなくて国際社会で諸外国と対等な付き合いもできない。

 本当に腰の据わったブレない政権を作るために党派を超えて志ある者が“今わが国が何をしなければならないか”という基本政策のもとに団結して欲しいと心から願わずにいられない。

 今日本の政治がなすべき課題は、

・国家成長戦略(経済)
・財政の再建(財政)
・日米同盟の強化と対中プレゼンスの充実(外交)


 そういう国家の基本をないがしろにして、やれ子ども手当てだの農家補償だのと甘やかしいことを言って偽装する。そういうことは私たち自治体に任せて国の運営に専念しなさい。と国の政治家には言いたい。従って四つめの重要課題が

・道州制、地方政府の樹立(内政)

 思うように行かなきゃすぐにイライラするという、イラ菅に首をすげ替えただけでそれができるとは到底思えない。
posted by おさだ at 07:55| Comment(0) | TrackBack(0) | 政治

2010年06月02日

本当にこれで良いのか?

 郵政改革の後戻り法案がわずか6時間の審議で強行採決され、郵政事業に対する国家の関与が強まり、民間の資本を圧迫することとなった。民主党にも良識ある政治家はいるはずだが、国民新党との連立維持を優先。尻尾が犬を振り回すような異常な事態のなかでこの国の未来が強行的に決められている。

 本当にこれで良いのか? 良いはずがない。

 いよいよ子ども手当ての支給が始まったとニュースが流す。様々な業界でこの特需を当て込んだ商戦が始まったとも・・・いったいこの財源はどこから持ってくるのか?結局借金をして将来この子供達がツケを払わされるだけのことじゃないか。こんなことをしていたら間違いなくこの国は破綻してしまう。
 神奈川の松沢知事はこの法律を憲法違反だとしてこれから裁判にかける。

 本当にこれで良いのか? 良いはずがない。

 社民党が連立政権から離脱した。もとより異質なものの取り合わせだから離別は当然の帰結だが、あわせて国土交通副大臣であった辻元清美氏も副大臣を辞職した。涙を流す彼女の様子をカメラは追うが・・この人ばかりは女の涙っていうのが実にうさん臭く思えてしまう。泣きながら何を言うかと思えば「国土交通省なんて利権の巣窟かと思うじゃないですか、フツー・・でも入ってみたらぜんぜんそんなことなくてみんな仲間で楽しかった。」って・・・ほんとにふざけたこと言うなよ!だったら今まで野党時代にさんざん政府をコケにしてきた発言を全て撤回して謝罪すべきだろう。こんなに公務員をバカにした話は無いぜ。

 本当にこれで良いのか? 良いはずがない。

 一日も早くこのお粗末な政権をつぶさなければこの国は本当に破滅してしまう。
posted by おさだ at 07:38| Comment(0) | TrackBack(1) | 政治