今日から平成25年度のスタート。県でも大幅な人事異動が行なわれ、各位新たな職場や地位で活躍して頂けるものと思います。
そして、統一地方選挙で選ばれた我々議員にとっては折り返しの2年が経過するわけで、4年間を念頭に置いた公約や政策はここで中間点検する必要があります。
例えば県議会の議員定数削減の問題があります。私たち一般市の有権者にとって県議会議員の定数削減はイコール政令市選出の県議会議員削減ということを前提に考えますが、現在国政選挙でも問題となっている通り、議員の定数は有権者の数によって格差が生じないように算出しなければならず、政令市の議員だけを減らせば国政と同様“一票の重み”に格差を生じ違憲状態となってしまいます。従って国による法律の改正が必要となるわけですが、これを待っていては埒があきませんし、有権者からは県議会は本気で定数を削減する気があるのか?と、疑われることになるでしょう。
県議会ではこれから有識者を招いての検討会を設置するなど、具体的な動きを始めてまいりますが、すでに折り返し地点ですから、この一年程度で答えを出さなければ、選挙直前になるほど党利党略、私利私略が行く手を阻むことになるでしょう。そして定数削減はあくまでも政令市の県議会議員削減であり、まかり間違っても人口の少ない愛甲郡(愛川、清川)や、高座郡(寒川)などの一人区が近隣選挙区と合区されて消滅するような結果にならないよう取り組んでまいります。
さて、昨日は海老名運動公園野球場で野球協会のシーズン開幕式があり、ここでこの度リニューアルされたスコアボードのお披露目がありました。全面電光掲示板となったボードは総工費1億2千万円をかけ、県内では横浜スタジアムに次ぐものとか・・。

勢いに乗る海老名・・一方で財政難に陥っている神奈川県の議員としては・・実は誠に立場が無い。