2013年06月24日

不易流行

 不易流行は海老名市の前市長(故)亀井英一氏が好んで使った言葉。

 昨夜遅く故人が政治生命を賭して作り上げた海老名駅前を歩いていたら、一組のストリートミュージシャンが歌う姿と出合った。最近ではめずらしい光景である。実はひと頃、夜の街角で頻繁に見かけた、ギターを肩にかけて歌う若者たちは最近すっかりその姿を見せなくなった。
 あの頃はこうした若者を芸能プロダクションがスカウトし、トップスターの“ゆず”を生み、このまちから“いきものがかり”を誕生させたものだが、今やAKB48が芸能の世界を席捲するとき、スカウトのやってこなくなったミュージシャンは街角から姿を消したのだろうか・・。

 つらつらと・・だから選挙のやり方も変らなきゃダメなんだよなぁ・・。朝の駅前に立ってマイクを握っていれば票の集まった時代ではない。さはさりとて、では何をすれば、となればなかなかこれが答えがない。昨日東京都議会の選挙では投開票が行なわれたが、選挙運動の手法がえらく変ったという話は聞かない。自公大勝、民主衰退、維新見る影なし・・・むしろ地方議会が国政の大きな波に呑まれて翻弄される様を見せ付けられ、候補者個々の無力さを感じずにいられない、またしてもそんな結果であった。
 我々議員もまた、あのスカウトがやって来るのを待つストリートミュージシャンのようなものだったのか・・。

 亀井市長の愛した「不易流行」と言う言葉を今一度噛み締めてみたい。

不易流行 =辞書より=
俳論(はいろん)用語。晩年の芭蕉(ばしょう)が、蕉風俳諧(はいかい)の本質をとらえるための理念として提起したもの。「不易」は時代の新古を超越して不変なるもの、「流行」はそのときどきに応じて変化してゆくもの、その不易と流行とは根元において結合すべきであるとするもの。



 
posted by おさだ at 06:25| Comment(0) | TrackBack(0) | 日々雑感