2011年06月30日

悪臭

 藤沢市が海老名市との境に建設した家畜のフンを堆肥化する施設「有機質資源再生センター」から発生する悪臭がここのところ特に激しい。私の家も昨夜などはとても窓を開けられない状態で、それでも換気扇を通じて臭いが侵入してくる状態。節電ともあいまって周辺住民は大変な思いをしている。

 今日改めて県の大気水質課を通じて藤沢市に事態の改善を求める。

 個人的には怒り心頭だが・・それは一旦治めて、公人として藤沢市に抗議する。
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2011年06月29日

涼を求めて

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 わが家の私の部屋にはエアコンがありません。

 なのでこの季節こうしてPCに向き合って日記を書くのもかなり過酷な状況になります。

 そこで、部屋の片隅に金魚鉢を置いてみました。

 流金が二匹と出目金が一匹。


 エアコンの設定温度を27℃にしている県議会本会議。今日は一般質問の二日目。半日座りっきりでいると背中やお尻にあせもが吹き出しそうです。もっとも質問に登壇する新人議員は緊張の冷や汗をいっぱいかいてるんだろうけれど。

 先日の代表質問で県有施設の全ての照明をLEDに替えると言った知事。しかし昨日の答弁では・・県庁の本庁庁舎だけで蛍光灯が1万8千本。LED電灯は一本あたり1万2千円くらするので2億円以上の予算が必要なのでリースも含めて慎重に検討する。と、トーンダウン。そもそも本庁庁舎だけでなくて全ての県有施設と我々は言ったのだから本数は何百万本にもなるだろうし予算も何百億円かになるはず・・・だから知事が口ぐせに言う「圧倒的なスピード」は要らないから計画的に交換を進めて欲しいと私は主張している。

 電力不足は今年だけの話では無いのだ。
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2011年06月28日

アタマを冷やせ!

「今年は我々日本人がこれまで経験したことの無い夏になる。」

「なにそれ。」

「節電の夏だ。」

「あぁ・・そうですね。」

「ついては私が議会に行ってる間も極力エアコンを使っちゃいかん。」

「えぇ゛・・・そ、そうですか・・」

「いや、その絶対にいけないってわけではなく、極力ということだ。」

「はい・・わかりました。」

「ついては、扇風機を買ってきなさい。」

「はい〜。」

 他愛も無い、我が事務所での私と事務員の会話であった。早速買い物に出かけた事務員だが、近所のコジマ電器に行っても島忠ホームセンターへ行っても扇風機が売り切れだったという。しかも品物が無くなった棚には「扇風機は一家庭一台とさせて頂きます。」という張り紙も。

 これも震災特需というやつに含まれるのか・・それだけ節電を考えてくれている人が多いと思えば嬉しいが、張り紙から想像するに、一人で何台も買い占めるようなことが起きているなら困ったこと。わが事務所の扇風機購入はしばらく様子をみることにしよう。

 しかしそれはそうとして、またしても国会のゴタゴタにはもう怒る気も失せる。自民党の中から一人抜け出して政府に入るヤツがいるという。去年自民党から国会議員になったばかりの議員がポイと離党届けを出して民主党政権に入る。その軽薄さにあきれて言葉も出ない。まして、当の民主党からもこの人事に対して一斉に反発の声があがっており、国対委員長が「そんなこと知らん。」と怒りをあらわにする・・・。「こんなことしてたら与野党うまくいくはずない。」と。

 今がどんなときだか本当に分かっているのか?!震災ばかりでなく中国で日本の新幹線が模倣され、佐賀など各地で原発が稼動できなくなり、諫早の干拓問題その他諸々・・政府の人間こそ扇風機を買って頭を冷やせ!
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2011年06月27日

黒岩さんに賭けてみるのも悪くない

 昨日、黒岩知事の呼びかけによりソフトバンクの孫社長や東大の前総長氏らが結集して「太陽経済かながわ会議」が横浜の地で開催された。原発事故を機にソーラー発電によるクリーンエネルギーを推進しようとする目的の会。

 神奈川県内に4年以内に200万戸分のソーラーを設置するという黒岩知事の政策はあまりにも困難なテーマだが、私は最近「黒岩さんの夢に賭けてみたいな・・。」という気がしてきている。
 200万という数字はともかくも、ソーラー発電を充実してその分原発やCO2を出す火力発電をやめて行こうという方向性は正しい。目先のことで揚げ足をとったり、制度の欠点を指摘したり、ソフトバンクとの癒着だといぶかったり・・そういう発想はこの際捨てて黒岩知事の思うようにやらせてみたい。と、そう思い始めている。

