2011年06月27日

黒岩さんに賭けてみるのも悪くない

 昨日、黒岩知事の呼びかけによりソフトバンクの孫社長や東大の前総長氏らが結集して「太陽経済かながわ会議」が横浜の地で開催された。原発事故を機にソーラー発電によるクリーンエネルギーを推進しようとする目的の会。

 神奈川県内に4年以内に200万戸分のソーラーを設置するという黒岩知事の政策はあまりにも困難なテーマだが、私は最近「黒岩さんの夢に賭けてみたいな・・。」という気がしてきている。
 200万という数字はともかくも、ソーラー発電を充実してその分原発やCO2を出す火力発電をやめて行こうという方向性は正しい。目先のことで揚げ足をとったり、制度の欠点を指摘したり、ソフトバンクとの癒着だといぶかったり・・そういう発想はこの際捨てて黒岩知事の思うようにやらせてみたい。と、そう思い始めている。

 やろうとしていることをシンプルに考えてみる。

 ソーラーを自宅につけた人が設置のためのお金を出さなくて済むようにだれかが代わりに設置費用を出す。 → 発電した電気を高いお金で東電に売る、そのお金で設置費用を10年〜15年くらいで回収する。 → ソーラーを付けた人は発電した電気は全部東電に売ってしまうため生活のための電気は今まで通り東電から買う。 → でもソーラーを付けた人は最初の設置費用が回収された時点から電気の売り上げを自分のものにできる。 → 一方高い金額で電気を買った東電は今まで通り安いお金で国民に電気を売る。 → 当然東電は損をする。 → だから東電が売る電気の代金は少しずつ値上げしていく。 → ソーラーを付けた人は得をして、付けない人は料金が上がる分だけ損をする。 → だからみんな急いでソーラーを付けるようになる。 → 多くの人がソーラーを付けるためソーラー発電の装置は大量生産され価格が安くなる。 → ソーラー設置が進む。 → 今日本中で農業の耕作が放棄され、荒れている田畑の10%の面積を利用すればソーラーによって原発と同等分の発電が可能だと言う。

 まぁざっと思い描いているものはこんな感じになるが、問題はそれを実現するための政策が実現できるか?例えば設置費用を設置者に代わって肩代わりするのはだれか?ファンドなどの民間にできるか? あるいは東電に高い金額でソーラー電気を全量買い取らせる法律が実現するか?などなど。

 やってできないことはない。戦後の焼け野原からアジアの奇跡と呼ばれる発展を遂げた私たち日本が、再び環境大国として世界をリードする日を望んでやまない。そのとき、宇宙から見た日本の国はきっとキラキラと輝いて見えることだろう。
posted by おさだ at 08:38| Comment(0) | TrackBack(0) | 日々雑感