2010年07月31日

子宮頸がんワクチン

 最近ではがんという病気が人から人へ感染することが分かってきました。子宮頸がんがそうです。これは男性と女性の性交渉によって感染するがんです。

 そして、これを予防できるワクチンが開発されていることから、このワクチンを女の子ども達に接種しようという運動が活発化しています。一昨日閉会された神奈川県議会でもその法制化を国に求める意見書が自民党、公明党などの共同で提出され可決されました。

 しかし、これについては自民党内でも賛否についての議論があった。実はこのワクチンについては相当な誤解がある。というのが反対派の意見。

誤解・・・

その1・ワクチンを打てば子宮頸がんにはならない。と思っている人が多いこと。製薬会社の見解では子宮頸がんの発症を60%程度減ずることができる。というのが現実だそうだ。

その2・一度打てば一生効くと思っている人も多いこと。やはりこれも5〜6年程度の効き目しか無いそうだ。

 ワクチン接種を求める側は11歳から14歳までの女の子にこれを集団接種しようとしているが、この年齢の子に、こうした「性交渉」を前提としたワクチンを接種することにモラル的な面から間違っていると指摘する人たちも多い。しかも子宮頸がんの発症率は1万人に一人の割合だという。

 国民の生命を守ろうという議論に上限は無い。命の危機にさらされるがんという病気を事前に防ぐことができるならしよう。という意見に真っ向から反対することはできない。しかし、確かにモラルという面での議論はもっと尽くされるべきであると感じている。
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2010年07月30日

お湿り

「よいお湿(しめ)りですね。」

 なんていう挨拶がかわされそうな雨も二日目。ギンギンに熱くなって乾いてしまった日本列島が冷まされるような・・まさに慈雨ですね・・高校野球の神奈川県予選決勝はとんだ水入りですが。

 そうそう、最近テレビニュースなどで「海老名で35℃を観測」なんて流れることが多いので「海老名って暑いところなんですねぇ。」なんて言われることがあります。

 実は海老名が暑いわけではなくて、たまたま海老名の上今泉にある県立産業技術センターの敷地内に気象庁が設置した観測施設があるため、「海老名で・・・」という報道がされるだけのことなのです。

 涼しくなればなったでまた体調を崩したりしやすいもの。どうぞご自愛下さい。        平成22年盛夏
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 追申・・知人の誘いで真鶴の貴船祭りを見学してきました。小さな漁師町の風情のある、派手すぎず厳かな、本当にすばらしい祭りでした。クライマックスは丘の上に建つ神社まで80段もある急な石段を神輿を担いだ男達が駆け上がる行事。まさに勇壮そのもの。
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2010年07月26日

イベントの季節

100724_130030.jpg 今週末も中央三丁目地区で週末トークを実施したほか、海老名風鈴市、えびな市民まつりなどなど多彩なイベントが各地で開催されました。

 私も欠かさず各地へ出向いて行くわけですが、やっぱりこれから戦う相手の姿が見えたってのは大きいですね。こちらも、それから私を支援してくれる人たちも張り合いが違う。熱い夏になるなぁ!

 今週の週末トークは東柏ヶ谷六丁目自治会館で午前10時30分から行います。是非おいで下さい。
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2010年07月23日

不適正経理問題

 県議会、今年の私は総務政策常任委員会に所属している。8つある常任委員会の筆頭委員会だが・・今、あきれてものが言えない神奈川県の不適正経理問題もこの委員会が所管している。

 一昨日の委員会では新たな調査でまたぞろ3億円近い不適正な経理処理が発覚し、幹部職員一同が謝罪した。取材のために新聞各社とNHKのカメラが委員会室に入っていたが、昼休みにざるそばをすすりながらテレビをつけると早速委員会の風景が映されている。
 早速メールが2,3通飛び込んできて「お前映ってた!」って、こんなことでテレビに映るのは少しもうれしくない!

 私の質問は現在も継続中。今日は子ども手当てについて、地方自治体に一方的に負担を押し付けた国と戦おうとしている神奈川県の方針について・・言わば「徹底的に戦え!」という趣旨で論議をさせて頂く予定。
 では、行って来ます。
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2010年07月21日

選挙の相手が決まる

 フーッ と一つ大きなため息を吐き出してみる。
 腹の底から沸き立つような何か温度を持ったものが頭のてっぺんへ駆け上っていく感覚がある。

 来年4月に行なわれる統一地方選挙。私が二期目への出馬を計画する県議選の海老名市選挙区は一人区だが、その選挙で戦う相手が決まったそうだ。

 民主党公認の30代の女性

 地元の人ではないようなので分かっている情報はこの程度だが、大変な脅威を感じている。

 これまで無かったこと・・・戦うべき相手の姿が像を結ぶ。目を閉じて相手の息遣いを感じてみようと試みる。

 これまでやみくもに、何にでも臆せず、挑戦する日々を送ってきたが、今回は初めて挑戦される側に立つ。
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2010年07月16日