 やろうとしていることをシンプルに考えてみる。

 ソーラーを自宅につけた人が設置のためのお金を出さなくて済むようにだれかが代わりに設置費用を出す。 → 発電した電気を高いお金で東電に売る、そのお金で設置費用を10年〜15年くらいで回収する。 → ソーラーを付けた人は発電した電気は全部東電に売ってしまうため生活のための電気は今まで通り東電から買う。 → でもソーラーを付けた人は最初の設置費用が回収された時点から電気の売り上げを自分のものにできる。 → 一方高い金額で電気を買った東電は今まで通り安いお金で国民に電気を売る。 → 当然東電は損をする。 → だから東電が売る電気の代金は少しずつ値上げしていく。 → ソーラーを付けた人は得をして、付けない人は料金が上がる分だけ損をする。 → だからみんな急いでソーラーを付けるようになる。 → 多くの人がソーラーを付けるためソーラー発電の装置は大量生産され価格が安くなる。 → ソーラー設置が進む。 → 今日本中で農業の耕作が放棄され、荒れている田畑の10%の面積を利用すればソーラーによって原発と同等分の発電が可能だと言う。

 まぁざっと思い描いているものはこんな感じになるが、問題はそれを実現するための政策が実現できるか?例えば設置費用を設置者に代わって肩代わりするのはだれか?ファンドなどの民間にできるか? あるいは東電に高い金額でソーラー電気を全量買い取らせる法律が実現するか?などなど。

 やってできないことはない。戦後の焼け野原からアジアの奇跡と呼ばれる発展を遂げた私たち日本が、再び環境大国として世界をリードする日を望んでやまない。そのとき、宇宙から見た日本の国はきっとキラキラと輝いて見えることだろう。
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2011年06月25日

カミキリ虫

 我が家の庭(かなり荒れ放題ですが・・)に出てみれば、花をつけたアジサイの葉に色鮮やかなカミキリ虫が一匹。

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 お前、最近害虫なんだってなぁ・・・

 それにしてもホタルやカブトムシばっかり大切にされちゃ、たまんねぇよなぁ。昆虫差別だ。

 なんて、具にもつかない会話をしながらしばらく弄(もてあそ)んでやり、また葉に戻しました。

 ただそれだけですが・・。
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2011年06月24日

雑感

 昨日は代表質問二日目、みんなの党と公明党が質問に立つ。

 些細なことで質問ルールを踏み外し、みんなの党の質問は腰砕けに。
 議会は言論の場、枝葉末節のことよりも中身で勝負したいところ。細かなことなど大目に見てやりゃいいと思うが・・・。
 そういえばこの暑さ、議場に扇子を持ち込んだ議員が「それは武器になる可能性があるから持込禁止になっている。」と指摘されていたが・・・これもなんとも形式的な話。武器にすべきは・・・・もうこの話はやめよう。

 先日、家路の途中火災に遭遇しました。台所の火の不始末で戸建ての家が半焼してしまいましたが、こんな梅雨時でも火災は起きます。皆さんご用心ください。
火事.JPG
 ウィンブルドンでの伊達公子の活躍には本当に心励まされる思いがしました。まるでK−1選手のように大きな体躯の元チャンピオンに最終セットタイブレークまで持ち込む大健闘。英国の新聞は彼女を貴婦人と称して絶賛したとか。
http://sankei.jp.msn.com/sports/topics/sports-14664-t1.htm

 今日は代表質問も三日目。これから出かけてきます。

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2011年06月23日

デビュー

 昨日県議会本会議開会。黒岩知事は自民党と民主党の代表質問に答え、県政の言論の場にデビューした。

 熱く語ってくれたものの、内容は抽象的だったというのが率直な感想。「県民の目指す方向を指し示すのが知事の仕事。」と言うものの「いのち輝くマグネット神奈川」という知事のスローガンは何を意味しますか?」という問いには「それは県民みんなで考える・・・。」と。
 
