2010年07月16日

自民党は負けたという事実

 熱い夏の戦いとなった参院選。自民党は改選第一党となって勝利したような、あるいは民主党の大敗といったことになっているが・・・決してそんなことは無い

 全国の地方区で獲得した両党の票を合計すると
 自民党19,496,083票
 民主党22,756,000票

 比例区では
 自民党14,071,671票
 民主党18,450,141票

 となる。当選議員の数では自民党が勝ったが、それは民主党の選挙戦略の誤りであり、票の獲得総数では明らかに民主党が勝利している。つまり自民党の方は“負けた”のだし、決して勝ったような気になって浮かれてはならない。
 自民党が負けたのはなぜか?それはまだまだ国民から期待されるような政党に生まれ変わってないからであり、これまでの長い国家運営の結果大きな負債を残し、閉塞的な時代状況をつくってしまったことへの批判が国民の間に根強いからに違いない。そして同時に民主党政権になった今も国民の意識の底にある“与党”は自民党なのだ。

 自民、民主両党とも消費税論議から逃げないで欲しい。消費税を上げた分で毎年1兆円ずつ増え続ける社会保障費を賄うと言うが、これは高齢化社会が深刻化する一定の期間に限られたもの。私達が大体いくらの負担を大体いつまで続ければこの状況が落ち着き、そして借金の額を減らし始めることができるのか、そういうことを分かりやすく国民に示す必要がある。

 何度も言うが、国家は政党のためにあるのではない。この国を根本から体質改善することが求められている今、自民党だ民主党だと意地を張り合っている場合ではない。
posted by おさだ at 07:28| Comment(0) | TrackBack(1) | 政治