2017年06月14日

都民ファーストという名の地域エゴ

 結局、築地市場は豊洲に移転すると、今朝のワイドショーが報じている。問題となっていた地下の盛り土の問題など、なんら根本的な解決策は示されないまま移転が決まるとすれば「この一年間はなんだったの?」という思いにもなるし、コメンテーターの発言もほぼそうした内容。この間に業者さん等の損失は約100億円で、都民の税金でそれを負担するのだとか・・。それどころか、豊洲イコール汚染されているというイメージを実態以上に人々に持たせてしまったことのマイナスは、これから豊洲市場の経営に大きな損失を与えるのではないだろうか・・。

 言っちゃ悪いが、とんだお騒がせではないか。豊洲の件は、着地点も考えない告発型の政治の、悪い意味での典型例になるのではないか・・。

 私たち神奈川県はオリンピックの問題で、同様にえらい迷惑を被った。セーリングの競技を江ノ島で行う神奈川県に本来支払う必要のない経費を払わせて、東京都の支出を減らそうと小池都知事が画策したわけだけれど、「そんな約束じゃない」と反発すること10か月。ようやく先日決着がついたのだが、結局は元の状態にもどっただけのこと。この間競技の準備もできず、10か月を無駄に過ごさざるをえなかった神奈川県の立場から言えば、小池都知事がしようとしたことは「都民ファーストという名の単なる地域エゴ」でしかない。

 東京五輪のためにも、もうこれ以上こんなことが続かないように、都議選では良識ある候補者が当選してくれることを願わずにいられない。

 今日から6月定例議会が開会です。


posted by おさだ at 08:46| Comment(0) | TrackBack(0) | 日々雑感