 しかし、今はそのことを攻めるつもりはない。3月の中旬になって急きょ知事選出馬が持ち上がった黒岩さんに、今の時点で県政の実情が分からないのはまったくもって無理も無いので、これから色々な見識を深めてもらい、秋から始まる来年度予算の編成に向かってくれればいい。下手にこうです、ああです、と自らの言質にタガをはめてしまえば政策の足かせを作るだけ。

 ただ、県有施設の全てにLED照明を設置して節電を図るべきだ。と求めた自民党の質問に対して「やります!」と即答した知事の意気込みは立派。
 でもその瞬間背後の幹部職員の顔色が変わったのを私は見逃さない。おそらく想定外の踏み込みだったのだろう・・・金額のはるLED照明を全県有施設へとなればその費用はかなりのものになる。何億円かかるのか?定かでないがおそらく昨夜あたり担当部局は対応に追われたことだろう。

 たかがLEDくらいのこと、知事の一言ですぐさま動かなければ政治のダイナミズムなんてどこにあるの?という見方が一つ。

 知事が本会議で言ったわずか数秒の一言で億単位の予算が動くことへの慎重な見方が一つ。

 酒は大好きです。という知事。昨夜の酒が甘かったか、苦かったか知る由も無いが、議会と言うものとの付き合いはまだまだこれからだ。
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2011年06月21日

秒速50センチメートル

 先日、本郷地域で蛍(ホタル)の鑑賞会が行なわれました。夕暮れの水田で200匹のホタルが子ども達に配られ、翠色に光る昆虫に歓声をあげながら子ども達は思い思いにそれを放っていました。

 このホタルが無風の中でスーっと飛ぶスピードが秒速50センチメートルなんだとか。
 ものが移動するこの秒速50センチメートルという速度が私たち日本人の感性をくすぐる。と、私が好きな歌手さだまさしさんは言います。

 他にも風の無い静かな雪の振る日。ボタン雪の舞い降りる速度も秒速50センチメートル。
 桜の花びらが舞い落ちる速度も秒速50センチメートルだとか。

議会集合写真.jpg
 梅雨の晴れ間。昨日は黒岩知事も同席して県議会議員全員による写真撮影が行なわれました。
 知事さんの口ぐせは、圧倒的なスピード感。今日は知事がそのスピード感で進めようとしているソーラー発電について有識者が集まって普及制度の骨格を発表するそうです。知事の選挙中の語りかけによって県民の多くが「無料で太陽光発電の装置がわが家に付けられる。」と思っている中、示される案はいかなるものか・・・。

 いつの日か、イベントを催さずともホタルの光が舞い飛ぶ国になって欲しい。圧倒的なスピードでなくともいいから一歩一歩そこに近づける施策を県民に示したい。
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2011年06月20日

開会

 今日から神奈川県議会6月定例会が召集され、7月14日までの審議が続きます。

 被災地の友人は言います。
「もう支援物資は充分だ。」・・「むしろ冬物衣料や食えない食料の保管や廃棄に困っている。」・・「被災地も近所にはスーパーやコンビニが営業していて金があれば必要なものは買える。」・・「多額の義援金が集まっていると聞くがまだ被災者の手に届かない金がたくさんあると聞く。」・・「どうなってんだ?」

 後手後手に回る政府の対応には憤りがこみ上げる。義援金を早期に被災者に届けるよう神奈川県議会から政府に意見書を提出する準備を進めているが、その意見書にどれほどの効果が期待できるのか、実に虚しい。
 ガレキの撤去もガレキを仮置きして分別する場所が無ければ作業は進まない。用地を提供したいという企業などもあるらしいが政府の対応が遅れている。ボランティアの人たちにできることは限界がある。重機を扱う作業を請け負う業者とも話が進んでいないという。本当に何をやっているんだ!
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2011年06月18日

明月院の紫陽花(あじさい)

 昨日の自民党政務調査会。22日の代表質問に向けて午後から原稿の最終読み合わせを行ない3時に終了。

 さて、早上がりの午後・・小ぬか雨を見上げながら、もう紫陽花(あじさい)の時期も仕舞いかな・・と思い立ったら電車に乗っていました。 いざ鎌倉、明月院。その気になれば横浜から25分で北鎌倉ですから。

 紫陽花なんてのは昨日みたいな小雨の降る日に見るのがいい。
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 昨年は春の雪に新芽がやられ、紫陽花の花がほとんど咲かない悲劇がありましたが、今年はしっかり咲いてます。

