2018年07月19日

補欠の美学

 日本の中学や高校で行われている部活動というのは、世界でも日本にだけある特殊な教育習慣だと思います。
 部活って一度入部したら辞めてはいけないという不文律みたいなものがありますよね。今はそんなでもないのかな・・。入学と同時に入部した部を、途中で退部するといのは仲間を捨てること、と言ったらちょっと言い過ぎですが、あるいはものごとを途中で投げ出したみたいな感覚がありますよね。
 そして更に、部活にある「補欠の美学」。「お前は3年間補欠で一度も試合に出られなかったのに、よく最後まで頑張った!」的なものありますよね。レギュラー選手にはなれないと悟った生徒がプレーに参加するよりも自主的に球拾いをするような態度が「素晴らしい!」と称賛されたり。
 子供たちがより自分に向いたスポーツや文化に出会うためにも、こうした習慣は良くないと指摘する評論家もいて、私もうなづける気がします。
 ただ、日本の部活動にはスポーツや文化活動の技量を高めようという目的の他に仲間意識や我慢、犠牲的精神など人間力を高める目的もまたあるのだろう・・・とも受け止めています。
 実は、高校の野球部でその補欠の美学をみごとに貫いてしまった自分自身、この歳になっても、あの時もっと他のスポーツや文化部に転身していたら高校生活はどんなふうになっていただろうと、想像してみるようなことがないわけではありませんが・・。

 高校野球神奈川県大会は今3回戦が行われていて、先日見事に第2シードの法政二高を破った海老名高校が今日桐蔭学園と対戦します。そして我が母校座間高校も同じ球場で市ヶ尾高校と試合を行います。
 もし、仮に、今日その両校が勝ったとしたら、なんと4回戦では海老名と座間が試合をすることになるのです。母校VS地元。心中複雑なことですが、見てみたい気もします。

 今日は応援に行きたいなぁ・・・
 両校の勝利を祈っています。


posted by おさだ at 08:56| Comment(0) | TrackBack(0) | 日々雑感