自民党は負けたという事実

 熱い夏の戦いとなった参院選。自民党は改選第一党となって勝利したような、あるいは民主党の大敗といったことになっているが・・・決してそんなことは無い

 全国の地方区で獲得した両党の票を合計すると
 自民党19,496,083票
 民主党22,756,000票

 比例区では
 自民党14,071,671票
 民主党18,450,141票

 となる。当選議員の数では自民党が勝ったが、それは民主党の選挙戦略の誤りであり、票の獲得総数では明らかに民主党が勝利している。つまり自民党の方は“負けた”のだし、決して勝ったような気になって浮かれてはならない。
 自民党が負けたのはなぜか?それはまだまだ国民から期待されるような政党に生まれ変わってないからであり、これまでの長い国家運営の結果大きな負債を残し、閉塞的な時代状況をつくってしまったことへの批判が国民の間に根強いからに違いない。そして同時に民主党政権になった今も国民の意識の底にある“与党”は自民党なのだ。

 自民、民主両党とも消費税論議から逃げないで欲しい。消費税を上げた分で毎年1兆円ずつ増え続ける社会保障費を賄うと言うが、これは高齢化社会が深刻化する一定の期間に限られたもの。私達が大体いくらの負担を大体いつまで続ければこの状況が落ち着き、そして借金の額を減らし始めることができるのか、そういうことを分かりやすく国民に示す必要がある。

 何度も言うが、国家は政党のためにあるのではない。この国を根本から体質改善することが求められている今、自民党だ民主党だと意地を張り合っている場合ではない。
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2010年07月13日

特徴

 今回の参院選の結果を見ていて一つ感じる特徴は、いわゆるタレント候補の大半が落選したこと。

 実に痛快・・・です。率直に言って。(言い過ぎかな・・)

 落選された方に対してはお気の毒に思うが、それを利用しようとした政治屋には「もういいかげんにこんなことはやめなさい。」と言いたい。有権者はすでにそんなことで踊らされはしない。むしろヒンシュクを買うばかりだ。

 それと、女性候補というのもまたアドバンテージ(有利点)は付かなくなっいる気がする。マドンナ候補なんて言葉があったのが懐かしくさえ感じられる。昔マドンナ・・今どんな?なんて・・(・・。)ゞ そもそも性差を売りにすること自体好ましいことではなかった。

 それにしても海老名市民の投票率の高さには前回に引き続き感心させられます。良いことですし、これほど政治家を緊張させる作用は無いと思います。
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2010年07月12日

国敗れて山河あり

 参議院選挙が終わりました。最後まで不安だった開票結果も、自民党やみんなの党など野党側の躍進で多数が逆転、ばらまき政策で国を破綻させかねない民主党政権にストップをかけられる野党勢力を頂けたことは大変良かったと思っています。

 勝っても負けても、選挙が終わった翌日、憂鬱な気持ちにさいなまれるのはいつものことの私だが・・・今回の選挙、今の国政、いったいだれが勝者でだれが幸福なのか?戦いが終わっても何か釈然としない寂寥感に見舞われる今朝だ・・・

 結局、日本政治の無力をさらけ出しただけの選挙だったのではないか?何のための政権交代だったのか?沖縄はすっかり忘れられ、消費税と財政再建はタブーとなり、外国人地方参政権はさらしものに・・・ただ引っ掻き回しただけのことだったんじゃないのか。

 子どもの頃、自分なりに正しいと思って憎い相手と喧嘩になったことがある。つかみ合ってやっつけて、哀れな相手の泣き顔を見てたら途端に怖くて寂しくなって家に逃げ帰って布団をかぶって震えていたことがある。怖かったのは相手の仕返しか?大人から叱られることか?いや、もっともっと根源的な恐怖だったように思う。
「お前何やった?」といぶかる。しわくちゃのトクホン臭いばあちゃんにさえしがみつきたくなるような恐怖だった。

 すみません。なぜか選挙の翌朝は憂鬱なんです。
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2010年07月10日

いよいよ大詰め

 昨日も一日参院選の候補者事務所に詰めてマスコミの取材対応などをしたが、ブンヤさんたちもやはり終盤の選挙情勢を読みあぐねているらしい。

 未熟な民主党政権に国民がノーを突きつけるのか?
 自民党が復権するのか?
 それとも第三局が躍進するのか?
 いやいや有権者は寝てしまうのか?
 意外と民主党政権に温かい結果が示されるのか?

