2021年01月12日

寒九の雨

 寒の入りから9日目の雨を「寒九の雨」と言い、いにしえの人々はこの雨を豊作の兆しと見て吉凶を占ったそうです。今の暦で言うと1月の14日頃。日本海側の人たちには申し訳ないほどに日々天候が安定している関東平野ですが、それでも今日明日あたりは雨か雪の予報が出ています。なにしろ大地が乾燥していますから、ここらでひと雨頂ければ、人々の生活にもうるおいが出るのでは・・。なんて、雪国の人からみればやはり贅沢な思いですかね。

 さて、新型ウイルスについて、神奈川県はこれまで行なってきた積極的疫学調査を大幅に縮小し、今後は家族などへ限定するとのこと。これまでは感染者一人一人の聞き取りに多くの時間をかけ、過去二週間遡って濃厚接触したとみられる人を割り出し、連絡を取り、PCR検査をし、そこで陽性になった人の聞き取り調査で過去2週間の・・・という作業を続けて来ましたが、日々の感染者が千人に迫るなかで、やめてしまうのではなく、それができない局面を迎えたということだと思います。そしてその分の労力を発症している人の医療へ向けるということ。緊急事態宣言である程度人の動きにセーブがかけられる中で行なった、県のやむない決断だろうと思います。従って今後は感染者の絶対数に目を向けるのではなく、発症している人の状態や医療体制のひっ迫度合いに視点を移していくことが大事だと思います。

 低温と乾燥はウイルスにとっては生きやすい環境のよう。今の季節は小寒で、これがあと一週間。そのあと寒さも極まる大寒を迎え、これが二週間。これからがまさに正念場。その先に立春が待つ。

posted by おさだ at 09:08| Comment(0) | TrackBack(0) | 日々雑感