梅雨

　早いつゆ入りですね。
　いかにも梅雨らしい天候が昨日から続いています。

　二十四節季では五月晴れの続く小満が終え、これから芒種、作物の種を蒔き、田植えをする季節となります。

　昨日、頭上のただならぬざわめきに視線を移せば、カラスが雀らしき小鳥の巣を襲い、ヒナを奪い去る荒々しい光景を目にしました。

　これも自然というものですね。

　先日県の職員と対話をしていたときのこと。もう少し前向きな気持ちをもって欲しいと思って「あなたは何のために公務員になったのですか?」と尋ねてみました。すると「安定した生活のためです。」と。

　これもまた、自然か・・

インプットとアウトプット

　昨日は海老名市のシルバー人材センターの総会に出席。次いで農業の発展に取り組む議員たちと寒川町の農家を視察し、藤沢市内で「JAさがみ青壮年部」の皆さんと意見交換。夕刻に海老名にもどって神奈川県内の水道屋さんの組合の皆さんと神奈川県が進めようとしている「水ビジネス」について話し合い。

　議員は在野にあって様々な情報や市民の心情をインプットし、自らの知識や思いとして蓄積し、議会の場で言論(アウトプット)する。

　インプットばかりでは意味が無い。口先ばかりのアウトプット先行では実を結ばない。

　その辺のバランスは非常に大事だと思う今日この頃です。

　ところで大阪では橋下さんがいよいよ窮地。やはりアウトプットが先行し過ぎたかな・・。

《写真はJAさがみ本店会議室にて》

医療の問題

　昨日は地元で福祉活動をされている方と海老名高校を訪問し、その後神奈川県医療審議会に県議会を代表して出席しました。

　昨日の主な議題は以下の通り

・地域医療再生計画
・国際的医療人材の養成
・風しん非常事態宣言
・新型インフルエンザ等対策
・マイカルテ実証実験

　とりわけ地域医療再生は大きな課題。医師不足、看護師不足、災害時の医療その他課題は山積。地域医療の崩壊が叫ばれる中ですから、国際医療とか最先端医療とかマイカルテとか、未来に夢のある(
と言うより政治的に受けがいいと言うべきか・・)取り組みよりも、救急車でたらいまわしのような、目の前の命に関る喫緊の課題を優先して欲しいと考える人も多く、神奈川県行政の今後のあり方が問われます。

あて職

・神奈川県感染症対策協議会委員
・神奈川県自然環境保全審議会委員
・神奈川県薬事審議会委員
・神奈川県医療審議会委員
・神奈川県食生活改善推進団体協議会顧問
・神奈川県戦没者慰霊堂奉賛会役員

　以上、一昨日報告しました厚生常任委員長に就任することで同時に就くこととなる役職です。早速今日は医療審議会が開催されるそうで、横浜での会議に出席します。おそらくどの審議会もお医者さんや大学教授など博識の方たちばかりなのでしょう。そんな中に私が入って何ができるのか?と、つらくも思いますが、県民としての感覚をもって率直に意見を言う。それしかありませんね。


　もう紫陽花の季節ですね。つゆ入りも間近とか・・。

厚生常任委員長に就任しました。

　昨日開かれた県議会で正式に厚生常任委員長に就任することが決まりました。神奈川県庁の最大組織で最も多くの予算を執行する保健福祉局の業務を所管する委員会です。

　この一年は受動喫煙防止条例を見直しする年、緊急財政対策で施設の廃止対象になっている障害者福祉施設のあり方の検討、鳥インフルエンザなどの感染症対策など課題山積。審議が深夜に及ぶこともしばしばの委員会ですが、しっかりと務めていきたいと思います。

　また、議会運営委員会の委員にも選ばれ、各会派との交渉役も務めます。

　忙しくなるなぁ・・なんてぼやきながら、実はやる気にポッと火が着いた感じです。


　昼過ぎに閉会となった議会から帰ってみれば、海老名署の周辺を取り囲む報道陣・・ついに海老名でもDVによる障害事件が発生し、市内の小学校では先生が付き添うかたちで集団下校が行なわれるなど大きな騒ぎに。
　その後、容疑者が青森で逮捕され、ひと安心。海老名警察を取り囲んでいた報道陣も引き上げて行きました。
　それにしても先日は伊勢原でもDVによる傷害事件があったばかり・・警察に持ち込まれる相談も増えており、これからどうやって犯罪防止を図っていくのか、法整備も含めて大きな課題です。