 今や“あじさい寺”と呼ばれる寺院は全国にありますが、ここ北鎌倉の明月院はその発祥の地として有名。ただ、好んで紫陽花を植えたわけではなく、戦後の荒廃の中で寺が廃れ庭木の手入れも充分にできないなか、紫陽花なら手間がかからずキレイだってことで植えられたのが始まりとか。

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2011年06月17日

テレビの向こうに何がある。

 テレビの向こうから新しい知事がやってきて、かつての知事はテレビの向こうへ。

 前神奈川県知事、松沢しげふみ氏の吉本興業入りは昨日の県議会でもひとしきりの話題となりました。

 まぁ、なんと言うか与野党議員も、松沢氏と共に仕事をしてきた役人も一様に驚き、あきれ、失笑の様相でしたし、中には「神奈川の恥だ」とか「もともとタレント志向だった」とか、「せめてホリプロにして欲しかった。」なんて(笑)・・色々な感想を口にする人もいて・・まぁそれでも一過性の話題に過ぎないのかな・・「好きにすればいい。」というのが私の率直な感想。

 むしろ政治でコケながらもただじゃ起きないたくましさと、芸能界で名を売りなおしてから再度政治にチャレンジを狙うしたたかさには感心させられます。能力や実績よりも知名度が選挙の結果を左右する時代ですからこんな形があっても否定はできないのではないでしょうか。
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2011年06月16日

巣立ち

 昨日県議会環境農政常任委員会。今日は震災対策調査特別委員会で東電の人や原子力の専門家を招致して放射能汚染や電力不足の問題について聴取する。まだまだ震災一色の政治活動が続きます。


 梅雨に入って朝は少しひんやりする日が多いですね。

 わが家では今年の春から大学に入学した長男が部活のため埼玉の寮に入りました。
 中学三年生の次男はこれもスポーツ推薦で北陸地方の高校に進学するとか。
 男の子が巣立って行くのは頼もしいことです。

 その次男が「おやじ、俺筋肉付いたぜ。」と・・ふたりで筋肉比べ。

 まだまだ・・・。
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2011年06月15日

3D(発電・節電・蓄電)

 県内200万戸にソーラー発電を設置すると大風呂敷を広げた黒岩知事。そりゃいくらなんだってなかなか実現は難しい・・あるいは不可能な目標かも知れない。しかしソーラーを増やしていくという方向と政治家が大きな夢をもってまい進することはこんな時代だからこそ必要なこと。だから私も自民党の県議団も概ね肯定的な態度でこの黒岩さんの目玉政策を温かく見守っていこうと考えている。(応援する。とまで書けないところがミソだが・・。)

 ただし、ソーラーで発電するだけが全てではない。ということをこの6月の自民党による代表質問で知事に訴えるべく演説原稿を私が書いている。
 私たちは発電と同時に“節電”を進めることも必要で、例えばLED照明は蛍光灯の半分程度の消費電力であるし、数百万円の設置費用と多くの資源を消費するソーラーよりも限られた電力をムダにしない取り組みこそ優先されるべきである。
 更に“蓄電”がある。日中は家に人がいない、電力を消費しない家庭ではその間にソーラーで発電した電力をバッテリーに溜めておき、家人がいる時間に使用するとか、オフィスなどでは夜間の余剰電力を蓄電しておいて日中の時間帯に使用することで国全体の発電量を抑制することができる。

 この発電、節電、蓄電の三電を3Dと名づけてみたが・・・どうでしょう?
 この3D施策を総合的に推進することが持続可能なエネルギー社会を作り上げるために必要なことだと思うのだ。

 そうそう、エネルギーは電気だけではない。水素やマグネシウムなどのクリーンエネルギーの実用化も県の大切な取り組み。それらを知事の言う圧倒的なスピード感で進めることが大切だ。
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2011年06月13日

持続可能な社会

 7月10日には厚木市の市議会議員選挙が行なわれることになっていて、昨日あたりは事務所を開設する立候補予定者もあり、仲間のところへ応援に行ってまいりました。

 4月の県議選はあの震災直後の中での選挙でしたが、今回の厚木市議選はこれまで私たちが経験したことのない夏、つまり節電の夏の選挙となります。大規模な施設は国の法律により強制的に15%の電力節減が義務付けられ、中小企業や一般家庭にも節電が求められます。そうしなければまた計画停電が行なわれるか、もしくは東電全体が大停電におちいることになります。

