2021年09月30日

そろりと・・

 自民党の新しい総裁も決まり、いよいよ明日から緊急事宣言などの制約が全面的に解除されるという朝。
 今日は県議会本会議を開きます。緊急事態宣言は解除されるものの、感染防止の取り組みは続けなければならない状況の中で、神奈川県としてどういう方策をたてて行くか、話し合うことになります。

 たまっていたストレスが一気に・・ということでしょうか、私のもとにも早速飲み会などの誘いがいくつも入ってきています。なんとか、そろりと元の生活に戻って行くような、うまい算段をしなければいけないな・・と、感じています。

 とにかく議会へ向かいます。

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2021年09月29日

注文

 どうでも良い話ですが、私はラーメンを食べるのが好きで、家系ラーメンやら魚介出汁のラーメンやらよく食べに行きます。それで思うのですが注文の際に麺の固さやスープの脂の量など好みを聞かれることがよくあります。私の感覚ではその店の店主は最も味のバランスが良い状態をいわゆる「普通」ということで出しているのでしょうから、私しとしてはそこに期待して「普通で」とお願いします。でも他のお客さんの様子を見ているとどこの店でもほとんどと言って良いほどの人が「麺固め」を注文されます。あれってなんですかね・・・みんなそんなに固いのが好きなのでしょうか・・きっとよほどちょくちょくこの店に来ていて、自分の好みがはっきりしているか、あるいは麺の茹で時間が待ちきれないとか・・。ただ、初めて入店して店で「固め!」とか「脂多め」とかと注文する人というのは・・どういうことなんですかね・・。
 そういえば私が学生の頃いわゆるうまいラーメン店の草分けだったのが、東京の「ホープ軒」という店でした。そして知る人ぞ知るうますぎるラーメン屋の「がんこ」という店があり、おもてに看板も出さないちょっと変わった店だったのですが、その店では出てきたラーメンに胡椒をかけようとして店主に叱られたことがありました。「一番いい状態で出してんだよ。好みはあるだろうけど、味もみないうちから胡椒なんかかけられたらたまんないね」
 確かに、味もみないうちからラーメンが出てくれば胡椒。蕎麦が出てくれば七味。中には漬物にいきなり醤油をかける人とか、けっこういらっしゃいます。まずは作り手に敬意を表して、出てきたままの味をみてから必要な時にだけ調味料に手を伸ばすようにしたいものです。

 さて、今日は自民党総裁選挙の投票日。私はこれから神奈川県内の党員による投票用紙の開票作業に立ち会います。ラーメンと違って(事実上)日本の総理大臣になる人には、色々と注文をつけたいもの。さしづめ麺(人がら)はやわらかめ。脂(外交)は濃いめ。スープ(財政)は多め。テーブルの上(利権)はきれいに・・。
 でも、なんだかんだ言ってやっぱり「普通」にやっいくれることが一番なのかもしれません。

 とにかく馬鹿なことを書いてないで、横浜の会場へ行ってきます。

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2021年09月27日

つめを焦らずに

 角界から横綱白鵬が引退。
 大リーグエンゼルスの大谷は満塁で打席に立っても敬遠されるというある意味での快挙。
 自民党総裁選は前例にないほどマスコミに取り上げられ、論戦が繰り広げられている。

 新型コロナの話題に辟易としている者にとっては、できればそれ以外の話題に浸っていたい・・そんな気にもなる昨今。ところが、いよいよ緊急事態宣言も解除か・・という話題となれば話は別。政府はどうやら緊急事態宣言もまん延防止措置も対象全域ですべて一気に解除という考えを持っていると先週あたりから盛んに報道されています。しかし神奈川を始め一都三県の知事としては、一気に解除ではなく段階的に「緩和」する方法をとって欲しいと先週末、政府に要望しました。確かに、東京の新宿や横浜、川崎などの繁華街が一気に深夜までの営業を再開して、そこに酔客や接待のスタッフがあふれるようなことになれば、6度目の感染拡大に発展することも充分に予想できます。それに、これまでマスク会食認証制度など、県が飲食店と共に取り組んできた感染防止の取り組みも、一気に解除ではこれまでの努力が水の泡となりかねません。
 ただその一方で、政府もいよいよ財源が底なんではないかな・・とも想像します。まん延防止にしても飲食店への協力金の支払いは続くわけで、そのための原資が確保できるのか。国債などに頼り過ぎれば金余りの状況を生み、経済が過熱しかねません。昨今の株価の高騰は実態の経済とかけ離れすぎていて、私のような者でも気がかりです。
 いずれにせよ明日の政府対策会議で方向が出るでしょうし、県議会もそれに沿って県の予算を補正する準備を進めています。新型コロナ対策に集中するためと言って総裁選への出馬を断念した菅総理の任期が近づく中ですが、ここは焦らずにつめていって欲しいと思います。

