2012年06月08日

制約

 何でも自由なわけではない。

 昨日、一昨日神奈川新聞の「自転車記者が行く」のコーナーで連載された入れ墨師の話には当初「新聞がこんなことをテーマにするのか?」と眉をひそめたが、読んでみれば実にまっとうな内容であった。
 入れ墨界の第一人者である彫よし氏は刺青を「負の文化でいい」と言い、「恐れられなくなったら入れ墨は終わり」とも。そして大阪の橋下市長が職員の入れ墨を調べたことについても「まっとうだ。」と語り「どこか特別視されたいから(普通の人でも)入れ墨を入れに来る。全員に理解されたら意味がない。社会的道義としても(公務員の)仕事にふさわしいわけがない。」ときっぱり。

 大阪市の入れ墨調査は公務員の職責についてけしからんことか?それとも自由か?実に考えさせられる出来事であったが、考えてみれば警察官は県外へ旅行するにも所属長の許可がいるし、自衛官は中国などの国に旅行することはできない。給食センターで働く人は生の牡蠣を食べてはいけないし、当然政治家は寄付行為の禁止や資産公開の義務など、職業によった一定の制約があることは法律で定められたことも不文律も含めてあってしかるべきだろう。

 話は若干それるが、そういった意味でもオウムの指名手配犯が川崎に潜伏していたことが明らかになった晩に警察署長たちが飲酒していたというのは残念だ。言わずもがなの制約だろう。
posted by おさだ at 08:06| Comment(0) | TrackBack(0) | 日々雑感