 昨日の応援演説では「私たちはこれを機に大量消費の生活を見直し、持続可能な社会を作らなければならない。」ということを訴えました。そして「はなはだ不謹慎な言い方かも知れませんが、そういうことを考えたり、訴えたりするにはこの夏の選挙はとても良いタイミングの選挙。」と。

 出来上がってしまった国
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 話はかわりますが、先日車の窓越しに外観が完成したスカイツリーを見ました。感想は「こんなもんか・・」(大きさのこと)
 実は半分ほど出来上がった状態で見たこともあるのですが、そのときの方がよほど大きく感じたのが不思議なくらいで・・完成してみると「あぁ・・こんなもんか・・」
 つまり未完成のときは見えないその先を想像して何倍ものボリュームでイメージしていたんでしょうね。
 考えてみれば私たちの国も同じで、色んな面ですでに出来上がってしまったのかも。(もちろんそうでない面も多々あるが。)国民に次の姿をどんな風に想像させるか、それが政治の役目。スカイツリーも大きな外観の“次”に期待したいですね。
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2011年06月11日

地元のことも

 政務調査会の仕事で昨日も議会に缶詰状態・・・定例会前にはそんな日が続きます。

 しかし地元海老名をおろそかにしているわけではありません。
望地の歩道.jpg
 昨日も早朝から電話が鳴り・・内容は望地の県道で二日続けて同じ場所で人身事故が発生した。交通量の多い交差点で歩道が急に狭くなっている個所があり、どちらも自転車から車道に転びだして車と接触するという事故。一昨日の事故は自転車の男性が左肩を大型トラックにひかれ重傷。とのこと。

 早速現地を見て近隣の方たちの話を聞き、警察の書いたチョークも生々しい現場で県の土木事務所と協議。歩道の拡幅ができないか、ラフプランを作って地元と協議することとしました。
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 国分北の自治会からも緑園団地から国道246に抜ける裏道について通学中の子どもの危険について対処して欲しいという要望があり、こちらも海老名警察署を訪ねて要望活動。

 その他、厚木駅前のガード下が危険。県道下今泉門沢橋線の並木が枯れている・・など。昨日一日で対処した要望項目は4件でした。

 政務調査会は県による放射能測定器の問題で紛糾・・・その結果夜は地元本郷で自治会主催の会合があったが大幅に遅刻。なんとか終会前に駆けつけたが「偉くなると地元を大事にしないねぇ・・。」なんてきつい小言も・・。これもラブコールと思って笑顔笑顔わーい(嬉しい顔)

 
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2011年06月10日

参考人を招致

 今すぐできること、やらねばならないこと。に対して、できるだれすみやかに準備を進めて行なうべき課題を仕分けて、今やることはすぐにやる。それが今回の震災後の県行政の課題。

 昨日は神奈川県議会震災対策調査特別委員会。原発事故に伴う様々な問題と今夏の電力不足に向けた節電対策などについて集中して審議を行いました。

 議員から出された質問の中で多かったのがやはり、学校の校庭やプールなどの放射能の問題。食品や水なども同様に放射能濃度の測定をするための機器や設備が充分でなく、不安を抱えている県民が多くいます。そうした中最近では市町村が独自に機器を購入する動きがあったり、個人が自主的に測定した値をインターネットで公表して波紋が広がるなど測定のあり方や情報公開のあり方に問題が出てきています。放射能を計る機器の精度も価格もピンキリだし、計り方によっても違った値が出るそうですから、不用意なことをすればいたずらに県民の不安をあおるだけ、ということになります。
昨日の我々としては県に対してガイガーカウンターなどの機器を相当数購入するよう県に働きかけ、県民が不安を感じている場所などについてはきちっとした形で放射能濃度の測定を行なうよう求めました。これはすぐにでもやらなければいけない課題。

 さて、電力の問題や原子力のことについてはやはり専門家に直接話を聞かないとらちがあかないことも多く、当委員会では私どもの会派から提案する形で次回の委員会に東電の社員と原子力の専門家を参考人として招致することを決めました。

 次回の委員会は6月16日午前10時30分から。(県民による傍聴可)