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2021年09月24日

新自由主義からの脱却(考)

 自民党員になっている知人から電話があり、「テレビ局から携帯電話に着信があり、総裁選でだれに票を入れるか?と、アンケートされた」と言う。そのテレビ局は彼が党員であることをなぜ知っているのか?あまりにも不思議なことだと思う。

 さて、今日は岸田氏が掲げた「小泉政権以来の新自由主義からの脱却」ということについて考えてみたいのですが、まず新自由主義とは何か、ネットで検索すれば済むことですが、大雑把に言うと行政の規模を縮小して、緊縮財政によって財政を健全化し、規制改革を進めて民間の活力によって経済を立て直そうという考え方だと私は理解しています。バブル景気の崩壊から立ち直れずにいた中で小泉政権がこれを進めましたし、それ以前にはアメリカではレーガンが、イギリスではサッチャーが、その頃日本では中曽根康弘氏も同様の考えでこの政策を進めた経緯があります。
 小泉改革では同時に経済と政治の構造改革を進め、政財界の癒着やしがらみを確かにぶち壊し、今私なども実感するところ、例えば建設業界と政治の癒着のようなものはまったくと言って良いほど見られなくなりました。

 一方、その我が国では、そうした体質の改善は進んだものの、20年以上に渡ってこの新自由主義的政策を続け、次世代経済への積極的な投資が充分に行われなかったことから、経済は縮小し、世界第二の経済大国としての地位もあれよと言う間に中国に抜かれ、すぐ後ろにドイツが迫っているという状況です。かつて、世界を代表する企業50社のうち半数以上を占めていた日本企業はほぼ姿を消し、今や残っているのはトヨタ自動車のみ。
 また、自由主義とは真逆な思想である統制経済を進める中国の経済的な発展はめざましく、政策的な意思決定の速さも経済界の実践も、国民の合意も極めて素早く、そうした点で自由主義陣営はその政策的スピードという点で劣後に立たされていると言えると思います。
 こうした危機感の中で、私たちの国は小泉政権時代から続けてきた緊縮財政を改め、政府による積極的な経済への支援を進めなければならないと考える政治家や識者が増えているのだと思います。
 今回の自民党総裁選挙では、岸田氏と高市氏の主張を聞いているとこうした考え方を持っているものと思われ、私も対中国の経済的対応を考え、またコロナ後の危機管理体制の強化を考えると、今後ははその方向へのシフトが必要であると考えています。

 国の進むべき方向性を決める大きな思想ですので、総裁選を通じて議論が進むことを期待したいと思います。
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2021年09月22日

菅の次は野田?! だった・・過去

 現在神奈川県全域に発出されている緊急事態宣言の期限が今月末。ここのところ感染者数、重症者数ともに減少していることから、すでに来月以降のことが県議会でも話題になっています。今のままの減少傾向が続くならば、それはもう緊急事態宣言を解除して、飲食店でお酒も飲みたいし、秋の行楽シーズンを満喫したいと県民の皆さんお思いのことでしょう。ただ、いきなり全面的な解除はあまりにも危険ですから、まん延防止措置に切り替えながら、様子を見るということになるのだろうと思います。

 今朝の読売川柳
  菅の次野田だったのを思い出し

 菅(すが)の次も野田・・・はちょっと難しい情勢ですが、ここのところ毎日私の事務所に地元の方から電話がかかってきたり、直に事務所にお立ち寄り頂いて自民党総裁選挙の事をお話になる方が数件ずつあります。ちょっと驚いたことにその方たちが推す候補者は例外なく高市早苗氏。

