2017年05月17日

そっと

 皇室にご慶事。
 秋篠宮家のご息女眞子さまがご婚約とか。しかもお相手の方が学生時代に藤沢市の観光をピーアールする“海の王子”を務めたこともあるということですから、我々神奈川県民にとっては一層喜ばしく、親しみも湧く出来事です。しばらくはテレビも新聞も盛んにこのことを報ずるのだろうけれど、皇室の方とはいえ、一個の人ですから、やはりそっとしておいてあげたいですね。

 さて、その一方で、そっとしておいて問題となったのが、県所有の棟方志功作の版画。世界的にも著名な作家の作品がいつのまにかカラーコピーにすり替えられていたことに気付いていながら、三年もの間明るみにすることなく過ごしてしまったのは、あまりにも残念なこと。昨日は県がこの版画を貸し出していた芸術文化財団の方に参考人として出席頂いての常任委員会を開催し、これまでの経緯などについて質疑を行いました。質疑の中で感じたのは、県は実にたくさんの美術品を所有しているものの、その管理体制は充分と言えず、そもそもその美術品の真贋(しんがん)や価値を判断できる職員も不足している・・(いない?)・・という実態。

 県が美術品・・。

 つつましい生活の中から県に税を納めて暮らしている県民の方たちからすれば、やりきれない思いもする出来事ですよね。

 眞子さまは英国レスター大学院で博物館学を学ばれ、現在も東京大学の博物館で働いていらっしゃるとか。納税者の中には今回の事件を聞いて、美術品なんか所有するより行政は我々の生活にもっと注力して欲しい。そう感ずる人も多いことでしょう。しかし、文化や芸術を守り育てることも行政の仕事の一部ですので、そこはしっかりとするよう、私も県行政にもとめて行きたいと思います。
posted by おさだ at 08:10| Comment(0) | TrackBack(0) | 日々雑感