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2011年06月09日

東奔西走

近代協.JPG
 今日は海老名市飲食店組合の総会、海老名市商業近代化協議会の総会その他会合に出席させて頂きました。

 多忙を極めるが・・懇親会に呼ばれる席では皆さん酒を飲まれますので・・あいかわらず「政治家はけしからん・・」と、ボコボコにされることが多い今日このごろ。震災からの復興の道筋も見えない今、国会のゴタゴタは本当に国民の不信をかっています。
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2011年06月07日

相模ダムの安全性について

 国政では大連立の話が一気に現実味を帯びてきていますが、だれにやらすとかやらさないとか、そういう話ではなく、何をするのか?ということについて真剣に短時間で答えを出し、それを行なうための人選で内閣を作り上げて欲しいもの。
 ただまぁ“菅じゃあかん”てことで始まってる話だけに“じゃあダレ?”って話になるのは仕方ないのかもしれませんけどね。

 私は復興のための大連立に期待します。

 さて、私が議会で「地震による大津波も心配だが、海老名あたりでは相模ダムが決壊することで起きる水害の方が心配されている。」と発言したことが若干の波紋を呼んだか・・・ダムを管理する企業庁のトップ(企業庁長という)つまり県営水道の一番偉い人が私のもとにやって見えて「相模ダムは安全です。」と訴えてきました。その訴えは真摯なもので、むしろ確かな根拠もなく発言した自分もまずかったかなぁ・・と若干反省もしています。

 説明ではこの相模ダムは「重力式コンクリートダム」という形式のもので、膨大な量のコンクリートを積み上げ、そのコンクリートの重さを利用し、その重さで水圧に耐える大変強固なことが特徴のダムなのだそうです。花崗岩・安山岩等基礎岩盤が堅固な地点でないと建設する事が出来ないのも特徴で、相模ダムのある地域は先日地震の勉強をしてきた温泉地学研究所の専門員の話でもありましたが大変強固な地盤の地域であるとのこと。

 私としては「住民の安全を守るため、もしこのダムが決壊したらどこまで浸水するのかデータを示して欲しい。」と県に問いかけているが、県の方は「安全で決壊などしません。」という立場。従って浸水の想定などしていないし、むしろ根拠もなく住民の不安をあおるようなことはしないで欲しい。という考え。つまり今のところ平行線。

重力式コンクリートダムの解説は↓
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%87%8D%E5%8A%9B%E5%BC%8F%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%88%E3%83%80%E3%83%A0
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2011年06月06日

馬脚

 昨日も障害者団体の運動会やグランドゴルフのイベント、親睦団体のバーベキューそして自衛隊幹部からの被災地救援活動の報告会へと飛び回って一日を終えました。

 やっぱりなぁ・・・とつくづく思える出来事一つ。

 上記の自衛隊幹部による震災救援活動の報告会は横浜で行なわれ、実際に現場を指揮している即応集団の統括責任者によるもの。マスコミは報じない現地で起きている様々な出来事、問題、そして自衛官の頑張りや苦悩。そういうことがリアルに報告された会で、県内から超党派の多くの議員が勉強に駆けつけました。

 海老名のある会合からその横浜の会合へ向かおうと私が「すみません、私これから自衛隊の関係の会合があるので失礼します。」と言ったらそれを聞いていたある地元市議が思わず一言「君は自衛隊なんかと付き合ってんのか!」と言った。

 周囲の人もあ然としていたが、思想信条というものはこんなとっさの一言に現れるもんだなぁ・・そういえば政府には暴力装置と口走る人もいるくらいだ。
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2011年06月04日

俺だって・・

 こんなときこそ政治がダイナミックに連携してこの国を救って欲しい。その障壁となっている菅総理を辞任させて自民・民主の大連立を実現して欲しい。

 そんな願いも一笑されるほどの茶番劇。内閣不信任案の否決はともかくもその後の「いつ辞める、辞めない、言った、言わない」の泥仕合にはあきれるばかり・・・
 どころか今日出席をした会合や行き会う人々からは私のような者までも「政治家は何やってんだ!」と、どれほど罵声を浴びせられることか!この国の政治そのものが完全に陳腐なものになって国民に飽きられてしまった。酒席などではあまりもひどい言葉を吐かれる人もあるので私だってついついカッとなってしまうこともある。「俺だってガッカリしてんだよ!アタマに来てんだよ!」と本当に言いたい・・・。  我慢するけれど。
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