2021年08月03日

一般医療の危機

 昨日の議会も遅くまでかかりましたが、緊急事態宣言を受けた予算措置については午後10時ころ可決されました。従来通りのやり方では人流の抑制効果が見込めない中で、どうやって県民に危機意識をもって頂くか、県の情報発信の在り方などが主な論点となりました。

 さて、そうした中で、私の地元にある海老名総合病院で院内クラスターが発生し、新規の外来と入院そして救急患者の受け入れが昨日から停止する事態に陥っています。このページでどこまでお話して良いのか分かりませんので、詳しい事は直接同院のホームページでご確認下さい。
http://ebina.jinai.jp/

 このことについてとても心配なことが二点あります。一つは県央の医療圏で「救命センター」という救急医療の中核を担っていた機能が停止することで、代わりにこれを受け入れる救急体制が組めるかということ。昨日一日は幸いに市内の二つの病院で受け入れて頂けましたが、この二つの病院の体制では受け入れられない重篤な患者の受け入れについては市外の病院との調整が必要と思われ、私も今朝から県の担当者とやり取りをしています。
 もう一つは病院職員が7名感染している点ですが、職員の皆さんはワクチンは接種が済んでいるはずであること。変異型デルタ株の感染力の強さはすでに言われていることですが、感染をブロックするというワクチン本来の効果があまり期待できず、重症化を防ぐという効果にとどまるとすると、今後の感染拡大防止体制は大きな課題を抱えることになります。

 暑い日が続いていますが、熱中症によって救急搬送される方も増えていますし、食中毒なども多くなる季節。さらにRSウイルス感染症がここへきて急増しているなど、救急医療の需要が増す季節です。病院も医療行政も最善を尽くしますが、一番効果があるのは私たち一人一人が感染しないようにすること。
 皆さん、是非危機意識を共有して頂いて、ご協力をお願い致します。

posted by おさだ at 11:36| Comment(0) | TrackBack(0) | 日々雑感