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2021年09月21日

立場の変化

 先週から始まった大相撲は中日を過ぎましたが、昨日は全勝の一人横綱「照ノ富士」に土が付き、後半の混戦が楽しみな展開になりました。最近の角界で私が注目している力士は「豊昇龍」(ほうしょうりゅう)。あの元横綱「朝青龍」の甥っ子というモンゴル出身の力士ですが、小兵ながら足腰が強く、まだ相撲を始めて数年だというのに、叔父さん譲りの負けん気の強い相撲は目を見張るものがあります。今の番付は前頭の筆頭。ただ、行儀の悪いところもまた叔父さん譲りか、先日も取組の後の礼が充分でないと行司に注意される場面も・・。まぁ若いうちは多少荒っぽいのも魅力のうちですけどね。でも朝青龍にしても白鳳にしてもそうですが、ある程度の齢(よわい)を経て、地位を身に付けたらやはり人格も磨いて欲しいもの。

 同じように、経験と立場の変化を前に言動が試されるのが自民党の総裁選。
 「脱原発」にまつわる河野氏の発言が何かと話題を呼んでいますが、放射能の危険を考えれば、原発は「脱」の方向へ持っていくべきだとだれでも考えているだろうと思います。問題は、経済大国の停電しない電力供給を常に維持し、併せてカーボンフリーの目標を維持しながら、どうやって脱原発の歩を進めて行くのか、その目標の掲げ方の違いに他なりません。
 いち議員の立場なら大声で「原発は廃止だ」と叫んでも問題はありません。しかし、総理大臣の立場となれば、言った以上は実現に向けて具体的な方策を立て、法案を提示しなければなりません。そして考えなければならないのは、私たちの国の政治システムは議院内閣制だということ。つまり行政にものを言う国会議員の中から、もの言われる大臣など行政の側のトップを選ぶ仕組みになっていること。ですから、議員から大臣になるにあたっては、立場が180°変わるわけですから、持論があっても主張の仕方を大きく変えなければならないのは当然の事だと思います。

 さて、今日の県議会は一般質問。議員個々が日ごろの議員活動を通じて感じていることや、主張すべきことを表現する貴重な機会です。幸い地方議会は議院内閣制ではなく、議員がいきなり知事や局長に就くことはありませんので、遠慮せずに思いのたけを表現することができます。

 では行ってきます。

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2021年09月18日

人格

 屋根をたたく激しい雨音で目が覚めたのが4時過ぎ。今は7時、ラジオニュースでは「神奈川県海老名市では1時間あたりの雨量が64.5mに達した」と速報しています。皆さん洪水や土砂災害にくれぐれもお気をつけください。

 昨日から始まった自民党の総裁選。全国に自民党の党員は約110万人。この党員による投票が結果を決めると言われていますが、実は党員投票の結果は国会議員による投票が終わるまで公表されない決まりになっています。ですから国会議員の皆さんは党員による投票の結果に左右されずに投票することになります。このあたりが今回は結果をどう左右するのか・・・。

国の安定を求めるなら岸田さん
保守的国家観の確立は高市さん
国民的人気を求めるなら河野さん
福祉と子供政策の野田さん

 といった感じでしょうか。安定も人気も国家観も福祉もみんな大事な政治要素ですが、もう一つ大事なことはその人を中心にどんなチームを組めるか。内閣の要となる官房長官を始めとする閣僚人事。幹事長を始め自民党四役の布陣。総理の仕事の第一は、それをどう組み上げられるかであり、選ばれた人たちが心を一つにして総理を中心に国家運営にあたれるか、ということが最も大事な事だと思います。そういう意味では「人格」と言う要素を重視して一票を投じたいと私は思います。

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2021年09月15日

実れば

 海老名耕地の稲穂がたわわに実を付け、お彼岸も間近になりました。
 こんな風景を見ながら議会に向かえる自分は幸せだと感じます。
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 実ればこうべも垂れ、立場が変われば考えも変わるもの。それを変節と言ってしまえば人は成長できない。自民党の総裁選に対する報道を見ていて、そんな感想を持ちます。

 今日は代表質問三日目。
 県内在住外国人の子どもたちのビザの取得と就労の支援について、私の関心事項が自民党の代表質問で行われます。
 では、行ってきます。
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2021年09月14日

