2012年06月18日

対立

 黒岩知事と医師会が全面対立の様相となっている。

・准看護師の養成停止
・マイカルテ制度の導入
・医学部新設

 黒岩知事がジャーナリスト時代から20年も追いかけているという医療改革の諸問題の中から上記の三つが現在の神奈川県政の政策的テーマとなっているが、医師会はそのどれにも反対する意向を示している。そして医師会側は「議会に訴える。」と主戦場を県議会に持ち込む構えで、知事も応戦の姿勢。具体的には准看護師の養成をやめるための条例の改正案が秋には示され、これに議会がどのように賛否を示すかが、当面の争点となる。

 硬直化し、やがては崩壊の筋道さえ見える日本の医療を抜本的に改革しなければならないと考えている知事にとって、医師会は既得権にしがみつく伏魔殿にも見えるのであろう。

 一方これまで我が国の医療を築き上げ、守って来たと自負する医師会の側から見れば、性急な改革を進めようとする知事をこざかしくも思えるのであろう。

 知事、医師会共その主張にはそれぞれに義がある。しかしその主張は真っ向から対立しており、妥協点を探るといった様相でもない。

 黒岩知事は私たち自民党が担ぎ上げたのだから、知事の政策は支持しなければいけない。なんて意識は私の所属する県議会自民党には無い。また医師会とは、かつて小泉改革の中で対立してきたのも自民党であり、未だ関係が修復されたわけではない。選挙での集票力を背景に協力を求められれば腰の引ける議員や会派も出てこよう。しかし、こんなときの議会にとって最も大事なことは“県民にとって何が良いことか”という基本に立った判断であることは言うまでもない。

 明日から県議会代表質問。議論は我々議会がリードしていく、その気構えを持ちたい。

 

 
posted by おさだ at 13:46| Comment(0) | TrackBack(0) | 日々雑感