2017年05月10日

国のゆく末

 春の風にさらされた大地に今日のおしめりが潤いを与えてくれ、あいにくの雨にもやすらぎを感じます。この2、3日は黄砂なんてのもありましたからなおさらです。

 フランス、韓国と新大統領が決まりました。この先、日本の外交が両国に対してどんなふうに展開されるのか注目していたいと思います。とりわけ韓国については左派と言われる新大統領と、国内の保守派との対立がこれからも続くことでしょう。そして同時に北朝鮮をめぐる緊張はのきさしならない状態になって行くのではないか。新大統領もいつまでも反日のポーズをとっていては国際社会の中で政治的にも経済的にも孤立してしまいかねません。
 日本の政治家が靖国を参拝するたびに中韓両国はこれを外交カードとして使い、日本の政権を責め立てて来ました。しかし今や逆に少女像をめぐる問題は日本側の外交カードになっていると言えるのではないでしょうか。
 極東アジア地域の安定のため、安倍政権のリーディングに期待したいと思います。

 そうした中、国会では日本国憲法の改正についての議論が熱を帯びています。なかなか難しい9条の改正は後にしても・・・と以前の日記に書いた私ですが、安倍首相が「現行の9条はそのままにして、1項.2項に続く3項を加えて自衛隊の存在を認める項目とする」という提案をしたことには驚きました。「なるほど、そういう手があったか」と、私もなぜ今までそういうことに気が付かなかったのか・・という感覚でいます。
 憲法9条は1項で「私たちは国際紛争を解決するために戦争や威嚇はしません」と書いてあり、こうした条文は世界の多くの国の憲法に定められているものですし、何ら問題はないと思っています。ただ2項が問題なのですが、1項の目的を達する“ための”戦力は保持しない。と書いてあり、これが自衛隊が違憲だとされる根拠でもあり、合憲だと解釈される根拠でもあったわけです。つまり、国際紛争を解決するための武力は持たないけれど、自国を守るための武力はこの範疇に含まれませんよ。ということを3項を設けて書き加えてやれば少なくとも自衛隊の存在が違憲ということはなくなるわけです。
 9条の改正に消極的であった中道系の政派もこれなら賛同しやすいでしょうし、この方向性には私も賛成です。

 今年、私は自民党県議団の政務調査会の筆頭副会長に就任することになりました。地方議会といえども議会は言論の府。国のゆく末を求める広範な議論を成熟させて行くためには地方議会の議論も大事であるし、憲法をはじめとした問題にもしっかりと向き合って行きたいと思います。


posted by おさだ at 10:33| Comment(0) | TrackBack(0) | 日々雑感