検討

 県議会は今日代表質問二日目。
 今の県議会ですから、質疑はどの会派もコロナ対策がメイン。
 県では最近若者に対して「ワクチン接種を検討してください」と呼び掛けています。ワクチン接種をしてくださいではなく、「検討」してください。というところに私たちの国の人権配慮と・・なんと言いますかその反対のもどかしさのようなものを感じます。

 では今日も行ってきます。
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2021年09月13日

テロとの戦いが遺したもの

 一昨日、9月11日はニューヨークで発生した同時多発テロから20年目の日。昨日はテレビで特集番組が組まれ、アメリカ軍が先月アフガニスタンから撤退したこともあり、「この20年間、テロとの戦いは世界に何を遺したのか・・」と締めくくっていました。
 そのアナウンスを聞いて私の脳裏に浮かんだ答えは「中国」。
 この20年、西側の自由主義陣営がイスラム諸国のテロリズムと向き合っているうちに、中国という統制主義の国を確立させてしまったと私は思うのです。1989年の天安門事件以降、国家主席が訪日するなど、民主化の動きを見せていた中国という国に、我々自由主義の国々がうまく関わって、こちらの枠組みに呼び込むチャンスはあったはずなのですが、ニューヨークでの同時多発テロを機にアメリカだけでなく、ドイツもフランスもイギリスも、そして我が国もタリバン、アルカイダ、ISなどのテロリズムやそれを支援するイラクの存在に目を奪われ、その一方で我々は安い労働力と安い資源に依存を深めるばかりで、中国に対する政治的な部分でのリードを怠ってしまった。その結果が今の中国であり、IT化と共に急激に確立された「China」という統制主義の政治秩序なのだと思います。

 自民党の総裁を決める選挙なら、これからの国際社会で日本がどうやって生き抜いていくべきなのか、そうした事も大いに論じて頂きたいものです。

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2021年09月11日

4千円

 自民党の総裁選は昨日河野太郎氏が出馬表明し、すでにスタートした、と見て良いのではないかと思います。それぞれの方の表明演説を見ていると、まさに「総裁選はいつもこうであって欲しい」と思うほどそれぞれに政策を語り、カラーがにじみ出ていて、見ごたえ、聞きごたえのあるものだと感じます。

 表明順に感想を言うと・・・

 岸田さんは政策において、それを実現できる実績と信憑性は一番。また小泉以来の新自由主義からの脱却という目標は考えるほどに深みのあるイデオロギーだと感じます。ただ、ノートを持ち上げて見せた部分は・・やはり実直な人なんでしょうね、そういうパフォーマンスは似合わない。国のトップは華麗であるより実直であることの方が百倍も大事、無理せず素のままの岸田さんで行って欲しいと思いました。
 高市さんの演説は圧巻で三人の中でも最も内容が濃く、立ち位置のはっきりとしたものでした。とりわけ財政政策においてプライマリーバランスの黒字化凍結を明言したこと、成長戦略についてかなり具体的に言及したことなど、クオリティーの高いものだったと思います。問題は本当にそれができるか?という実績や実力との兼ね合いだと思います。
 河野さんの演説はやはり堂々として、これまで閣僚としての経験が豊富なだけに質疑応答にも安定感を感じました。ただ、演説の内容は若干情緒論的な印象が強く、また原発も天皇制もかつての主張を抑えたことが国民から理解してもらえるか、そこは不安なところです。また国民的な人気が高い分、この先の戦いでは足を引こうとする動きもあるでしょうから言動は慎重に行って欲しいと思います。
 
 総裁選挙は自民党の党員と所属国会議員によって行われます。党員とは、年額4千円の党費を支払って自民党を支えている人々であり、海老名市内に6百人あまり、県内に6万人あまり。そういう人たちが選ぶ選挙だということを考えると、マスコミが世論調査などで導き出している情勢とは必ずしも一致しない答えが出る可能性があります。そして国会議員の皆さんによる投票について思うのは、派閥とか目先の選挙に勝ちやすいとか、そういう事でなく、一人一人の方が自らの国家観に基づいて投票して頂ければ、どんな結果が出ても、国民の皆さんは理解してくれるのだろうと思います。