ガリバー

　待機児童解消のため、全国の自治体で保育園を増やしているが、その結果保育士が不足し、人材の確保に保育園も自治体も四苦八苦する状態が続いている。

　一方横浜市は果敢な取り組みで待機児童ゼロを実現したという。これは安倍政権でも高く評価され、先日は安倍総理自身が横浜の保育園を訪問した。

　大変結構なことだからあまりケチをつけるようなことは言いたくないが、横浜市が保育士の待遇を良くし、他県まで出向いて行って保育士を獲得するなど、巨大なチカラで施策を推進した結果、保育士を根こそぎ(ちょっと言いすぎかな・・)持っていかれてしまった周辺の自治体は今大変な思いをしている、という負の側面もあるということは知って欲しい。

　自治体どうしが大いに競い合うことで全体が良くなるという側面はある。しかし、人口370万人を超える日本一巨大な市の桁違いな財政力に小さなまちが対抗できるだろうか?

少なくともこうした自治体間の広域的な問題に対応するためにあるのが都道府県、つまり神奈川県だ。早速議論のテーブルに着こうではないか。

避難訓練

　昨日県議会では、本会議中に震度6弱の地震が発生したと想定しての避難訓練が行なわれました。写真は揺れが収まるのを待ったのち、本会議場を出て控え室で待機しているときのもの。この間に庁舎管理課の職員が庁舎の階段など、避難通路の状態を確認して建物の外に退避するという訓練でした。
　今回は議員と議会局の職員だけによる訓練でしたが、それでも避難時の階段は一部で渋滞し、これが全職員による避難だとしたら・・・色々と課題も残る訓練でありました。

　ちょっと変った形のヘルメットは折りたたみ式のもので、議場の個々の議席の下に配備されることになりました。

　そして、昨日は県議会からとって返して地元では市議会OBの皆さんによる会合(さつき会)と、建設業協会の総会と懇親会に参加。

　副交感神経ってやつのしわざでしょうか・・・春は少し身体がダルい・・。

健康診断

　昨日は議員を対象にした健康診断があり、エコーやらバリウムやら心電図やら・・・

「肝脂肪がたまり始めてますねぇ・・・」と言われ。

　そのほか内科的には問題なく、あとは血液検査などの結果待ち。

　ただ、視力がまた落ちてしまい、右0.3　左0.5　はそろそろ眼鏡をかけなければいけないのかなぁ・・

　写真は先週末に行なわれた海老名市民ウォークの開会式前の様子。

　次回からは俺も歩くとするか!
　議会では今度も重い役職に就くことになりそうです。

メガソーラー

　昨日は愛川町半原に県の企業庁が設置したメガソーラーの開所式に参加して参りました。３万２千�uの広大な土地に７９０２枚のパネルを敷き詰めたソーラーパークは、ネーミングライツによって「サンテラスTOBISHIMA」と名づけられ、一般家庭の消費電力に換算してで約５００世帯分の電気を発電します。

　この周辺エリアには宮ヶ瀬湖や津久井湖などを利用した水力発電施設や学習展示施設の水とエネルギー館などもありますので、地域一帯で環境をテーマとしたまちづくりが進むことを大いに期待したいと思います。

　しかし、喜びと同時に、これだけ広大で大掛かりな施設を作って５００世帯分・・・という現実には考えさせられるものもないわけではありません。

メンツのかかった作業

　今年度第二回の県議会定例会が開会されました。

　この定例会は、議会の中の議長を始めとする役職を改選する作業から始まります。

　議員が役職にこだわったりする姿は、市民の皆さんからすればばかばかしいことに映るかもしれません。

　私たち県議会自民党の役職決めの原則は能力主義であり、年功序列はあまり考慮しません。したがって地元の皆さんの期待を背負って議会に出ている議員としては、見合った役職に就けるかどうかは能力の評価でもあり、メンツのかかった問題でもあるのです。

　だから大変なこと。

　そんな役職決めの作業も昨日でだいたいのメドがたち、週明けの本会議での正式決定を目指します。

　ですからまだ、あまり詳しいことは書けません。

矜持

　矜持(きょうじ)なんていう言葉を使う政治家が時々いるものだから、意味を知らなかった私は辞書を引いてみました。「自分の能力を信じて持つ自信」とありました。

　なるほど・・・矜持か・・。

　民主党のめちゃくちゃな政権のもとで、急速に国民の支持を得た「維新の会」と「みんなの党」が今急速に国民の支持を失っている。自民党が政権に復帰し国民の支持を回復させれば、もともと自民党に対してはアンチテーゼたりえない二つの政党だから、支持を奪われるのは仕方が無いのだが・・・。

　大阪の橋下氏の従軍慰安婦発言などは、なんとかして国民の関心を得ようとヤケになっているとしか思えない。
　みんなの党が松沢成文氏を参議院選挙に担ぎ出すのもそう。こうなりゃ何でもアリか?

