2010年10月24日

一つのプロセスと考えたら・・

 中学生の頃トレーナーを裏返しに着て、サンダル履きで授業をする先生は語ってくれた。学生時代ひと月500円しかないお金でいかに生活したか・・。パン屋でバイトし、食パンの耳をもらって、下宿のおばちゃんから味噌汁の残りをもらい、家族と同居する友達の家を泊まり歩き・・・・

 そんな話に私は夢中に耳を傾け、「大学生になりたい。」と強烈に思い、先生の言う学生運動というものに参加してみたいと思ったもの。

 今でもその先生が口ずさんだフォークソングが大好きで、私の風呂場の定番だ。中でも好きなのが、かぐや姫の「赤ちょうちん」。

 今日も中国の各地で反日デモが行なわれたとニュースが報じている。実にいまいましい出来事ではあるが、批判を恐れず書いてみれば、日本人が「いつか来た道」って考えてみたらどうだろう?

 聞けばデモに参加する人の多くは蟻族という、大学を出たけど就職先もなく、あるいは低賃金で働いている若者で、小さなアパートで何人も暮らしているような人達だという・・・かつて安保反対を訴え、四畳半ソングを歌ったころの日本人と似てはいないか?
 意味なんてわからないけど、群集にまぎれていっちょまえにデモって催涙ガスと水でグチョグチョの顔で怒って見せて、それが今となっては青春の一ページ・・そんな団塊の世代の方には分かってもらえるのではないか?

 いやいや、だからって今の日中関係をこれでいいと言ってるわけではないし、今の経済大国で軍事大国、そして民主化されない一党独裁政権の中国と昭和のよき日本では環境がまったく違うことも分かっているのだけれど・・・どうしてもこのニュースを見ていると日本も“いつか来た道”と、そんな気がするのです。
 
posted by おさだ at 19:22| Comment(2) | TrackBack(0) | 日々雑感