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2021年09月10日

リモート授業

 昨日の県内感染者は804人。三ケタに落ち着いてきて、いやいやまだまだ安心してはいけないよと思いつつも、やはり個人的には少しホッとしてはいます。でも感染対策はまだまだこれからですね。
 昨日の県の対策会議を受けて今日は本会議を開き、関連予算を審議します。私が担当する文教部門については県立学校における分散登校など、13日以降もこれまでのやり方をそのまま継続する考えだということ。また、新学期以降生徒の感染が急激に増えるとか、クラスターが多発するような事態にはなっていないという報告を受けていますので、学びを守るという観点からもしばらくはこの状態を注意深く続けて行くことが肝要と考えています。

 その学びを守るという点で大切なのがリモートによる授業の充実。そこで一昨日、県立高校で行われているリモート授業についていくつか見学させて頂きました。事前に何枚ものボードを用意し、大事なポイントになるとボードを示して分かりやすく授業実を進める先生がいます。あるいはあらかじめホワイトホードに授業内容を書き込んでおいて、必要な部分を指し示しながら授業を進める先生もいます。そしてひたすら熱血にしゃべり倒す先生もいます。面白かったのは音楽の授業。一人の先生が先生役でピアノを弾き、もう一人の先生が生徒の役になって、先生役の指導に沿って歌唱の授業を進めていました。
 危機の中で先生たちも一生懸命やってくれているんだな・・と、感心させられました。すべての学校のすべての授業でこうしたことが行われているなら、週に一日ないし二日しか登校できない高校生の学びもかなり守られているのだろうな・・・そんな感想を持ちました。

 午後1時、県議会は午前中に提案された議案を関係常任委員会に割り振り、これから審議に入ります。すべての審議を終えて、再び本会議を開いて、各会派の討論を経て採決するのは午後・・・10時くらいかな。
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2021年09月08日

晴耕雨読

 コロナの影響で週末は少し自由になる時間ができました。
 でも、不要不急な外出は自粛。なので、この春亡父から相続した畑を耕して作物を作るのを趣味とすることにしました。夏野菜が終わり、先週末には大根、人参の種をまき、白菜とキャベツの苗を植えました。芽が出たり、葉を広げたり・・日々の変化を見るのがとても楽しみです。
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 今日から県議会は定例会の開会。新型コロナウイルスに関する医療体制の整備やワクチン接種を進めてい頂いている市町村などへの支援など大型の補正予算を審議する予定です。

 では、行って参ります。

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2021年09月07日

剛毅木訥仁に近し

 自民党の総裁選について、甘利代議士が「菅首相がダメだとたたかれた一番の原因が新型コロナウイルスワクチンの迷走と言われ、それで(河野)ワクチン担当相の評価が上がるってどういう構図になっているのか良く分からない」と講演で語ったことが今朝のネットニュースで流れています。言われてみればまさにその通りです。
 一昨日の小欄に上野駅での菅総理の事を書きましたが、同様なことをSNSにアップしたところ多くの書き込みがあり、中には菅氏に対する批判もありました。その内容を見ると多くが政策的なものではなく、テレビ画面を通じて感じる菅氏の地味な印象や発信力の弱さにもとづくものばかり。でもどうでしょうか?私は口の上手い総理大臣。上手に言葉を選び、身振りや表情で思いを巧みに表現する総理大臣。時にはにらめつけるような目つきで対立する国を威嚇する総理大臣。最近はそんな人をトップに戴く国が多くなりましたが、私はそういう人が日本の総理大臣になって欲しいとは思いません。

 巧言令色鮮し仁(こうげんれいしょくすくなしじん)は論語の一節ですが、言葉巧みに人から好かれようと愛想を振りまく人には、誠実な人間が少ないということを意味します。

 確かに菅総理は口下手で言葉が充分でないし、お国訛りも強い。見た目も地味だし、緊急事態が続く中、この一年ほとんど休むこともできず疲れていることでしょう、目にも力が無くなり、私も心配していました。でも、実際に菅氏と会って対話をしてみれば、その気力の強さや仕事に対する情熱の強さに圧倒されます。

 剛毅木訥仁に近し(ごうきぼくとつじんにちかし) 無口で朴訥だけど芯の強いひと。そんな人を私は信じたいと思います。自民党も目先の人気だけで新しい総裁を選ばないで欲しい。かつて小泉人気にあやかり・・やがて政権を失った歴史に学ぶべきではないでしょうか。