　政党としての矜持をもって頂きたい。

京都・広島へ

　一泊二日の強行軍で京都府議会と広島県議会を訪問してきました。

　目的は議会の議員定数削減についての意見交換など。
　過日一票の格差の問題から衆議院の定数が違憲とされた通り、議員の定数は選挙区の人口比例で決められるべきであるされています。神奈川県議会では議員の定数を削減すべく今議論をしていますが、この人口比例の通り定数を減らすとなると、人口の少ない選挙区、愛川町や清川村、寒川町などの選挙区が無くなり、近くの選挙区と合区されることになります。しかし、県民がこうした形の削減を望んでいるかと言うとそうではなく政令市の議員を減らすべきだという意見が強いのが事実。と、私は思っています。

　この問題を解決して行くためにも公職選挙法と地方自治法の改正が不可欠であり、同じ問題を抱えている県議会や府議会を訪問して共に国政に働きかけて行こうとするのが目的の会議でした。

　京都府も広島市も政令市を抱える府県ですので認識を共有することができたと思っています。

　余談ですが、こうして県外に出たときはいつも早起きをしてまちを散歩します。今まで広島城ってあまり意識したことがありませんでしたが、みごとなお堀と石垣のある立派な城が広島の官庁街に面してあるんですね。聞けば本物の城は原爆で消失してしまったそうで、戦後になってからかつての資料を元に再建したそうです。それにしても風格のあるお城でしたし、街の真ん中にこんな広々として風情のある空間があるってのはうらやましい限りです。

忙しかったなぁ・・

　季節は立夏。

　母の日、花より団子のわが母に、丸井の食品売り場で惣菜のセットを買って届けるも「もう夕飯食べちゃったよ。」とか・・。

　この週末も忙しかったなぁ・・・昨日は6件の行事に出席しました。この時期は各種団体の“総会”に参加させて頂くケースが多く、個々の団体の活動内容を知る意味でも貴重な場。しかし、日程が立て込みますとなかなか最初から最後まで出席できないことも多く、それは非常につらいものがあります。
　昨日も市内に20ある学童保育の皆さんが集まって作る連合会の総会。法制度が変わる大事なときだというのに、最後まで参加できずに退席しなければなりませんでした。申し訳ありません。

　今日は急きょ、議会制度改革の意見交換をすべく仲間の議員と京都府議会へ向かいます。

姿勢

　トップの姿勢が職員の気のゆるみを招く。そんな思いのする出来事がありました。

　昨日は神奈川県主催の戦没者追悼式が上大岡の慰霊堂で行なわれ、県下全域から多くの遺族の皆さんがお集まりになりました。年に一度、戦禍の悲しみを振り返り、帰らぬ肉親を思い、平和への誓いを新たにする大切な行事です。

　しかし本当に残念なことに、主催者である神奈川県の黒岩知事が昨年に続いて今年も外遊を理由にこの式典を欠席しました。

　この黒岩知事の姿勢については帰国後、議会の側から真意をただす必要がありますが、それ以上に気になったのが、式典を運営する職員の不手際が目立ったこと。献花を促すアナウンスのタイミングがチグハグであったり、表彰式で表彰状を手渡しする場所に無用なイスが放置されていたり、式辞を述べる重要な来賓が到着しても案内もせず開式直前まで放置してしまったり・・・今年は式典を示す看板も無いと指摘するご遺族もいらっしゃいました。私の地元海老名市が主催する追悼式なら考えられないようなことばかり・・私見ながら、何よりも厳かな式典を催行するという緊張を県職員の様子から感じ取ることができなかった。

　つまり、知事がいないから。外遊を優先する知事の姿勢が、職員の気の緩みにつながっているということだと、私は思います。

春ですね。

あまりに陽気が良いので、自宅から事務所まで歩いてみました。

ぶらぶらと歩いて2時間。

できるだけ車の少ない道をたどりながら・・わが家の方はまだまだ自然がありますので、となりのトトロのメイちゃんのような気分です。

今は野バラ（野茨）が咲いています。

道祖神とお不動様。

これぞ海老名！

住宅街から富士が顔をのぞかせるのも海老名の風景。

こんにちは！通りすがりの人から声をかけられます。「もう選挙ですか！？」だって（汗）。

　海老名っていいところだなぁ・・・

　16日から議会が始まります。県議会の議長をはじめ各議員の委員会所属など一年間の役職を決める議会。最大会派自民党県議団（42名）の副団長の立場でこれを仕切らねばなりません。

