2020年05月01日

失業率と自殺者数

「長田さん、失業率が1%上がると何人自殺者が増えるか分かりますか?」

 緊急事態宣言の延長が予想されるようになってから、経営者の方々からの悲痛な訴えが寄せられるようになっています。昨日は前年同月比で売り上げが86%下落したという食品卸売業の方、飲食店がクローズすれば仕事はゼロになるという運転代行業の方、そして「営業してもいいんですよね!」と確認される理容業の方などから電話がなりました。
 冒頭の問いかけはそうした方のうちのおひとり。答えに困っている私に「2,300人ですよ」と。我が国の失業率と自殺者数には相関関係があるということは想像のつくところですが、それが1%上がると新たに2300人の人が自殺に追いやられると・・・。続けて言われます。「コロナで何人亡くなっているんですか?」と。言わんとされることはよく分かります。
 自殺だけではないでしょう。倒産、失業、破産、多重債務といったことが増えれば家庭の崩壊、学校の荒れ、犯罪の増加といった連鎖を生むことは、バブルの崩壊やリーマンショックの際に経験したこと。

 昨日の県知事記者会見では、県内の感染者を受け入れる重点医療機関の整備が一段と進むこと。PCRの検査場(検体を採取するドライブスルーなどの施設)も新たに県内に6ヶ所設置すると発表しました。こうした医療体制の強化と、一日も早い利用が望まれる治療薬の承認と引き換えに、経済的な影響の大きな事業分野に対する自粛要請の部分解除とか緩和を行なうべきだと、これは本当に悲痛な叫びを聞きながら思っています。
 もちろん「そんなこととんでもない」という考えの方もいらっしゃるでしょう。ひとまず今日も県庁へ行き、県民の意見がどんなふうに寄せられているか、確認して参ります。

posted by おさだ at 09:07| Comment(0) | TrackBack(0) | 日々雑感