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2021年09月05日

変わり身の早さに・・

「すげー、ごはんもケチャップ入ってる!」
 思わずそう言ってしまったんですよね・・。子供の頃、海老名の農村地帯で生まれ育った私の家のオムライスは白いご飯に卵焼きをまいてケチャップをかけただけのものでした。ところが友達の家に行ってごちそうになったオムライスは中身まで赤かったものですからびっくりして、すげーと言ってしまって・・すごく恥ずかしかったなぁ・・。
 妻が作ったオムライスを食べながらふと、そんなことを思い出した週末です。

 辛い事があると、秘書を車に待たせてしばらく上野駅の構内に姿を消すことがあったという菅さん。東北からやって来る列車のホームを見つめながら、集団就職で秋田から上京して来た日の事を思い出し、涙をこらえて決意を新たにしていたそうです。
 退陣を決めた朝を総理はどんな気持ちで迎えているのだろう・・。
 一年前にはこぞって菅人気に乗った国会議員の皆さん、今はその変わり身の早さに、地元として菅総理を支えてきた私たち神奈川の県会議員たちは、割り切れない思いがまだまだ続きそうです。
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2021年09月04日

ただただ残念

 さすがに今日ばかりは・・・ああです、こうでしたと評論家のように語る気にはなれません。菅総理の退陣のこと。
 ただただ残念。

 昨日は神奈川の自民党幹部が緊急に集まり、今日も様々な会合が持たれますが、とにかく菅総理は来る総選挙で同志のみんなが勝つために、ということを考えて自ら身を引く決意をしたのですから、その思いに報いるためには神奈川県内18の選挙区すべてで当選を勝ち取る以外にないじゃないかと、そのことを私は訴えています。

 昨日まで、菅総理では選挙を戦えないなどと言っていた国会議員には「そんなことを言う前に自分の選挙区は自分で汗をかいて守れ」と言ってやりたいところですが。

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2021年09月03日

捻じ曲げ

 まったくマスコミってのは悪意なもので・・・「首相のおひざ元の自民党神奈川県連は総裁選で菅さんを応援しないと幹事長が発言した」とニュースを流したけれど、まったくここまでやるんですか?!という捻じ曲げた内容。
 自民党神奈川県連の土井幹事長は前回菅さんが圧勝した総裁選でも同じことを言っていましたが「自民党の県連組織としては、特定の人を応援するようなことはしない」と、選挙の公正を保つために実に当然のことを言っているだけのこと。それを百も承知の記者が、あたかも首相の地元の自民党組織が菅さんを見放したようなニュースにしたてて流すのだから、これはひどいものだと思います。

 とにかく、今の世論は自民党にとっても菅内閣にとっても大変厳しい状況にあることは間違いないし、マスコミもそれを煽るような報道が続くでしょう。でも、現在の国際情勢を考えても、コロナ後の経済政策を考えても、今自民党が政権から陥落するようなことがあってはなりません。とりわけ自民党の国会議員の皆さんには自戒して欲しいのですが、かつて自民党が政権の座を失ったときは必ず自民党内に深い亀裂が入り、自民党の議員が集団で党を飛び出して新党を作っています。細川護熙氏が作った日本新党のとき、小沢一郎氏や鳩山某、渡辺なんとかさんが作った新進党とかみんなの党とか・・もう名前も思い出せないような政党の数々。こうした現象が起きた時に自民党は自壊してきたのだから、今大事なことは結束すること。総裁選での政策論争はおおいに結構。でも自民党は自民党として結束し離反者を出さない事。これだけはお願いしたい事です。

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2021年09月01日

眞子さまご結婚へ

 眞子さまご結婚へ・・と今朝のおめでたいニュース。会うこともできないまま思いをつなげてきたお二人の愛の深さにジンと来るものがあります。しかも皇室としての儀式は行わず、国からの一時金を受け取らず、これまで皇室で育ってきた眞子さまが、一般人となってアメリカで暮らすという。せめて国民として何かお祝いをしてあげる方法はないものか・・と、そんな気にさせられます。だって、本人たちとは関係のない事で週刊誌のネタにされ、翻弄されてきた二人のこれまでのことを思ったら、このままじゃあまりにも可哀そうな気がして。

 でも、そっとしておいてあげるのが一番なのかもしれませんね。

 今日県議会は議会運営委員会。来週から始まる第三回定例会の準備に入ります。
 では行ってきます。
おさだ進治 長田進治
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