始動

　連休の明けた昨日。神奈川自民党では7月の参院選に向けて選挙対策会議を実施。選挙を戦うための陣容を決定し、公認で立候補を予定している島村大氏の決意を聞きました。

　冷え込んでいる日中関係を改善するため渡航し、中国要人との会談を続けようとした元外相の川口順子氏の渡航延期を野党側が許可せず解任決議を出すなど、数で優る野党側の抵抗で参議院は審議が止まっています。環境委員長としての職責と外交上急きょセットされた重要な会談。どちらが大事かということは比較しようもありませんが、これをもって川口氏の委員長職が不適格であるとするなら速やかに解任すればいい。川口さん本人だってそのくらいの覚悟をもって臨んだ会談（渡航延期）だったのだろう。しかし、それと参議院の審議が止まるなどということは別問題。いいかげん与野党共に党利党略を廃して国民のための政治をして欲しいもの。

　自民党としては7月の選挙を通じてこのネジレ国会を解消することこそが至上命題。

　是が否でも勝たなければなりません。

国民栄誉賞

　昨日のワイドショーはミスター長嶋と松井への国民栄誉賞授与式と安倍総理も参加しての始球式の話題で持ちきりでした。

　しかし、一部のマスコミでは安倍内閣のやりすぎたプロパガンダだと非難する報道も・・確かに安倍さんの背番号96には一瞬そこまで憲法（96条）改正をピーアールするのか？とドキリとしましたが・・96代総理の意味だそうで・・松井の投げた球が長嶋さんの顔の近くをかすめ、キャッチャーの原さんもハラハラした瞬間、これぞ内角・・いや内閣（支持率）高めの演出か！と私も感心・・。

　要はマスコミが賑々しく報道しなきゃ安倍さんの宣伝活動も効果が無いのだから、文句をつける前に報道しなければ良いだろうに。と、私は思う。まぁ、しかしこれだけ国民が反応してしまうと新聞を売りたい、視聴率を上げたいマスコミは主張よりも利益を優先する。

　確かに私も朝のワイドショーに生出演したり、北野たけしを起用したり、安倍政権の華やかなピーアール戦術には少々前のめりすぎないか？と危うさも感じている。アベノミクスがちょっとしたことでアベノミスにならないよう、身内からいさめる努力も必要だろうと思う。

映画

　少し休みを頂いて映画を観て来ました。

「リンカーン」

　前評判がいいですからねぇ・・期待したんですが・・

　私には良く分からない映画でした。リンカーンでしょ、スピルバーグでしょ・・奴隷制度に悩む黒人の姿や南北戦争の様子がふんだんに描かられるものと勝手に期待しておりましたが、映画の大半はホワイトハウスの中で憲法改正に向けた多数派工作に執着するリンカーンの様子に費やされる内容。多分・・外国の人が日本の歴史ものを観るようなもので、アメリカ人には分かるキーワードやシーンや政治家のキャラクターがたくさんあったのだろうけれど、私にはそれを見分けることができませんでした。

　黒人差別と聞いただけで昔見たルーツをイメージしてしまう私がいけないんでしょうね。

用田橋際に横断歩道を設置

　県道藤沢厚木線、海老名市と綾瀬市、藤沢市の三市が境を接する用田橋付近は大変交通量の多い場所。一方、最近は目久尻川沿いの遊歩道が整備されてきており、ここを歩く人やカワセミの撮影に訪れる人などが増えてきています。この遊歩道と県道が交差する地点に横断歩道が無いことから多くの方たちからその整備を要望されてきました。

　県警への要望活動が実って先日その横断歩道と歩道の切り下げ、歩道前後のカラー舗装などの整備が整いました。

　ゴールデンウィークには川歩きのイベントも行なわれますので、間に合って良かった。

中野にて

　座架依橋から茅ヶ崎海岸まで、相模川に沿って20ｋｍ以上の距離で建設されるサイクリングロード。さがみグリーンラインと言いますが、いよいよ今年は設計業務を行ない事業に着手、海老名市域分を先行して整備していきます。

　先日は県当局の職員に来てもらい、中野地区の住民代表の皆さんと現地を見ながら建設の方針についてディスカッションしました。

　この地域は河川敷に海老名市のグラウンドや公園も整備されていますし、環境の良い地域になりますよ！