 おそらく選挙後の国政は政党の分裂や議員の離合集散といった波乱含みの展開となるのではないか?これはブンヤさんも私もわりと一致する見方。
 一つ言いたいのは、政治は政党のためにあるのではない。ということ。だから意地やプライドだけの国会運営で国民を忘れるのはやめてほしい。ということ。さらに付け足すなら、その政党について時の人気、不人気や選挙区事情で渡り歩くような政治屋は信用ならないということ。これもまたブンヤさんと意見が一致したことの一つ。(めずらしいなぁ・・・)

 まぁ、机の上で理屈をこねていても仕方ない。民主党政権のバラマキとそれによる国家の破綻をとにかくくい止めなければならない。今日一日小さな声だが、大にして訴えたい。 
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2010年07月06日

演説の風景

 駅頭で演説する様子をプロのカメラマンが写してくれました。
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 シンガーソングライターのさだまさしさんは、コンサートで歌を歌っている最中に新しい歌のメロディーや歌詞が頭に浮かぶときがあるそうです。まさにお客さんの前で歌っているそのさなかに別な曲を作曲してしまうのだそうだ。きっと才能と集中力が完全に昇華している状態なのだと思います。

 私も・・・なんて言ったらはなはだ思い上がった話ですが、こうして演説をしながら実は結構しっかり周囲の様子が見えています。あっ今このフレーズにあの人の視線がこちらに向いた。とか、うつむいて歩き続けるその人の怒りを感じ取ったり・・・

 こうしながら・・来春の選挙に向けて、自分自身の主張が着実に形作られていきます。
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2010年07月05日

地殻変動か・・

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この写真・・何の様子を写したものだと思いますか?

参院選で県内各地を駆け回る日々、昨日は横浜都筑区のセンター南駅、新百合ヶ丘・・と移動しながらの街頭遊説。冒頭の写真はセンター南駅前に集まって下さった聴衆の皆さん。

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自民党の選挙に地殻変動でも起きているのか?こんなに人が集まってくれるなんて。昨年の衆院選なら人が集まるどころかペットボトルの2,3本も飛んできたものだが・・・

新百合ヶ丘でも・・・
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この通り駅前デッキの上が通行マヒになるほど。

選挙の結果に結びつくのかどうかは未知数ながら、これほどまでに激しい浮沈を肌身に感じれば、うれしくもあり、恐ろしくもあり。
なんと民々の移り気なことか。
なんと政治の浮薄なことか。
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2010年07月04日

淡々と

 世の中を良くするためにも、選挙で選ばれるためにも、日常から市民の皆さんと対話し、より厳しい批判に耐える努力が無くてはならない。

 昨日の週末トークは中野自治会館で実施致しました。(参加者約30名)相模川に面した地域ですので相模川を始めとする河川管理の問題や厚木との間に架かるはずの新橋(相模大堰上部)のことなどについて話をさせて頂きました。もちろん神奈川が進める世界最先端のがん治療体制の話や犯罪防止のとこなどについても・・・
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 写真は先週行なった中河内地区での様子。会場はこの地域らしさを出して苺の出荷所にて。倉庫の中に入ってしまうと暑苦しいと言うので、広い軒下をお借りして青空報告会となりました。(参加者7名)通りがかりの人の飛び入り参加もあったりして気持ちよくノリノリでしゃべらせて頂きました。
 来週は参議院選挙の投票日となりますのでお休みさせて頂きます。したがって次回の開催は、7月17日(土)午後6時から・望地地区自治会館にて行います。
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2010年07月01日

選挙はPK戦じゃ意味が無い。

 サッカーワールドカップで惜しくも敗れたニッポン代表。よく頑張ってくれました。PK戦での敗退は悔やみきれませんが、ここは気持ちを入れ替えて7月11日の参議院議員選挙に向けて国民の皆さん頑張りましょう!

 選挙の状況は自民、民主ともにニッポンVSパラグアイのような一進一退の攻防が続いています。
 積極的にしかけて行って相手の焦りを誘い、ゴール前でファウルを取ってフリーキックのセットプレーに持ち込みたい自民党ですが・・・
 対する民主党もかつての攻撃的な姿勢は息を潜め、無難な言動が目立ちます。控えの小沢選手が出てきてくれると自民党としてはやりやすいのですが、今はベンチでイライラする監督のやり方にケチをつける姿しか見られません。
 
 自民党よ、ハーフタイムも終わった。いよいよ後半45分の笛が鳴る。相手の敵失など待っていないでバックの選手も前陣に上げ、控えの選手も一体となっての総力戦を挑め!ウィーポイントは必ず見つかる、耳を澄ませばきっと国民が教えてくれる。

 民主党よ!あなた達が最近は自民党とどう違うのか?分からなくなるときがある。センターラインを挟んで戦うからサッカーも競技になる。今のようでは選択のしようが無い。

 選挙を時の運で決まるPK戦のような試合にしてはいけないんだ!
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