2013年09月04日

定数削減

 県議会の議会改革検討会議のメンバーとして議員定数の削減問題について有識者の見解を求めるなど、検討作業に入っています。

 定数を削減することになれば、その選挙区の有権者の政治参加の機会をその分だけ奪うことになるわけですから、慎重な議論が必要です。従って話し合いの状況については現段階ではあまり踏み込んだことは言えません。

 ただ、海老名市の方たちから多くの意見が寄せられている「政令市の県議会議員定数削減」、という課題については現状の法律に照らすとなかなか難しい状況です。先日国政選挙での一票の格差について、裁判所が違憲判決を出したとおり、地方議会でも三倍以上の格差は違憲であるという最高裁判決が出ています。そうした中で有権者の多い政令市の議員だけを削減すれば、どうしても有権者の少ない一般市との間で違憲状態が発生し、裁判ともなれば敗訴するのが明白な状況です。

 つまり、現在の行革の流れに併せて議員の定数を削減しようとすれば、どうしても有権者数の少ない南足柄だとか三浦などの選挙区を無くして、他の選挙区と一緒にする強制合区をしなければならない。あるいは厚木(現定数3)や大和(現定数3)、藤沢(現定数5)などの議員定数を一つずつ減らさなければならないのが現実ということです。

 これが民意の求めている結果だろうか・・。

 これから厳しい議論になりますが、いずれにせよ選挙間際になってこうした議論をしますと、どうしても議論に党利党略や私的な利害が絡み議論の本質が失われることになりかねませんから、早めに答えを出すことが大事だと考えています。
posted by おさだ at 06:38| Comment(0) | TrackBack(0) | 日々雑感