2019年06月14日

クモの糸

 宇宙から隕石が落ちて来た!のかと一瞬思いました。
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 次には自然界の生き物の知恵と努力ってすごいな・・・とつくづく感心。
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 朝刊をとりに玄関を出るとわが家の軒先に小石が一つ浮かんでいます。よく見るとクモの糸につるされているのです。目を凝らしてよく見ると、石の重さで糸を張り巣を軒下に上手に張っているのです。近くに窓明かりがあるので、この場所が灯りを求めてやって来る獲物を網にかけるのに最適だと思ったのでしょうね。
 こんな感じ。
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 おそらく石はクモより何倍もの重さがあるのでしょう。どうやってここまでつるし上げたんですかね。
 さすがに取りさってしまうのも惜しまれて、そのままにいておきました。

 さて、イラン沖のホルムズ海峡で日本の船が攻撃を受けた事件はとても衝撃的です。
 安倍総理が緊張が高まるアメリカとイランの仲を取りもとうと、イランを訪問している最中の出来事だけに、これがイランによるものだとしたら、日本の動きに「余計な事をするな!」と言わんばかりの報復であることは容易に想像できます。それだけでなくイランにいる安倍総理自身の安全さえ大丈夫か?!と不安になる出来事です。
 世界の主要国の首脳の中で最もキャリアの長い安倍総理が、世界の平和と安定に貢献しようと外交努力をしているわけですが・・世界の常識は決して甘くは無いということですね。しかし、だからといってこうした仲介の努力をしているのは日本の首相だけでなく、ヨーロッパ各国の首脳なども同様の努力を重ねているそうですから、我が国もこれに懲りて逃げ出してしまうわけにはいかず、今こそ日本の外交が試されるときですね。

 大悪党だったカンダタも生前に一度、踏みつけかけた一匹のクモを助けたことがあります。
 地獄の中に降りて来た一本のクモの糸を登り始めたカンダタは、後から同じ糸を登って来る人たちに「こら、罪人ども。この蜘蛛の糸は俺のものだぞ。下りろ。下りろ。」と叫びました。するとクモの糸はプツリと切れ、カンダタは元の地獄へ落ちて行きました。
 クモの糸につるされた石を見ているうちに、芥川龍之介のそんな話を思い出しました。

posted by おさだ at 08:57| Comment(0) | TrackBack(0) | 日々雑感