2012年08月13日

賽の河原に石積むごとし

 かつて憲政の神様と言われた尾崎行雄氏は、当時の国民に議会制度や民主主義の必要を説く努力を「賽の河原に石積むごとし」と言って嘆いたと言います。

 賽の河原・・とは、この世とあの世の境にある三途の川の河原のことで、そこでは子ども達が石を積み上げ、それを鬼がやってきて壊す。また積み上げ、壊す。賽の河原では永遠とそれが繰り返されるのだという寓話に基づくもの。

 尾崎氏は議論をしても民主主義を訴えても一向に進歩しない世論を、こうしたおどろしい例えで嘆いてみせたと、尾崎氏の娘である相馬雪香さんに聞かされたことがあります。

 さて本題ですが、韓国大統領の竹島訪問とオリンピックのサッカー3位決定戦で韓国のMF朴鍾佑選手が日本戦に勝利後、ピッチで竹島(韓国名・独島)の韓国領有を主張するメッセージを掲げた問題。まさに両国間の懸案について進展の努力を阻む愚行で、賽の河原の石を崩すだけの愚かな行為であったと思います。

 韓国の大統領は次期の選挙で国民の関心を得たいがために竹島を訪問したと報じられていますが、私欲というものは得てして成就せず、こうしてサッカー選手が平和の祭典で恥をさらし、国際オリンピック委員会からメダル授与を保留されたことで竹島訪問の効果はむしろ逆効果となるのだろう・・・。

 従って我が国及び国民は国際世論の動向を踏まえ、この問題については冷静かつ沈着な対応をとることが大切であると考えます。

 バトミントンでの無気力試合といい、アジア諸国に目立つこうした行為を、憲政の神様が見ていたら、いったいなんと思うだろう・・。

 今日は迎え火。

 
posted by おさだ at 08:10| Comment(0) | TrackBack(0) | 日々雑感