あいかわらず新型コロナウィルスのことですが、中国での感染者が1万3千人を越え、死者も307人。この国の公衆衛生や医療の体制を考えると実態としての感染者はその何倍、何十倍と発生しているのではないかと思えてしまいます。
さて、更なる懸念は世界的な経済への悪影響のことです。多くの国が中国と行き来する飛行機の運行を中断し、中国国内に社員を派遣している企業が社員の引き上げを始めるなど、中国の孤立化が進んでいます。
一方世界の工場と呼ばれる中国は広く工業製品から農林水産物、鉱物資源など、大量な物資を世界に供給しています。また、世界中の人口の2割近くを占める人々が世界中から輸入される物資を消費しているわけで、この生産や消費が滞るようなことになれば、世界の国々の経済が停滞してしまうことになるでしょう。そうなったときの世界中の企業の倒産や失業、貧困といった影響はもしかするとウィルスに感染した人たちのダメージよりも大きくなってしまうのではないでしょうか。
話は変りますが、今日は私の後援会主催による「早春の集い」が午後5時からウィングス海老名にて開催されます。毎年4,5百人の人たちにお集り頂くイベントですが、時下の情勢をふまえれば、多くの人を集めること自体に衛生的なリスクが伴います。ですから、受付にマスクや消毒薬を設置して来場者をお迎えするくらいの事はしなくではいけないかもしれませんね。
でも・・今からマスクを買いに行って・・・お店にあるだろうか・・・。