ときに世論はヒステリックな反応を示すものだと思いますが、今回の茨城県議選では予想通りの民主惨敗に。
24人の候補者を立てて18人が落選するという政権政党としてはありえないような負け方です。ひと月ほど前に行なわれた千葉の松戸市議選でも11人の民主候補のうち9人が落選していることを考え併せれば、この傾向は局地的なものではないようです。
単純に来春に迫った自分の選挙だけを考えてコメントすれば「このままの状況が続いて欲しい。」の一言に尽きるわけですが、反面、このように国政の状況次第で地方の政治が翻弄(ほんろう)されるようなことはゴメンだ。という思いもまた強いのが事実です。
出元不明のこぼれ話ですが、自民党のあるベテラン議員のところへやってきた民主党の若手議員が「本当は自民党から出たかったんです。」とグチをこぼして行ったとか・・・
世論がこんなふうに流れ始めるとさっそく政党を渡り歩こうとする政治家が出てくるので皆さんには見ていて欲しいと思います。信念もなにもありゃしない軽薄な様が・・。
世論が流されやすいのは世の常、しかし政治家が率先してそれをやるようだからこの国の政治は腰が据わらないんだと私は思います。