2019年07月24日

ベンチャー育成

 昨日の視察はみなとみらいにある「We Work」を訪問してまいりました。ここは独自の技術やアイデアでベンチャー企業の立ち上げを目指す人や、その技術やアイデアや特許などを自社の製品づくりや新たな事業展開に活かして行こうという企業などが集まっている場所。自由に使える開放的な空間で、新たなシーズや資金や人脈を持った人々が集まり、ご縁を結び、刺激し合い、やがてこの国や世界をリードするようなモノやサービスが生まれて来る。そんな場所です。
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 メイドインジャパンが世界を席巻した時代は過去のこと。今や中国や韓国、シンガポールを始めとする国から次々と新たな技術やモノが生まれ、我が国は世界の急激な経済変化から取り残される危機にあると私は感じています。例えば日本製が姿を消したスマートフォンの製造などはその典型ですよね。
 トヨタも東芝も始まりはベンチャーでした。かつてビクターが作ったVHSや、ソニーが作ったウォークマンがまたたく間に世界の市場を独占した頃のように、私たちの日本が強い経済を取り戻すために、私たちは新たな価値を生み出す種子(シーズ)を見つけ出し、それを育てる努力から始めなければなりません。
 でも、ベンチャーや新たなシーズの掘り出しや育成をすることに「なんで神奈川県がやらなきゃならないの?」「民間に任せておけばいいじゃん」「税金の無駄」というの意見の方もいます。しかし、民間にできないスタートアップや、国では手が届かず埋もれてしまっているものの発掘は、やはり自治体の役目だと私は思っています。

 思えば、バブル経済の崩壊から失われた20年。私たちは落ち込んで行く経済の中でチャレンジする勇気を失い、次世代へつなぐ投資ができずに時を過ごしてしまいました。
 近視眼的にものを考えていてはいけない。今はそういう時だと私は思います。


posted by おさだ at 08:46| Comment(0) | TrackBack(0) | 日々雑感