2013年09月07日

先端医療

 神奈川県議会厚生常任委員会は先端医療の分野で先進的な取り組みをしている関西エリアの状況について視察して参りました。

@神戸市医療産業都市事業
A(公財)先端医療振興財団
B(独)理化学研究所神戸発生・再生科学総合研究センター
C大阪大学付属病院・未来医療センター
D京都大学iPS細胞研究所
E京都大学病院がんセンター
F京都大学病院精神科神経科

 訪問先の名前を見ていただくだけでもご想像頂けるかと思いますが、三日間の行程でとにかく充実した視察となりました。

 iPS細胞を始め日本の先端医療はものすごい勢いで進化を始めています。

 もとより我が国には世界に誇れる研究成果があったものの、それを世に送り出すまでの仕組みが不十分で、研究の成果を外国に持っていかれてしまっていました。つまり研究成果を治験、臨床、製薬や治療まで持っていくための体制や投資が不十分であったということです。

 京都大学の山中教授によるiPS細胞の発明は、日本政府や医療関係者にそのことを教えてくれたようです。そして、急速にその仕組みのリメイクがされる中で、日本の先端医療は目覚しく再稼動を始めています。そしてこれがやがて我が国の基幹産業の一つとなって経済を支え、人類の生命を守っていく・・・。もちろん倫理的な問題も頭をよぎりますが、今日のところは別として。

 神奈川県も京浜臨海部にセイフイノベーション総合特区を設定し、この分野に乗り出して行こうとしていますが、この視察を通じて感じたことは“関西は圧倒的に進んでしまっている”という現実です。

 ライフサイエンスという大きな課題を前に、都市間競争なんていう矮小な気持ちは持ちたくありませんが、それでも私たちの神奈川県という地域が今後も発展して行くためには、この遅れを何とかして取り戻す努力をしなければなりません。

 委員一同、充実感と危機感の二つを胸にして昨日帰って参りました。
DCIM1059.JPG
 京都大学iPS細胞研究所の星野(所長補佐)教授と。 
posted by おさだ at 08:11| Comment(0) | TrackBack(0) | 日々雑感