2019年12月19日

傍目八目

 新聞が書かないのが不思議なくらいですが、昨日の県議会本会議は異様な空気の中で各派の討論が行われました。異様というのは、討論に立った七つの全ての会派が先日の知事の発言を痛烈に批判するという事態になったこと。これはあの津久井やまゆり園の指定管理に関する知事の唐突で根拠があいまいで、関係者への配慮の無い発言に対するものですが、合わせて過日発覚した県の情報が入ったハードディスクの盗難に伴う個人情報の大量流出事件や、入札制度での長期に渡るミス、そして課税の誤り・・など、県政を揺るがすような問題が、ここへ来て一気に吹き上げているといった様相も相まってのことです。

 いったいどうなってしまっているのか・・ともあれ議会は批判したり、猛省を促したり、怒ったり・・という事ばかりの中で、とてもあと味悪く一年の審議を締めくくった形となりました。

 議会の帰りにスーパー銭湯に寄って疲れを癒していると、座敷で将棋を打つ親子の姿がありました。そのときふと、昔新聞で読んだ川柳を思い出しました。

    王よりも車角をかわいがるへぼ将棋
 (注)この親子のことを言っているわけではありません。

 傍目八目(おかめはちもく)なんて言葉もありますが、他人のさす将棋を傍目(はため)に見ていれば八手先まで見えるもの。王将よりも飛車や角を大事にしていたら勝負にはならないけれど、さりとて飛車角の動きは将棋の醍醐味。それを活かせない政治・・いやいや将棋が面白うはずもなく、歩でも桂馬でも、持ち味を活かす差し手こそ強いのでしょうねぇ。
posted by おさだ at 11:21| Comment(0) | TrackBack(0) | 日々雑感